見出し画像

元作詞家の「オヤジになって尚更にイイなぁ…って思う曲 ④」

♬ 月のあかり

桑名正博

 この方が既に故人であるというのが何故か実感として湧きません。映像を観ても今だに元気で活躍されている感じが致します。

 桑名氏には二通りのイメージがあります。一つはカーリー・ヘアーに派手な装いで〝♬ セクシャルバイオレットNo.1〟を唄うロッカー。もう一つは椅子に腰掛けて渋くギターを弾き語るブルース・アーティスト。何れにせよ伝説エピソードを多く持つ、破天荒に見えて実は気のいい大阪の兄貴といった感じの方でした。あの沢山の人が見送る中、棺を乗せたリンカーンが御堂筋を走る光景は強く印象に残っています。

 今回取り挙げるのは大阪で「桑名正博と言えばコレ」という程、氏を象徴するカラオケの定番曲〝♬ 月のあかり〟です。ブレイクする以前に書かれたこの楽曲、元はシングル曲ではなくアルバム〝テキーラ・ムーン〟に収録されたものでした。

1978年 RCAレコード

 部屋を出て行く男が女に別れを告げる哀愁漂うラブ・バラードです。恥ずかしながら私自身も桑名氏への尊敬を込めて度々唄わせて頂いております💦
。何度か再リリースされた中、やはり私が一番好きなのはご紹介致しますこのオリジナル・バージョンです。永遠にオヤジの胸に突き刺さり続けるであろう名曲、是非お聴き頂ければと思います。


ご覧頂き有難う御座います🙇‍♂️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?