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音は見て肌で感じられる!?音が聞こえないミュージシャンの音楽の楽しみ方

ハイサイ!
パーソナルボイストレーナーの比嘉です!
前回の記事『ピッチ練習の強い味方!プロも使っているオススメアプリ!!』で視覚的に音取りすることの重要性を書きましたが、今回は視覚と触覚で演奏をするミュージシャンについて書いていきます。
これを記事で新しい曲やジャンルを開拓するだけでなく、他にも音楽の楽しみ方があるということ知って貰えれば幸いです。

1.聴覚失ったシンガーマンディー・ハーベイ

まずはこの動画を見てみて下さい↓

いかがでしょうか?
とても音が聴こえていないとは思えない圧巻なパフォーマンス!
そして私が注目してほしいのが、演奏だけでなく演奏前のインタビューです!

2.導き出した歌う方法

彼女はインタビューの中で「思い出しながら自分の抑揚を信じてチューナーを用いた」と答えています。
おそらくギターチューナーを使って一つ一つキーを確認し、これまで培ってきた歌の筋肉の使い方を確認していったんだと思います。
実際に彼女は普通に言語を話すことが出来ています。
これも日頃からどういう筋肉を使って話すのかを身体が覚えているからだと思います。
そう考えると、日頃からボイストレーニングで身体を使い方を理解し体現するという作業は重要なことだと言えますね。

また彼女は歌う時にリズムと音律を感じる為に靴を脱いでいると言っています。
これはドラムやベースのリズムを振動で感じ、音律はベースの振動で感じているのだと思います。
そうすることでグルーブを感じ、メロディーを外さず歌えるんですね。

3.他にもいる音が聞こえないミュージシャン

振動でリズムを感じて演奏するミュージシャンは他にもいます。
パーカッショニストのエヴェリン・グレニーさんは12歳のときにほとんど耳が聞こえなくなったそうです。
ただ彼女も身体で振動を捉えて演奏しているそうです。

実際の演奏動画がこちらです↓

凄くないですか!?
とても音が聞こえていないとは思えないリズム感!
以下に自分が耳だけに頼って音楽をしているか思い知らされました!
そして、まだまだ音楽の楽しみ方があるなと音楽に対するモチベーションが上がりました!

4.まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はボイトレ的な話しというより、根本的に音楽の楽しみ方って何だろうと思い書いてみました。

日頃曲を歌うに当たって「新しい曲に挑戦する」「もっと他のジャンルやアーティストを聴いて見聞を広める」というのは、これはこれでめちゃくちゃ大事なことではあるんですが、耳だけで音楽を聴くのではなく、目や肌で聴けばもっと音楽が楽しくなると思い紹介させて貰いました。

彼女たちは、音が聞こえないというミュージシャンとしては困難な壁を強いられましたが、音を見て、音を肌で感じるという別の道を切り開いたことによって、より音楽を楽しんでいると感じました。

私はボイトレするときは、自分の歌をピッチモニターやアナライザーで視覚的に分析したり、アーティストの歌を聴いて「こういう声を出すには、どこを響かせたらいいのだろう」と顔や首、頭、胸などを触って分析しています。
そうすることで、自分の声に対する理解が深まって楽しいです。

それでは、今回はここまで。
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コメントを頂ければできる限り実現していこうと思っていますので、よろしくお願いします!

それでは目標に向かって皆さん邁進していきましょう!

チバリヨー!

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