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ヒフミヨイという名

数年に1回、「君の名は…!?」なんて聞かれることがある
ヒフミヨイという名前について書き記しておこうと思います。

由来は「ひーふーみよーいつ(むーななやー…)」の数え歌です。

かれこれ20年ほど前、○素(zeroso)という劇団を立ち上げた時、主宰・作演出
(+ちょっと出演)をしていた頃につけた名前です。その時の表記はヒフミ宵でした。劇団名の〇は漢数字のゼロで、ヒフミ宵を続けてつづると012345。

数字と言葉を掛け合わせた記号のようなものが好きなのです。

その後、イラストを描く際(十数年前、フリーランスになる前)に、宵は読みづらいかと思って、ヒフミヨイになりました。

入籍後の本名よりも長いつき合いの名前です。

縁起がよすぎる

名づけた後に知ったのですが、「ひふみよい」から始まる、ひふみ祝詞というものがあるのですね。「あいうえお」や「いろは歌」のように、47音を一字ずつ使った歌だそうす。(Eテレの「にほんごであそぼ」でも見かけたことがあります。)
ざっくりいうと一生懸命やれば嫌なことは去るよというような内容なようで、何やら唱えると縁起がいいらしい。

縁起がよすぎて畏れ多く、あまつさえ神道系の祝詞のようで、私めには「ゆる仏道」という拙著があるので、矛盾というか神仏習合…!?……改名しようか頭をよぎりました。

しかし、お取引先に改めて周知するのも混乱しそうだし、開業申請もインボイス登録もヒフミヨイという屋号で出していて変えるのが大変面倒で、改名しないでおります。ヒフミという名を気に入ってますしね。

色々なヒフミヨイ・ひふみよ

他にもエゴサーチ(?)すると、色んな「ヒフミヨイ」が出てきます。

ヒフミヨイ農園さんのお酒「日風水酔」はぜひ飲んでみたい。和束茶屋 山甚さんのヒフミヨイというバームクーヘンも食べてみたい。
あと、OZworldの「Hey Siri, ヒフミヨイ」という歌や、カタカムナ…。

「い」を抜かして「ひふみよ」にすると他にも色々。
小沢健二さんのオフィシャルサイト名がひふみよ。他にも会社名や詩集、おもちゃなどなど…。
(私は奇数や5が好きなこともあり、「ひふみよ」はなんで4で止めたんだろう、リズム的に?と素朴な疑問が湧きますが)ひらがな表記もほっこりかわいいなあ。

偶然にも、というか、昔からあるシンプルで記号的・根本的なものは様々に派生しやすいと思いますが、同じ歌や名前が色々ありますね。
私ヒフミヨイの名前の由来は、子どもの頃から慣れ親しんだ数え歌です。

なお、メールの冒頭などでは「ヒフミです」と、ヒフミを苗字のように名乗っており、「ヒフミさん」と呼ばれます。

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