前章でいかにして幸福ホルモンである「セロトニン」にまでたどり着くことが重要かを書いた。ここではなぜ筋トレとHSTメソッドのセロトニン経路までへの違いを書いていく。

その前に軽くおさらい

・ノルアドレナリンとは・・・いわゆる交感神経優位な状態。血圧や心拍数が上がり、体を臨戦態勢にする。

・ドーパミンとは・・・ドーパミンは一言で言えば多幸感を味わえる快楽物質

・セロトニンとは・・・別名 幸せホルモン。血管拡張など眠る前のように気持ちいい感覚になる。いわゆる副交感神経優位状態。

1.通常の筋トレ

通常の筋トレは緊張に緊張を重ねる。これは筋トレによる辛さ痛さが引き起こすセロトニン経路になる。

経路としてはノルアドレナリン→ドーパミン→セロトニンという経路となる。

これだと体への負担が大きいのはお分かりだろうか。ノルアドレナリンはかなり興奮しないと出てこない物質。

これの意味するところは「かなり」やる気を出して筋トレに挑まなければこの経路は築けないということだ。

ある意味で筋トレをガンガンやるボディビルダーのようなハードな人はこの経路を求めて筋トレをやっている可能性が高い。

それほどハードにできるならそうすればいい。しかし、ほとんどの人がそこまではハードにできないだろう。

2.辛さも痛さも

さっきも書いたようにこの経路を使うには興奮→辛さ痛さ→快感→多幸感である。

つまり、辛さ痛さも必要になるということだ。ハードなトレーニングがやみつきになるのはこの経路だからだ。

でも筋トレだけではなく、通常の仕事や業務でも同じことが言える。負荷をかけられ辛さ痛さがあったとしても家にかえれば多幸感がくる。これを仕事の場合は「しっかりやった感」かもしれないが。

しかし、この頑張りかたはいつまでも続かない。何よりも興奮するモチベーションがいつまでも続くはずなんかない。

もし、あなたが当てはまるなら、是非とも頑張らずにそれよりも別の方法を探してみてほしい。

3.HSTメソッド

まず、はじめに言わせていただくとHSTメソッドは通常の筋トレとは180度違う。

なぜならノルアドレナリン（興奮）を必要としないからだ。

結果から言えばドーパミン→セロトニンという得てしてリラックス・気持ちよくなる・多幸感だけが残る。という不思議な現象がおこる。

だからこそ、このメソッドは特殊なのだ。

私はこのオリジナルメソッドのおかげで心療内科に通うクライアントから大会優勝者まで幅広い人々の目標達成へ導き続けている。

そのため、ほぼすべてのクライアントからトレーニング終了後に「気持ちよかった〜」という声をいただいている。

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