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あなたに一番冷たいのは 自分の魅力を認めない あなた自身かもしれない

「気が弱いから直したい」「気が強いから直したい」と
みんな“ないものねだり”する。
そうすれば、人生はうまくいくと思って。
でも、そうじゃないよ。
そのまま直さずに受け入れるほうが、ずっとうまくいくよ。

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 もしもあなたが、何かにつけて引っ込み思案な自分を、「それではうまくいかない」と内心責めていたら……。

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 引っ込み思案な自分って、内気で、はにかみやで、冒険をしたがらない自分のことですか? それは、自分なりのやり方を見つけるのに慎重なだけだと思います。
 だから、自分を責めるのは大間違い! 心は責められると言うことをきかなくなります。それでうまくいかなくなるんです。

 あなたがまわりにあおられず、最適なタイミングとやり方で動き出すようにすれば、きっとうまくいきますよ。

 それには “自分を応援する気持ち”が不可欠です。どんなときも心がほしがっているものを忘れないでいてください。
 心が求めているのは、あなたの励まし。
 励まされた心は、責められたときとはまるで違う反応をし、「よし、課題をクリアしよう」「何回でもチャレンジしよう」と勇気を奮います。
 
 引っ込み思案とは『内気で、はにかみやで、慎重』という個性のひとつで、個性は“魅力の代名詞”なのです。自分の個性が魅力として表れるのを妨げないようにしましょう。

 あなたのどんな部分も、「どうやって隠そうか」じゃなくて「どうやって生かそうか」と考えてみて。自分を否定しないことが何より大事だから。
 そう思って自分を応援すれば、あなたならではの魅力が自然にかもし出され、心は波に乗って物事をちゃんとうまく運んでくれますよ。 


          ★ 著書『ひとりで抱えこまないで』(幻冬舎)より★

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