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人生に影響を与えた曲 ~在るべき形~

はい、ボイストレーナーのヒガです。
今回はボイトレの話しではなく、僕の人生に影響を与えた曲についてお話ししようかと思います。
将来に漠然とした不安を感じているの方に読んで頂ければと思います。
早速、これが僕の人生に影響を与えた一曲です↓
『在るべき形』/UVERworld

この曲は『0 CHOIR』というUVERworldの8枚目のオリジナルアルバムに収録されている曲なんですけど、僕が26歳の時に脱サラして好きな事で生きて行く決意のキッカケになった曲です。

当時僕は入社5年目のサラリーマンでした。
仕事もだいぶ慣れてきて、自分で考え行動し結果を出すことを求められる立ち位置にいました。
業務は介護職向けソフトウェアの営業と保守サポートをしており、同じ歳の相方と一緒に最初は小さかった売上も毎年業績を伸ばし、上司からも認められてきたので、「このままいけば出世するんだろうな」と思っていました。

ただ、僕は出世というものに全く興味がなかった。。。

とりあえず「世間的に正社員で働くっていいことだし身内も安心させられる。仕事も日々いろんな事が起きて飽きない」と思って働いてました。
そもそも就職したのも奨学金の支払いが理由で、営業マンになったのも大学でやっていた職業適正テストで営業が向いていると結果があったから。
特にやりたいこともなかったので、とりあえず向いている仕事に就いたんです。

ただ就職して5年も経つと希望の業務に取りかかれてはいるけれども、どこか会社という鳥かごの中で与えられたいくつかの餌を選んで食べているような感覚が芽生え始め、「この仕事をあと5年続けられるのか?」と自問した時、正直「やりたくない」と思いました。

「なぜ仕事は充実しているのに、5年後はやりたくないと思ったのか?」
「仮に転職したとしても、また同じような感覚に襲われるんじゃないか」と25歳の頃は日々そういうものが頭の片隅にありました。

そんな中、繁忙期で日々の業務に忙殺させている時、通勤途中の車内で流れてきたのが、『在るべき形』。
この曲のフレーズ

誰が僕のこの未来に 絶望していたとしても
自分自身が終わってないかどうかだろう 在るべき形へ

このフレーズが流れてきた時、「本当は向いている仕事じゃなくて、やりたい仕事がしたいんだ」と言うことに気がついたんです。
与えられた餌じゃなくて、鳥かごから飛び出して自分の力で餌を取りたい。
そういうものが自分の潜在意識の中にあったんですね。

そして、何日か考えて出した答えがボイストレーナーという職業だったんです。

いかがでしたでしょうか?
あんまり個人的な趣味志向は普段書かないんですけど、最近20代半ばくらいの方と話する機会が多く、皆将来に漠然とした不安を抱えている方が多く見られたので今回こういう記事を書いてみました。
ただ勘違いしてほしくないのは、僕は以前勤めていた職場には本当に感謝しています。
あの会社で勤めた5年間がなければ、今の自分はないと自信を持って言えます。
ただ自分の人生に責任が負えるのは、会社でも家族でもなく、ただ自分自身だけだということ。

『在るべき形』という曲はそういうことを教えてくれました。
聴いたことない方は、是非聴いてみて下さい。

それでは、また!

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