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ホメオシタシス(恒常性維持機能)をぶち破れ!

1.常に一定を望む

脳の機能でホメオシタシス(恒常性維持機能)がある。この機能は常に一定を保とうと働きかける。わかりやすい例で言えば血圧、脈拍、心拍数などだろう。

これは外部からも影響される。外部からというのは例えば行き慣れない場所で初めて会う人に会うと血圧、脈拍、心拍数が上がった経験は誰にだってあるだろう。

つまりどういうことかと言うと内的な要因と外的な要因とがあり、それぞれに起因するということになる。

2.内的な要因

・運動
・勉強(必要な情報収集)

になる。まず運動は一番わかりやすい。自分で体を動かし今までの一定以上より上回ることになればホメオシタシスは破壊される。

トレーニングの理論で私が推奨している斬新性の向上がある。斬新性の向上・・・トレーニングの効果を得るためには、既に持っている能力を刺激できる負荷でなければなりません。その刺激でき得る負荷以上(過負荷)でトレーニングを続けることにより、効果が表れます。

つまり、楽な負荷でやっても意味はなく、ある程度きつい負荷でないと効果は表れないということだ。

このように前回よりも少しだけキツいトレーニングをおこなえばホメオシタシスが破壊され更新されることになる。そうすることで体は強くなっていく。

勉強(必要な情報収集)も同じ理論が当てはまる。いつもと同じ量をしていたのでは残念ながら最適化でしかなくなりそれは学びではない。

学びの本質とは分からなかったことが分かることにある。つまり、新しい情報収集を繰り返すことで脳のホメオシタシスが更新され思考力が上がっていくのである。

結局はやらなかったことをやる、知らなかったことを知るということがホメオシタシスを打ち破る手段になる。

3.外的な要因

・新しい場所
・新しい人
・新しいこと

外的な要因とはこの3つになる。すべては新しいことになり経験に起因している。

新しい場所にいけば見たことない風景が自分の目に、肌に、耳に、入ってくる。つまり五感で感じることが大切で、これは動画では賄えない。

五感で感じることで強烈にインストールされ脳のホメオシタシスを打ち破る。

新しい人も大切だ。なんていっても私の好きな幕末の志士吉田松陰や坂本龍馬も『人に会う』ために日本列島を飛脚のようになって行脚していた。

人に会うことによってその人の考えやエネルギーを感じとることができる。別にスピリチュアルは否定派なんだが、私なんかは心療内科精神科で患者様をみるようになってたしかに第六感を感じる能力が鍛えられた。

人のエネルギーや生気というやつかもしれないが。とにかく新しい人に会うことも脳のホメオシタシスを打ち破る。

新しいことは手軽にできやすいだろう。なんだっていい。twitterでつぶやくのもいいし、Facebookを発信するのでも筋トレをするのでもいい。

ただし一定期間は続けよう。そうすることで今までにはない刺激が入ってきて習慣が変わり脳のホメオシタシスを打ち破ることになる。一般的には3週間と言われているので是非試してみて欲しい。

4.相互リンク

これまで内的と外的の両方とも説明してきたが、相互にリンクしていることがお分かりだろうか?人と会って会話をしたら新しい情報収集になるだろうし、それまでに歩いて新しい場所にいくかもしれない。

このように相互リンクしているのが日常なのだ。だから決して分けて考えるのではなく2つを連動させてホメオシタシスを打ち破ろう!そうすれば新しい世界が見えてくる。

5.ホメオシタシスを味方につける

ここまでの話しを聞いても『お話しはわかりますが一歩を踏み出す勇気がありません。』という声が聞こえることもわかっている。

しかし、ホメオシタシスを打ち破ること以外に人生は変えようがない。私は別に今のまま、そのままでいいっていう人に書いてるわけではないし少しでも変わっていきたい人に文章を届けている。

少しでも変わりたいなら、今までよりも『ほんの少しだけ』負荷を加えていこう。新しいことが苦手なら新しい情報に触れよう。勉強が嫌いなら運動の負荷を増やそう。ってな具合に臨機応変でいいんじゃないか。そうすることでホメオシタシスが味方になってくる。

それくらいなら誰にだってできる。

大丈夫だ!

私はあなたを応援してます。

2019.05.12. ホメオシタシスを打ち破れ!

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