【デザインができるまで】ヘッダーデザイン〜行列のできるヘッダー屋さん編〜

きっかけは、ひょんなことから

ラッコ好きデザイナーのたるみーです!

先日、このようなツイートを見かけました。

Twitterのヘッダー作成をはじめて6ヶ月ちょっとにも関わらず、制作依頼が殺到しているみかみんさん。実績はなんと30件超え!
そのみかみんさんのデザインの師匠ともいえるいちげ氏さんのツイート。

みかみんさんがヘッダー制作をはじめた初期の作品について、以前を懐かしむようにリツイートされていました。

「へぇー、みかみんさんにもこんな時代があったんだ〜。それにしても半年も経たずにこんだけレベルアップしてるのすごいな〜」

わたしは画像をながめながら、みかみんさんの成長速度にただただ感心していました。

しかし、ふと気づきます。

「あれ? みかみんさんって肩書きには行列のできるヘッダー屋さんと書いているけれど、自分のヘッダーには反映されてないな」

▼みかみんさんの当時のヘッダー画像はこちら


これに気づいたわたしは、こう考えました。

「もしかすると沢山の依頼に追われて、自分のヘッダーに手をつけられていないんじゃないだろうか」

自分のことって、どうしても後回しになってしまいがちですよね。お客さんのことを第一に考えるみかみんさんにとっては、なおさらのこと。

であれば! 

わたしがみかみんさんのヘッダーを作ればいいんじゃないか!

思い立ったわたしは、すぐにみかみんさんにこんなツイートを送ります。


自分のデザインは客観的に見れないことがあるから他者に依頼した方がいいこともある

という意見を口実に(しかもいちげ氏さんの受け売り)、ハッシュタグにてお仕事くださいとメンションしました!

図々しいにもほどがありますよね笑

すると次の瞬間、すぐに返信がありました!

まさかの即快諾!
(こうやってすぐに返信・決断して下さるところも人気の秘訣だと思います)

こうしてわたしは、あっという間に行列のできるヘッダー屋さんのヘッダーを作ることになったのです!

行列のできるヘッダー屋さんのヘッダーを作る重圧

みかみんさんのヘッダーをデザインすることが決まって、喜びにひたっていたのも束の間。わたしはすぐに冷静になります。

行列のできるヘッダー職人のヘッダーを作るのって、かなり難しいのでは…

勢いでお仕事をもらったのはいいけれど、実績の多いヘッダー職人の顔であるヘッダーを作るのはかなりのプレッシャーです。
適当なデザインをしては、相手のイメージを悪くしてしまいかねません。

わたしは不安を抱えながらも、「やるしかない!」という気持ちと、難しいことにチャレンジするやりがいをチャンスと捉え、制作を開始しました。

コンセプトは依頼したくなる親しみやすさ

みかみんさんからの依頼内容はこちら

文言:行列の出来るヘッダー屋さん
画像イメージ:行列が出来てる感じ(写真は恥ずかしいのでなしの方向で)
補足:たるみーさんの得意な方向性でお願い出来ればと思ってます。

この内容を回答いただく前に、
「みかみんさんはアイコンに写真を使用していてさわやかだからヘッダーにも写真を使おう」
と自分の中で決めていたのですが、写真は控えたいとのこと。

行列が出来ているビジュアルイラストがメインとなることは決定事項なので、それをどのような雰囲気にするのかを考えました。

行列といっても、様々な種類がありす。

・イラストのタッチ
・行列はアップか引きか
・奥行きは必要か

などの条件を決め、最適なものを導いていきます。

その際に大事になるのは、ヘッダーを新しくすることでどういう効果を与えられるかという点です。

今回の場合、一番の目的はやはり見た人が依頼したくなることです。

そして、みかみんさんが今まで数多くの実績を重ねられている理由はなんだろうと考えたとき、

みかみんさんの親しみやすさ・さわやかさ・誠実さというキーワードが浮かび上がってきました。

これらのことから

・イラストのタッチ
親しみやすさ→やわらかいタッチ・線なし
・行列はアップか引きか

誠実さ→引きで全体を見せる
・奥行きは必要か
さわやかさ→不要(横一列)

+スパイスとしてワクワク感楽しさを加えることで方向性が定まりました。
さわやかさを表現するために夏の青空を描くこともここで決めています。

▼以上を踏まえたラフ画像
上には行列を思考錯誤している形跡があります。

ビジュアル化の方法

デザインの方向性が決まったので、一度ざっくりビジュアル化してみます。

このとき、私はGoogle検索をよく用います。(デザインの本をながめることもあります)

というのも、何もせずにぼーっと考えているだけでは、いつまでたってもイメージが浮かんで来ないからです。

また、今の時代完全にオリジナルなものなどありません。わたしは世の中にある殆どのものが何かを参考にし、それを編集したものだと割り切っているので、まずは積極的に参考となる資料をかき集めます。

今回の場合だと

「行列 イラスト」
「人 イラスト」
「街並み 日本 一本道」
「夏 青空」

などと検索し、頭の中のイメージを膨らませました。
建物や風景、人の一部を組み合わせて形にしていきます。

こうして一番はじめにざっくりと出来上がったものがこちら。

ここから見た目の修正をし、ある程度納得のいくものになったので、みかみんさんにデザイン確認をお願いしました。

▼そのときの画像がこちら

「おおおおおお!!!!めっちゃいいいい!!!!!!^_^んんんんんんn」
「最高です!お願いします!!」

内心ドキドキしていましたが、みかみんさんから好意的な反応をいただきました。気に入っていただけたようで、わたしはほっと胸をなで下ろしました。

ここからはイラストを描き下ろし、画像の質を上げていきます。

▼みかみんさんに提案するまでの調整過程


デザイン作業途中で浮かんだアイデア

晴れてデザインが定まったので、行列のできるイラストを描き下ろしていきます。様々な職種や性格の人たちを、服装や仕草を変えて描き進めます。

そんな中、
「なんかもっと面白いことできないかな」
という考えが、ずっとわたしの頭の片隅にありました。

そして数人のイラストを描いたところで、こんなことを思いつきました。

これまで実際に、みかみんさんがヘッダーを手がけた人たちを登場させたら面白いんじゃないか

行列に並ぶのは、みかみんさんのクライアントさん。
現実とヘッダーの融合。
みかみんさんの"つながり"に、より一層深みを与えることができる。

そう確信した私は、すぐさまイラストを描き直しました。
みかみんさんのポートフォリオ集やTwitterを見て、クライアントさんのアイコンや写真、イラストを描き起こします。

こうして実際にクライアントさんをヘッダーに登場させることで、ヘッダーにストーリーが生まれました。

その他にも
・クライアントさんが自分を見つけることでコミュニケーションが活性化する
・見る人が自分が知っている人がいないか探す楽しみがある

という効果も期待できそうです。

デザインの最終調整

再度みかみんさんに確認をし、方向性の了承をいただいたので、イラストを描き上げます。

そして全体のバランスを調整し、デザインを仕上げていきました。

・背景の建物をカラーにするか線にするか迷ったが、文字を目立たせるために線に。
・文字の囲み枠やフチはさわやかさや親しみやすさを出すために"なし"に。
・画面に物足りなさを感じたため、イラストを水彩風に。(親しみやすさも考慮)
・左スペースが空いていたため、コピーを挿入。

▼完成までの修正過程

▼最終デザイン

おおお!めっちゃよいーーー!!!!ありがとう!!!

みかみんさんにも満足していただき、無事納品することができました!

ヘッダー公開後の反応

おかげさまで沢山の方に見ていただき、うれしい感想をいただいております!

そして、クライアントさんとの数々のやりとりも!

これらを見て、終始ニヤニヤしている現状です笑!

これがあるからデザインは好きなんだよなあ。
時間はかかりましたが、頑張ってよかったです!

おわりに

今回は「行列のできるヘッダー屋さんのヘッダーデザインができるまで」を紹介しました。

自分のデザイン制作の過程をアウトプットすることで、様々な気づきがありました。また、少しでもみなさんの制作の参考になればうれしいです!

最後に、今回突然の申し出を快く受けて下さったみかみんさん。
そしてイラスト描かせていただいたクライアントのみなさん。
本当にありがとうございました。

行列のできるヘッダー屋さん「みかみんさん」のTwitterはこちら

写真の使い方や配置が素敵で私も参考にさせていただいています!
今も依頼が絶えないようですが、気になる方はお問い合わせを。

そしてわたくし、たるみーのポートフォリオはこちら
ビビッと来た方は、どしどしご連絡下さい!

ご依頼、おまちしております。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

お読みいただきありがとうございます! サポートいただいたものは、デザイン制作に役立てたいと思います!(^_^)

わーい!ありがとうございます!
12

たるみー

デザインができるまで【で?ザイン】

様々なデザインができるまでの制作過程を発信するマガジンです。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。