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2024年4月21日 神話が崩壊しつつあり今ほど政治が面白い時代はないと思うのですがなかなか伝わりません

政治評論が読まれなくなっています。YouTubeなどで乱暴な政治言論が飛び交う一方で話題についてゆけなくなった人が「今の日本の状況はそんなに悪いはずはない」と目を背けるようになってきました。また自分の収入に関係がない問題に興味を持っても仕方ないと考えている人も増えているようです。が、今まで強固だと思われていた物語の崩壊は誰の目にも明らかになっていて、みんなでそれを「見なかったことにしょう」というゲームが進行中です。これはなかなかおもしろいと思うのですが、その面白さや滑稽さがなかなか伝わりません。

まず東京15区ですが一部の過激な候補のおかげで大混乱しているようです。かつてあった自民党が壊れたら次の政党でという図式が消えつつあるんでしょうね。

次に第三次世界大戦級の危機が神話を守りたい人々によってかろうじて防がれたという話を書きました。ブログの方にはTBSの「報道特集」の話を加えたのですが、彼らは丁寧に取材しているだけに「何が見たくないのか」がより鮮明に浮かび上がってきます。

これとは全く別に「海上自衛隊のヘリコプターが2機墜落した」という事故のニュースが入ってきました。別々の基地に所属していたそうですから整備士の問題とは考えられませんし、毎日哨戒飛行しているでしょうから機種特有の問題ではない可能性が高いわけですよね。ですが「海上自衛隊は他国の影響は考えにくい」と主張しているそうです。単に兆候がないだけですから「捕捉できていない活動」があったのかもしれないですし、さまざまな基地で同じようなことが起きている可能性もある。

最後にQuoraではアルゼンチンの事例について触れました。政治が完全に破綻したアルゼンチンでは強烈な物価高に合わせる形で通貨の正常化が図られています。そしてそれに合わせて政治家の給料が170%アップしました。政治が責任を果たさなくなった世界ではこういうことが起きるわけですが「政治が間違えるはずはない」と考える日本人はこういう世界をまだ知らないんだろうなあ思います。


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