テレビ局などに頼らずとも、誰でも個人で動画配信できる時代になりました。

駆け出しの俳優女優・アイドルなど芸能界を目指す人にとって、絶好のアピールツールです。

個人の性格にもよりますが積極的に配信していいでしょう。

お金を貰えるサイトもあります。頑張ればバイトを減らすことも可能です。空いた時間を芸能活動に費やすこともできます。

ですが、気をつけないと、配信だけでなく、芸能活動の方にも影響を及ぼすことがあります。

個人情報がばれないようにする

配信中、うっかり住所をバラさないようにしましょう。

口で言わないにしても、部屋の様子を写しただけで、間取りや設備からマンション名や部屋番号まで特定されるケースだってあります。

雷の報告や選挙カーの音から地域が特定されることも。

配信中に「あ、いま雷鳴った！」と思わず言ったら、気象庁が出しているデータから現在雷のなっている時点を調べ、地域が特定されてしまいます。

「〇〇〇〇に清き一票を！」なんて外から選挙カーの音が入ってきたら、その候補が出馬している選挙区や選挙活動予定などから、あなたの住んでる地域が特定されます。

”住所まではバレてないからOK”ではありません。

駅とかで出待ちされることがあります。

特に女性はもしそんなことになったら、おちおち芸能活動なんてできません。

レッスンや稽古にも身が入らないでしょう。

十分注意しましょう。

投げ銭の見返りに応えすぎない

投げ銭やギフトの見返りを要求されることもあります。

「ギフト上げたんだから、もっと僕（私）のことを贔屓してよ」

のようなことです。

お金とは厄介なものです。

受け取るとその人のために何かしてあげないといけないという心理が働きます。これを返報性の原理といいます。

返報性の原理によって、ファンによって態度が違ったりしたら、他のファンから不満がでます。

何より、あくまでお客さんとして接したいのに、やたら馴れ馴れしく絡まれたら、精神衛生的に良くありません。

「でもお金もらったから・・・」

そんなふうに考えてはいけません。

配信で受け取ったお金は、あくまで”配信の対価”と割り切りましょう。

時には毅然な態度をとることも大切です。

どうしても申し訳ない気持ちになるなら、ちょっとしたお返しでいいでしょう。

3000円以上ギフトくれた人にグッズを差し上げます。とかでいいのです。

ルールを作ることで気が楽になると思います。

配信ばかりやって芸能活動を疎かしない

配信でお金を稼ぐことばかりに夢中になり、舞台に出たりステージに出たりする気が薄くならないようにしましょう。

配信はあくまで芸能活動のためだったはずです。

もともとの目標は何だったのかを見失わずに！