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神経伝達物質

私たちの身体には様々な神経がありとあらゆるところに、そう身体の隅々まで神経が通っている。

その神経を伝達させるのが体性神経系である。

体性神経は、中枢神経系(脳)から脊柱へと伝わり身体の隅々まで行き渡る。行き渡るときに微粒な電流が流れて身体は動かすことができる。

今までは中枢神経系(脳)からしか身体を動かすことはできないと言われてきたのだが、最近の研究で明らかになったのは体性神経系から中枢神経系(脳)もあるということである。

まぁ、そのことはさておいてもこの身体を動かすときや、脳を動かすときに人は神経伝達物質が流れるといわれる。

・ドーパミン

快楽や喜びをもたらし、やる気を高める一方、過剰になると自分を制御しにくくなる

・ノルアドレナリン

不快感や怒りをもたらす神経伝達物質をもたらす不快の神経。過剰になると攻撃的になり、不足すると無気力になる

・セロトニン

ドーパミンとノルアドレナリンのバランスを調整し、落ちつきとリラックスをもたらす

この3つが代表的な物質である。

究極に言ってしまえば、どんな時でもこの中のどの物質が今の自分に優位なのかを考えるのかも感情コントロールにはおおいに役立つ。この神経伝達物質があなたの脳に働きかける。

ドーパミン・・・快楽や喜び、やる気を高める。

ノルアドレナリン・・・不快感や怒り、不快感が高まる。

・セロトニン・・・落ち着きとリラックスを与える。

このような働きがある。ここでわかることはノルアドレナリン回路はなるべくなら使わないほうがいいということだろう。

なぜなら不快感や怒りがつのり募ってから、セロトニンが出る。

よほどのうつっぽさや、怒りなどがないとこの物質からセロトニンへと移行はしない。

例えば、仕事が嫌なのに続けられているのだったらこの神経回路の可能性大だし、痛いし辛いのに続けていることがあったりするのだったら、やはりこの神経回路が可能性大である。

逆にドーパミンは俗に言う快楽物質だからできればこの回路を使用してセロトニンをたどり着きたい。この回路は生理的に気持ちいいこと(食事、睡眠、SEX)以外にも反応することが知られている。

それが新しいことだったり、なにかを達成したことだったり、尊敬する誰かに認められることだったり。

とにもかくにも私達人間にはこのような神経伝達物質が存在し、私達をある意味では支配している。その支配から解き放つためにもまずは「知る」ことからはじまる


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