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    リブセンスにかかわる人が、日々をつれづれ描いていくマガジンです。

最近の記事

たちどまって、考える

仕事ということに限りませんが、ちょっとぼんやりしていると、なにやら惰性になったり、単純作業になったりする、そんな「くりかえし」というものは、日常に潜んでいる気がします。 そんなとき、思い切って手を止めたり、カフェインを摂取したり、ぜんぜん違うことをしてリフレッシュするのが、自分流の向き合い方なんですが、「お仕事」だとかんたんに止めたり、リフレッシュできないことも少なくありません。 宮崎オフィスでは、そろそろ暮れとなるこの秋、ちょっとオフィスを飛び出して、「くりかえし」を見

    • 中の人。セッション

      リブセンス本社では、発表者が「本当に難しい」話をするランチ勉強会、通称「ほんむず」があります。 「中の人。セッション」はここ宮崎支社で、「ほんむず」にインスパイアを受けて生まれた、ランチトーク・セッションです。 9月から装いも新たに『2ND_SEASON』が始まり、今日で3回目となります。 今回、阪本さんに「マジシャン」の中の人、のお話を実演を交えていただきました。 学生時代からマジシャンに憧れ、大学時代にはもうストリートで日銭を得ていたというだけあって、トークも技もまさに

      • 読書のためのトーク・セッション

        リブセンスの昼休みは、本社の多彩な企画は有名ですが、宮崎でもお昼休みには、いくつかの企画があります。 読書のためのトーク・セッションは、「読書の秘訣カード」を用いた本をテーマにした交流会です。というと、お堅いですが、まぁ要するに本テーマ縛りの「サイコロトーク」のようなものです。 本の読み方、なんて皆いっしょだろうとおもっていたのですが、思った以上に十人十色な読み方があって、新鮮な発見があります。読む場所も違うし、読んでいる時間帯も違えば、おすすめの本だって当然違うのです。

        • 夏到来

          宮崎は、朝から溶けるような日差しです。 ランチの帰り道、氷屋さんに行列ができていました。 暑いので、道を挟んだところで皆待っていました。 帰り道にアイスを買って帰ろう。そう思いました。

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          鯖味噌とグランジ

          大学時代の友人が開いた定食屋「マツボクリ食堂」は、すっかりランチの行きつけになってきた。 一人でもふらりと入れる定食屋がコンセプトにあるとはいっていたが、13時台のツレが少ないときでも、何の抵抗もなく入れるし、女性のひとりメシにもよく出くわす。 週に2~3度程度だが、いつもの定番メニューを食べて、なんてことない話を友だちと交わして、また職場へと戻ってくる。 店までは少し歩くのだが、そのぼんやりとお腹をすかせて(あるいはちょうどいい満腹感で)歩く時間も、大切なルーティンのような

          鯖味噌とグランジ

          4月のことば

          新年度、桜舞うこの季節になると、いつも決まって思い出す言葉があります。 「4月は勤め人の正月、なんだよ」 年度という概念は、明治時代にイギリスの会計年度に倣って4月としたとされていますが、ここまで長く浸透すると、染み付いた時節感になっていると思います。 そして、働き始めて長くなると、この言葉はより含蓄を増してくる気がします。 クォーター区切りのリブセンスに来て、年度の感覚は大分薄れてしまいましたが、出会いと別れの多いこの季節、「1Qの終わり」という名であっても、その感覚

          4月のことば

          南国

           南国宮崎、とセットで呼ばれることが多いような気がしますが、事実上の南国である沖縄は別格として、南国高知、南国鹿児島と南国を名乗る県は割とある気がします。  それは、観光戦略的ななにかなのかもしれませんが、ある種のパッケージビジュアルのようなものだと思っていて、この季節は雪こそ降らないものの個人的にはとても寒くて嫌ですし、冬生まれだからといって快適に過ごせるわけでもありません。どこが南国なんだ、と思うことのほうが多いものです。  ステレオタイプなイメージのせいなのか、世間

          宮崎駅前商店街

          最近、友だちの定食屋ができたこともあって、通称「駅前商店街」(愛称は、あみーろーど)に足を運ぶことが多くなりました。 宮崎市内にも商店街はありますが、「駅前」は20年前夏祭りの手伝いをしたり、古いゲームがたくさんあったゲームセンターに、よく遊びに行ったりしていた思い出があります。 昔はアーケードがあって、商店街然としていたこの通りも、アーケードがなくなり、タイル調だった道も変わって、昔ほど主張しない空間になったなぁと思います。 「商店街」という塊で見えなくなったというか

          宮崎駅前商店街

          マツボクリ食堂

          先週、友人が小さな定食屋をはじめました。 ラグビーを愛好し、化学を専攻していた彼は、このまま化学の教師になるのかなと、大学1年当時話していたことをぼんやり覚えています。 そんな彼は、大学のそばのイタリアンレストランで料理に目覚め、何店もの飲食店アルバイトをこなしてから、イタリアに料理修行に2年、ドイツで2年と過ごし、帰国してからは地元のホテルで料理人として働いていました。 そんな彼が選んだジャンルは「定食」、昔から意外性の人だったので驚きというよりはむしろ、彼らしいなと思えま

          マツボクリ食堂

          ひとまわり

          最近「Learn Better」という本を読み終えました。普段あまり内省的にならないのですが、内容がことごとく、自分の歩みと重なって、ちょっと自分を省みる機会となりました。 https://www.amazon.co.jp/dp/4862762581/ 全般を通して「学びを科学する」内容ですが、認知心理系のトピックからはもう20年ぐらい離れていて、苦手な英論文を四苦八苦して読もうとしていたことを思い出しつつも、消えていた記憶が埋まっていく感覚を覚えました。 自由教育という、

          ひとまわり

          うどん部

          いつから始めたのかはっきりしませんが、うどん部の活動は、もう1年以上は続いている気がします。 部を名乗ってはいますが、何人かでうどん屋「にし平」に月イチ食べに行って、なんてことない話をしながら食べる、というだけの集まりです。 思えば、香川出身のMさんが、この店に定期的に食べに行ってると話していて、一緒に行きましょうがきっかけだったように思います。 本格的な讃岐うどんの食べられるこの店は、宮崎ではあまりお目にかかれない「こしのある麺」が特徴で、看板の讃岐天などは(Mさんいわく

          うどん部

          coffee and...

          僕の座席は、うしろにウォーターサーバー、横に自販機と、実に飲料に困らないところにあります。 そんな場所だけに、砂漠のオアシスみたいに、いろんなオフィスの顔ぶれが訪れるのをながめることができて、ちょっとした名物猫駅長みたいな気分を味わえます。 先日、いつもブラックコーヒーしか飲まないMくんが、珍しく緑茶を選んでいました。 「いや、ゴトウさん。あたたかいのが入ると緑茶が飲みたくなるんですよ」 「それはわかるねぇ。そういえば、いつのまにかあたたかいのがあるね」 宮崎は、いつ間

          coffee and...

          交差点にて

          宮崎オフィスは交差点近くにあるのですが、先日朝信号待ちをしていると、さっと現れた自転車に乗ったサラリーマン風の男性に声をかけられました。 「先輩じゃないですか!おはようございます」 5年ぶりだったろうか、そこにいたのは大学の後輩で、すこし髪に白いものも混じってきたりしていて、なんだかずいぶん歳月がたったように錯覚してしまいました。 もちろん通勤中だし、ほんの数秒に満たない出来事だったんですが、このオフィスの窓際から眺めるこの交差点、思い返すと前職の上司やらよく交流していた華

          交差点にて