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ねこかぶりせんせいnoteを始める。


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はじめに

Twitterで活動を始めてから
およそ3ヶ月経ちました。

開始したばかりのツイートです。

今だから白状しますが、


オリンピック効果
狙ってツイート
をしたのです。

「みてくれる人
多くなるのでは?」


という安直な
考え…。

学生の頃から
Twitterは利用していましたが、


そのアカウントに
いいねがつくことは
まれです。

いいねがつくコツ
なんて知りません。

ですが、今は
有名人でもない
わたしが、現在


以下のような
いいねが100以上つく反響をいただいて
おります。



「猫をかぶったままではいられない」

そう感じた後から
発信を続けて
参りました。

活動を始める前のわたしは
人と関わるのが怖く、
誰かと会話をした
その夜は


「もしかして、あの言葉
良くなかったのかな…
もしかして、もしかして」


まずは湯船で第一弾の反省会
そして布団の中で第二弾の反省会

一から会話内容を思い出し
ダメ出しをし続ける。

そんな毎日でした。

もやもや


そんなわたしが
何がきっかけで

活動を始めたのか。

どう変化したのか。

をより詳しく
お伝えしたいな
と思いnoteにしました。


ぞうぞ
お付き合いください。


あだ名は「〇〇」!?人間関係につまづいた小学生


人間関係のトラウマの始まり…
それは小学生の頃からなんです。

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同級生が見ている
テレビに全く興味がなくて、
話についていけない。


あいのりって?
のりの仲間かな?美味しい?

運動も好きでしたが、
1人で本を読んでいたり、
ぼーっと何かを考えたり…


気がついたら変なやつ扱い。


好きなピンクの服を着て登校したら
「お前がなんでピンクなんか着てるんだよ」
と言われたので、


何も言えず
地味な色を着るようになりました。


そうしたらすかさず
あだ名は「黒豚」になりました。

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トイレから帰ると
持ち物がゴミ箱に入っており、


行方不明になっていた
上履きはボロ雑巾のように
なっていました。


仲間ハズレにされることも
よくありました。

滅多に声をかけられなかったけれど
「好きな人教えてよ」
と聞かれた時は嬉しくて、


素直に答えたら
名前を挙げた人物がいじめの対象
になってしまいました。


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友達を作りたくて
幼馴染に促されるまま、


わたしの家族のこと
自分のこと
を話してみました。


しかし、あろうことか


幼馴染が裏
おひれをつけて周りに
話をしていたんです。

「ひふみの家は英語を話している、
海外に親戚がいる。
学校経営者の一族でボンボンらしい」

さらには
クラスのいじめっ子と
交換日記
をしている始末。

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いくら否定しても
「本当のことだから、
隠そうとしているんだ!」

とさらにあたりが激しく
もう誰も信じたくありませんでした。


なぜなら
幼馴染は3歳から一緒で

家族ぐるみでBBQをしたり
同じ習い事をしたりしていて

疑いもなく
仲が良い
と思っていたから。

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それでもその幼馴染とは
同じ高校に入学し、
同じ部活に入ってきたので、

今もグループLINEで
連絡は取る間柄。

数年経って、うわべだけは
平然のように振る舞うことが
できるようになっていましたが

根本的なわたしの気持ちは
変わりませんでした。

わたしに
人間関係のトラウマを
植えつけにきたとしか
思えない存在

だったので当然です。

そんな経緯もあり、
私は嫌われないために


自分を作るように
なってしまいました。

家の外に
居場所はなく、
母にもかなり心配されました。


しかし
嫌われたら終わり
という思考に囚われていた私は、


嫌がらせをしてくる人に
「嫌だ」と言えません
でした。


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ただ、高校の友人から
誘われて始めたTwitterでは
少しだけ自分らしさを開示できました。

友人とはTwitter上で
ペンネームで呼び合う仲。

そのおかげもあって
お互いやりやすく
本音で話すことができたんです。

大学でできた友達とも
あだ名で呼ばれることで
楽しく合唱に専念できました。

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「ペンネーム」という
鎧をまとえば、なんとか
人と関わることができたのです。


教員になる!!でも猫かぶり

人と関わることに恐れを
感じているわたしですが
教育の仕事を目指したのです。

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私自身、家の外に居場所のない
子どもでした。


裏を返せば、
家には居場所があったので
なんとかここまで
過ごすことができました。


私は家に居場所があったから
救われたけれど、
もしなかったら・・・。

「毎日通う学校が居心地の
良い場所になったらいいな」

とそんな思いから
教育への道を進むことを
決めたのです。


そこから10年後。
無事に教員になることが
できました。

私が勤めているのは
定時制の教育困難校です。
7年前から講師として
勤務しています。

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発達に凸凹があるため、
集団が怖く教室の前で
シクシク泣き始めてしまう生徒や
黒板を書き写すことができない生徒。

貧困のため、長時間アルバイトをし
家計を支えている生徒。


さまざまな事情で、
なかなか学びに向かえません。


中にはそんな自分が嫌で、
「勉強しても意味ないよ」
不登校になってしまう生徒。

さまざまな困難を抱える生徒と
ともに過ごしています。

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社会人になってからも
猫をかぶっておけば
なんとかなる、
と思い


勤め始めは
時間講師だったこともあり

「どうせお昼までしか勤務しないのだから、
猫かぶりはバレないだろう」


愛想笑いを続けながら、
自分の思ったことを言わずに
仕事をしていました。

ところがある日、上司から
「ひふみさんって猫かぶってるよな。
それさえなければもっといい先生になれるよ」

と言われました。

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思わず赤面してしまいました。
ズバリ、見抜かれていました。


もしかしたら、
今まで猫かぶっていることに
気がついている人はいたのかもしれません。

人と関わろうとすると頭の中で

「何やっても豚って言われる。
あそこでクスクス笑っているのは
わたしのことを笑っているに
違いないし…」


「あの人も親しくなろうとは
思わなかったのではないか。」


「わたしと一緒にいる
メリットなんて何もないから…」


などという言葉が駆け巡っていました。

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いや、自分が心を
開かないことがそもそも
人間関係を
辛く苦しいものに
しているのではないか。


自分らしくいようとしたら
攻撃されたという
嫌な記憶に囚われ
人と深く関わることを
やめてしまった。


このままでは人生を
楽しく過ごすことはできない。
変わらなくては・・・


教員の仕事をしている最中、
猫かぶりを改善しようと
行動を開始しました。

猫かぶり先生担任になる。


2020年3月、校長先生に


「ひふみ先生、
この学校に来て長いのだから
担任やってみないか?」


と声をかけられ、


「もっと教員の仕事を
深く知ることができる
チャンスだ!!」


と思い、すぐさまOKをしました。

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世界を覆う未知のウイルス
との戦いが始まった
まさにその時、

1年生の担任になり、2週間。
その事件が起きました。

管理職の先生から

「ひふみ先生、
県外の警察から連絡があって・・・」
と。


「まさか、こんなすぐに
クラスの生徒が
警察のお世話になるだなんて…」

驚きました。

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この生徒は
入学式予行に
金髪・ピアス。

今後問題行動を
起こすかもしれないから


学年でよく
目を光らせておこうと
話し合いをしたばかりでした。


学年主任とともに
何があったのか
と話を聞いていく中で、


その生徒が言った
忘れられない言葉があります。


「俺には居場所がない。
仕方がないから駅のベンチで
時間を潰していたら、

ご飯を奢るからって
少し上の人に声をかけられた。

その後も面倒をみてくれたんで
ついて行った。
だからこんなことになったんだ」


その瞬間私の心が叫びました。

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「私は居場所を作るために
働きたかったはず。
何やってるの!!!???」

そう思った瞬間に出てくるのは言い訳、

「非正規だしな・・・」


非正規とはいえ、
フルタイムで働ています。
日々の業務に追われ


「疲れたな」
「授業の準備終わってないよ」


初心を忘れ、
家に帰ればぐったり…。

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7年のうちに職員数が削減され、
業務も増えています。

そして年度末になれば、
来年も働けるのかどうか
分からない不安に
襲われる毎日。


気がつけばそろそろ30代。
将来のことを何も考えられず、


「居場所を作る」
と言う夢も叶えられず、


時間が過ぎて
行ってしまうのは嫌です。


今やっていることがあるから
周囲に合わせて
「居場所を作る」
という思いには
蓋をしている現状。

どうせ一度の人生
夢を追いたい。

その為には猫かぶりをどうにか
辞めなくてはならない。

猫かぶりをやめようと
もがいてみたのです。

猫かぶりを改善したいのに、

自分自身に向けても
愛想笑い、本心を隠している…

本当にどうにかしないといけない。

決心

猫かぶりを改善しようと、もがくけれど…

なんとかなんとか改善しようと
自分なりに考えた結果、
行ったのは


小学校の時から
引きずっていた嫌な思い出と、
とにかく向き合うこと
でした。


過去にあった嫌なことがあった
当時の光景、


誰に何を言われたのかなどを
鮮明に思い出そうとし、


繰り返しては具合が
悪くなりました。

いじめのニュースや
嫌味を言われた時など
刺激を受けるたびに


嫌な記憶を思い出しては
自分の心を痛めつけていました。

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向き合うことが大切だと
思っていたけれど
全然ダメだ…

では、

「人と関わることを
もっとしなくてはならないのではないか」

と思い
話したことのない同僚、
生徒と関わろうとしました。

話し方が気持ち悪いから
嫌われるのではないかと考え
話し方を改善する本を読み


いざ実践!

そんな中でまたしても強烈な一言

「ひふみ先生ってコミュ障ですよね」

何がいけないのだろう…
模索の日々でした。


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この苦しさは
どこから来るのか…

性格か?
周りの人間か?
とにかく調べて調べて…


「アダルトチルドレン」
「HSP」
「INFP」

当てはまることが
続々見つかりました。

ひふみ、〇〇に出会う。

そんな中で
ひとつの本に出会いました。

嫌われたくない私が
『嫌われる勇気』
という本を手に取ったのです。

アドラーとの出会いです。

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立ち止まって
いた時の思考は、


「自分はこんなことを
した、された
過去の嫌なことは
全てトラウマ。


わたしの不幸は、
過去のトラウマのせいだ。


同じ場面に
遭遇したくないから
人と深く関わるのは
やめよう」


こう記憶を
繋いでいくと


いつまで経っても
回復に向かうことは
できません。


「自分はこんなことを
した、された…」


でも、今は…


「過去に引きずられて
今の自分を
嫌いになっていた。


過去の経験は
確かに今のわたしに
影響しているけれど、

わたしの人生を
決めているわけではない。


自分がどう生きるかは
自分自身で決めていい。」


と思考のあり方を
変えていくことにしました。



自分を丸ごと
好きになったのです。


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変な話に聞こえるかもしれません。
今の自分と
過去の自分は


違うけれど
同じわたし自身です。

自分を好きになると
どんな良いことがあるのか。


自分を嫌う人のことが
あまり気にならなく
なりました。

ねこかぶりを改善しようと
過去と向き合っても
うまくいかなかったのは


過去の自分も含めて
自分であること

今の自分をもっと
大切にしてあげること

そしてそれが


将来の自分に
繋がっていること


理解していなかった
からです。


「過去を後悔しなくていい。
未来に怯えなくていい。
そんなところを見るのではなく
いまこの時に集中しなさい。」



アドラー
この言葉に
ハッとさせられました。


前に進めず、
どこか居心地の悪さを
感じていたのは、


「いまこの時」
を見ていなかった
のです。

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自分の中で
今の状態を
理解したあと、


過去のことを
どう解釈するかによって


自分の進むべき道が
見えてくるようになりました。

本の言う通りに行動してみました。

過去は過去
現在は現在

を意識し
割り切って考えられるように
なってきました。

確かに今でも嫌な思いは
し続けています。


このnoteを書きながらも
途中、具合が悪くなりました。


トラウマ幼馴染がいなければ

少し違った
学校生活が
あったかもしれません。

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でもそれは過去のこと、


「居場所を作りたい」
この夢を与えてくれた立役者


とも言えるのではないかと
考えるようになりました。


自分で自分につけた

「人間関係でつまずき
嫌われないように自分作ってる人」

と言うレッテルをはがし

「人間関係でつまづいたけれど
今の自分を大切にしている人」

と言う人間に変わったのです。


 
教員の道に
進んだことは
後悔していません。


猫かぶりはいずれは
バレること


そして
本来自分がやろうと
思っていたこと


思い出させてくれた
場所です。



「人間関係でつまづいたけれど
今の自分を大切にしている人」

になったら自身の抱えている
問題を冷静に見ることが
できるようになりました。


例えば、
わたしの話し方・表情が
相手に気持ち悪い印象を
与えていたのは


太っているから、
美人ではないから
という容姿ではなく


親しくしようとしているのに、
嫌われないよう顔色を
必要以上に
伺っていたからです。


気がついたことでさらに…

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嫌われないように行動
しかし、これは誰にも
好かれない行動でした。


気がついた後は
次のステップに進むため


教育に関わる仕事を
探すために
電話が苦手なのに、


zoomで顔出しで
初対面の人と
転職面談をしたり

声をかけるのが怖かったのに、
自分の力で稼ごうと
努力している仲間に
出会えたり

新しい仲間を得る
ことができました。

10年間
知らず知らずのうちに
精神的にしがみついて
しまった友人に


「どうせわたしなんか…と
鬱々とした気持ちを
繰り返しぶつけててごめん」

と謝ったり

そして
ここまで見守ってくれた
家族に改めて感謝を
伝えることができました。


「人間関係でつまずき
嫌われないように自分作ってる人」


のままであったら、
あり得ないほどの行動力です。


これからのわたし

名称未設定のデザイン

「人間関係でつまづいたけれど
今の自分を大切にしている人」

に変化したわたしは

「ねこかぶりから
抜け出させるせんせい」

として
同じように困っている人を
導きたいと
発信を始めました。


わたしも気を抜くと
猫をかぶってしまいます。


長い間知らない間に
私を覆ってくれた


『猫』


とはなかなか離れることが
できないんです。


気まぐれで
帰ってきてしまいます。


なんとも
憎たらしいけれど


いかにも猫らしいなぁ
とも感じています。


…と言うことで
実のところ
私もまだ困っています。

ですが少し前のわたし
であったら

新しい環境になったり
新しい人と接っしたり
するたびに


極度の緊張で
顔が真っ赤になり
ものを取り落とし
うまく言葉が出てこない
ことの方が多かった
ですが

今はだいぶマシ
なってきました。

緊張のあまり
ものを落とすことは
になりました。



わたしの全身に
まとわりついている

「猫」


前に行かせまいとしていた
大きな化け猫
に見えていましたが、

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今は
もしかしたら
身を守ろうとしたときに


一緒に戦ってくれているのでは
と捉えるようになりました。


猫が暴れないように
猫に噛まれないように
うまくなだめて、


隣で心安らかに
寝息をたてて
寝ていてほしい…

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隣でと思ってしまうのは
私の一部と感じている
からなのでしょうか?



私は、
様々な人物の言動や
本から学びを得ました。


皆様には
ここで得たことを
還元
します。


大切な今を
見失わないように

夢が
見えなくならないように


一歩踏み出しましょう。


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自分の人生なのに、毎日反省会をして緊張感が解けない猫かぶりの方必見。

少しでも日常でリラックスできるようなヒントを配信します(^^)


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