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これからの地域づくり

まだ今年も2か月と20日ほど残っていますが、2021年はコロナによって昨年以上に我慢を強いられた年であったと思います。多くの方がこれまでの生活様式を考えなおし、見直しを強いられながらもそれぞれの場所で禍が過ぎ去ることをじっと待っています。

その収束が訪れた後に待っているのは大きな喜びを感じることができるしょう。経済、社会、文化などありとあらゆる規制が解除されたとき、今までを取り返そうとする動きがでてくるでしょう。

悪夢の過去を忘れさり人々は喜び、叫び、歌い踊ることでしょう。

だが、この禍の中で失ったものが全て取り返せるでしょうか。

禍は人々の理性を失なわせ、孤独の中で精神的にも疲弊した人々を追い詰め、分断やつながりの断絶を生んだ。これはすでに希薄化した社会をさらに追い込み決定的な孤立を生み出したのではないかと思います。

私が危惧するのはこの決定的な孤立を誰がどうやってリカバーするのかということである。

そもそも孤立している人間はつながりが弱く見つけることは困難である。どうにかして見つけようとしても見つけづらいものである。

社会全体が孤立化したような場合だれがその状況を変えるには地域住民の気づく必要がある。

つぎに住民が考えることは誰がアクションを起こすかという主体の問題がでてくる。

これまで困った時は行政に頼めた。しかし、本格的な人口減少社会に入るなかで、税収の落ち込み、多様化する課題、人手不足が重なりことは容易に予測できます。行政に頼み続けることが可能とは思えません。これからは新たなマインドセットが必要です。

思考を巡らせ地域を見回し、外に目を向けアンテナを張って、多くの住民が関わり自ら出した答えこそが唯一の正解ではないでしょうか。

多くの地域で気づきが生まれ正解を見つけより良い地域が生まれることが私の願いです。

一方でそのような取り組みが遅れた地域で取り残されてしまう人たちが出てくることへの懸念があります。

ここからは私の住む地域の話です。

私の住んでいる地域にはそれぞれ2つの小中学校があり、人口は24,163人が暮らしています。高齢化率は人口24,163人で高齢化率は35.4%日本の平均29.1%ですからやや先をいっています。ただし私の住むブロックで言いますと、ざっくりですが一気に50%を超えてきます。まさに今、日本の最先端社会課題の現場にいます。

このブロックで起こっていることをかいつまんでお話しします。

「住んでいるのかいないのかわからない」住民自身が管理組合や自治会への個人情報を渡すことを拒むことで居住実態がまったく掴めないことで重大な体調の変化に気づけず最終的に孤独死が発生しました。

町内会を手伝えないのでやめていく高齢者 共助の主体となるべきの町内会を足が不自由で動けないのでやめてしまう高齢者がいる。

かまってほしくない高齢者がいる 人との関わりを持ちたくない人も一定数いて、見守られることを嫌う(高齢者扱いするな)。

福祉サービスに通っている方はより一層地域との関わりがなくなる。

多くの高齢者が買い物支援サービスを利用している

こどもをあまり見ない 当たり前ですが。

高齢者がいなくなり新しい住民が入っても交流がない。

数ヶ月ぶりに人と話をした人がいた

以上

このように地域で何も活動行わないと知らない住民がただ同じ地域に住んでいる「だけ」という状況がこれから多くの地域でも起こっていくのではないでしょうか。

関係性が失われ、地域でのつながりが急激に減少し、地域外社会とのつながりが多い地域。

そこに残された人はさらに孤立化を深めています。

繋がりがなくなり人が減少する空き家増えていくスポンジ型社会

スポンジ型社会の隙間に入ってくるものは何でしょう。

その隙間をやさしさと人のつながりで埋めていく社会の実現を私は願っています。

そして私もその実現に向けサポーターに一人として応援していきたい。


エリアコミュニティサポーター 東山 博計



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