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中学生のスピーチ・挨拶文の書き方 (現役の中学校生徒会長の極意)

今月の目標:4記事(これで3つ目)

どうも!Hifumi Yamakawa(山川一二三・ペンネーム)現役の中学生です。
読んで頂きありがとうございます!

生徒会長の挨拶は恐らく就任演説に始まり、
学校行事の挨拶がメインになると思います。
僕自身、2期1年を務めている生徒会長であり、
ある程度の場数を踏んだ人です。

さて、新しく会長になったり、○○実行委員の代表挨拶がある…
何を喋ろう…と思っている人もいると思います。

そこで「中学生のスピーチ・挨拶文の書き方」


を解説します!

※学校によって風土やしきたりが違うと思います。
 ここで紹介する書き方には、
 挨拶の後で生徒指導の先生に怒られる可能性のあるもの、
 そもそも原稿チェックで止められるものもあります。


1.肝要は冒頭

 例えば、生徒会選挙で当選して就任の挨拶をするとしましょう。

「9月より生徒会長を務めさせていただきます、山川一二三です。
 今回の選挙でのご投票ありがとうございました。
 皆さんから託された一票を決して忘…」

はい、カット。個人的にはこれはアウトです。
会長をする人間の言うことではありません。

僕の就任挨拶の冒頭

「真っ白い紙。○○(学校名)の新しい歴史を描く
 真っ白い紙が私たちにあります。」

皆さんいかがでしょうか。
僕自身、はじめて考えたときは前者でした。
その原稿を担当の先生に見せた時の反応です。

「こんな文章は誰にでも書ける。山川の言葉で、
 山川にしか書けない文章が欲しい。」

ちなみにこの挨拶、なかなか反響があったのですが、
教養のある生徒には「計画はすべて白紙なのか」と言われました⤵⤵

 挨拶文は最初が大切です。冒頭の5秒でその後の数分が変わってきます。
具体的には「キャッチーな言葉」で始めるといいです。

個人的NGワード:皆さん、(呼びかけ)
         この度~

この二つは避けたほうがいいですね。

個人的推奨ワード:「私は今、~です。」
         「真っ白い紙。」「煌めき。」のような単文節体言止め
         「さあ」や「とうとう」、「再び、」など 中二病ワード
         

聞き手が「おっ」と思うような(見方を変えれば「はぁ?」と思うような)
言葉を選んだほうが興味を持ってくれるでしょう。

[参考] 時候の挨拶 系統
 僕は使ったことはないですね。卒業式には必須ですが、
それ以外の挨拶には冒頭に使う必要はないでしょう。
冒頭の他に季節感を入れるのならOKかと。


2.バリエーション豊かな中間部分

 いわゆる本文のところです。文章構成のセンスがいります。

「皆さんに少し聞いてみましょう」と挙手させたり、
有名人の言葉を引用したり、
舞台の脇に座っている、生徒会役員に話を振ったり、

出来そうなことはたくさんあります。
また、冒頭で聴衆の心を掴んだら、あとは淡々と喋るというのもあり。

オリジナリティを出しましょう。


3.難しいのは締め方

 おわりの部分というものは、中間部分との兼ね合いがあるので、
結構難しいです。突然話が飛躍する締め方になることもしばしば。

おすすめは二通りです。

「皆さん頑張りましょう」とか「これからもよろしくお願いします。」
などベターにいくのが一つ。

もう一つは、決め台詞で締めることです。
僕だったら、「前進せよ!」という言葉を使っています。
目標や夢に向かって進め!という意味ですが、

このような自分の決め台詞を考えて使うということも良し。
生徒会選挙のスローガンを兼ねて使うとなお良し。

4.まとめ

 はじめ 聞き手に印象づける喋りだしを。
  ↓
  なか   自分のオリジナリティを出そう。
  ↓
 おわり ベターにいくか、決め台詞を放つか。

です!


今回の記事は参考になりましたか?
人によって書き方は様々だと思います。
意見などあればコメントで。

それでは皆さんさよーなら!

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