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【後半】 文明の無い森の中で覚醒した体験記

〜ルールおさらい〜

1ヶ月間、文明が無い森の中で
・スマホ禁止
・人に会わない
・毎日焚き火
・毎日瞑想
・歯磨きしない
・体洗わない
・毎日同じ味付けの物食べる
・愛犬のマルチーズと共に

etc

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2022 1/1 14日目 晴れ

新年を迎えた。
森の中1人で。
今までの人生振り返ると年末年始は誰かしらと過ごすのが当たり前だったが
恐らく人生初である1人年越し。

人々が賑わっているであろう中、自分だけは1人でいる。
一度はやってみたかった事である。
何とも清々しかった。笑

しかし初夢は全く違う夢だった…


結婚を考えてる女性を家族に紹介させ、一緒にショッピングモールへ行く。

そしてウォータースライダー並みの速度なエスカレーターに乗り(めっちゃ危ない)そしたら何名か知り合いがいて
「連れて行きたい場所があるから一緒に行こう!」
と言われるが、今は森で1人でいるチャレンジ中なので断る。笑

しかし腕を掴まれ強引に連れてかれる。
謎の宇宙ステーションの様なエレベーターに乗った。
最上階へ到着した。
ドアの外から人々の声が聞こえる。
何やらカウントダウンが始まった。
そして自分の名を呼ぶ声が沢山聞こえてくる。
「3,2,1,パーン!出版おめでと〜!」
その瞬間にドアが開きそこには30名程が外の寒さに震えながらいた。

ある人は5メートル程の木の彫刻を自分にプレゼントくれたり
ある人は麻か綿かで作った手作りの服をプレゼントくれたり
この日の為に2日前から外の寒さに震えながら待機してた人もいたり…
全員が自然の中で暮らす様な人達だった。

人々は歓喜していたが、自分は1人でいたかったのに。
まあしょうがないか!
と思いながら対応していたところで目が覚めた。

自分の人生を表しているような夢だった。
何だか恥ずかしかった。

そして基本的に寝正月するタイプなので今日は4度寝したが
見た全ての夢を詳細に覚えている。
森での生活で脳が明らかに良くなった証拠であろう。
以前は夢なんて起きたらすぐ忘れていたのに…

「夢日記を書くと超能力が目覚める」
と聞いたことがあるが恐らく
「夢を覚えていられる様になったら超能力が目覚める」
と言う事なのだと思う。
何を持って超能力とするかは人それぞれだが確かに、
森で暮らし14日目だが何か自分に異変を感じている。

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1/2 15日目 晴れ

15日目。残り半分。
節目ということで
この森での生活で活性化した状態、変化を伝えたい。

【体の状態】
・歯磨きをしない訳だが逆に歯に良い気がする。ツルツル。
・シャワーすら浴びない生活だが体が自己オイルでコーティングされてるからか不快な感じは全くしない
・服もずっと同じだが特に着替えたいと思わない。しかし、靴下だけは臭い。
・かなりのサバイバル生活をしている訳だが、全く疲弊してない。むしろ森での生活の方が元気である。
・以前より寒いと思わなくなった。

【現在の心境、変化】
・人と会う事も喋る事も無いが全く寂しいと思わないし思った事すら無い。
森での体験を伝えたいというワクワクはあるが、寂しさから人に会いたいとは全く思わなくなった。
恐らく、日々のエネルギートレーニングで自分の中のエネルギーが満たされているからか、何かでエネルギーを補う必要が無いのだろう。
・夜は暗いし特にやる事もない、雨の日は一日中じっとしているが何故か暇だと思った事が一度も無い。
ずっと頭の中で思考しているからだろうか。
例えば…
未来に起こるであろう事にワクワクしたり
未来に新しいイメージを想像したり
過去の出来事を思い出し楽しんだり反省したり解決策を見つけたり
イメージトレーニング、思考力、思考スピードの強化、エネルギー強化、呼吸法。。。

常にだ。
頭の中で何かしらのビジョンを見ているので暇が無い。
そして楽しい。

以前は良く
「暇だなぁ」
と思っていたし、スマホでも触ろうか…とか映画でも見ようか…ゲームでもしようか…そしたら暇が和らぐから。。。
そんな感じで脳を自分で働かせず何かに頼り何かに支配される事を選択していた。

ところが森に来てからはスマホも映画もゲームも断ってるからか、脳が何かからの支配から解放され自分自身で脳を支配する様になった。
そして自分以外の何からも脳を支配されないことがどれ程クリエイティブで自由でポジティブな効果をもたらすのかという事が深いレベルで理解できたのでこりゃもう以前の様な生活には戻れない。

文明という中毒から抜けもはや
「自分の脳を自分で働かせる中毒」
になったとも言える。笑

皆さんにも是非
まずは3日だけでも良いので自然の中でのデジタルデトックスを体験して頂きたい。
森でそう言うリトリートイベントでも開こうかな…

さあ、今日も自分で自分の脳をクリエイトしよう!

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1/3 16日目 晴れ

最近動物たちが近い。
拠点の周りの小鳥の数も明らかに増えている。
今日なんて2mの範囲まで小鳥が近づいてくれた。

そしてイタチとも遭遇したのだが
こちらの存在に気づいているはず(歌を歌っていたから)なのに逃げる様子も無い。
近づいたら逃げたけど。

何やら自分から出るエネルギーが変わってきた様だ。
棘が減り丸に近くなっている、そんな感じ。

いつの日か、ムツゴロウさん並みに動物たちが寄って来るくらいの丸いエネルギーになるよう今後も森生活を楽しもう!

夜…
いつものように迷走していたら突然謎の現象が起きた。
細く少し冷たい風が額の真ん中にス〜っと入ってきた。
テントという密閉された空間にいるから風が入るだなんてありえない。

そして次の瞬間!
額がグググ〜っと開く感じがした。
「何じゃこりゃ!第三の目でも開くんか?うぉー面白い!」
と思いながらその現象は30秒程続いた。
その後特に変化は感じられないが、松果体あたりが今だにグワ〜ンとなっている。

一体何なんだろうか。
この先どうなってしまうのか!?
まるで漫画の主人公みたいな体験でとてもワクワクである。

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1/4 17日目 晴れ

昨夜、寝る前にふと
「白昼夢を見たい!」
と思った。
夢の中で「これは夢だ」と気づく夢だ。
人生で2度しか見た事ない。
しかもまだ小さい子供の頃だ。

夢の中で夢と気づくのだから面白い。
やりたい放題、まるで魔法使いにでもなった様な感覚になる夢だ。
人生で2度しか見た事ない超貴重な夢だが、何だか不思議と
「この生活で活性化された今なら見たいと念じれば見れる気がする」
と思った。
森での生活で思考の力が日々強くなっているのと、自分の脳を自分でコントロールしだしているからか叶うことへの疑いは全く無かった。

「いつも夢では誰かといるから、1人で白昼夢する夢にしよう。あとはどんな夢でも構わない。ランダムを楽しもう」
と、念じながら眠りについた。


友達たちとディズニーへ行く。
入り口に門があり開けると何故か赤提灯が並ぶ裏路地の居酒屋群に出る。
「ここはディズニーなのに何故居酒屋?
あぁそうか、これは夢か。あれ?
確か寝る前に白昼夢を見たいなと念じたんだっけ。
おー!叶ってるじゃん!」
と思い早速1人になり空を飛んだり瞬間移動したりと夢の世界を自由に満喫する。

しかし
何でも瞬時に叶ってしまうので飽きてしまう。
「あぁ、思考がすぐ叶ってしまったら面白くないんだなぁ。
ある程度ゆっくりと叶うから面白いんだなぁ」
と夢の中で悟る。

そんな事を思っていたら
厳重な門がある地下施設的な所に来た。
絶対開かなそうな門だが
「夢なら開くだろう」
と思い、そしたら開いた。笑
入ると周り全てが闇の世界だった。
真っ黒で禍々しく、所々赤い筋線が漂う様な世界。
そこには恐怖、恐れ、支配…そういったエネルギーが漂う。
そんな世界を一瞬恐れたが
「どんな闇だろうと自分が作り出した世界なんだから怖くないか」
と思った所で目が覚めた。

まず
思考したら白昼夢が見れた事に驚いた。
更に驚いたのは…
普通なら白昼夢なのでハッピーな夢を見れば良い所、わざわざ闇の世界へ行き自分を試す様な夢を見た事だ。
恐らく相当意識の力が強くなっているからだろう、だから闇を見れたし屈しなかったのだと思う。

今後白昼夢は時々見るようにしよう。
現在の自分の意識の強さが判るし、他にも何か有効な使い方があるのかもしれない。
メッセージを降ろしたり異星人とコンタクト取ったり
誰かの夢の中に行きメッセージ送ったり…
色々とできそうだ。
森から出たら夢について色々と調べてみよう。

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1/5 18日目 曇りのち雨

額がグワ〜っとなる現象、白昼夢、更には1/1から見た夢を全て覚えている…
などなど、何か能力が開花されているのは確かなのだがその反動でか今日は脳も身体も心も冴えない。
天候もかなりダークだ。
なので今日は割り切って一日中体や脳を休ませる事にした。
残り12日。
面白楽しく不思議で健康的な12日にするべく英気を養おう!
残りの日数で宇宙人と遭遇したりしないかな?そうしたらこの日記は大ヒットだろう。笑
なんて事を考えながら。

だが、1つだけ快調な事がある。
便である。
一日一食しか食べてないのにも関わらず毎日大量に出る。
森に来て3日目くらいから大量だった。
1日2回、多くて3回出る。
これは森の中の多種多様な菌類を吸っていて腸内環境が整っているからだろうか。
手洗いうがい歯磨き体洗い等一切しないのも影響しているからだろうか。
一日一食で腸が元気だからか、身体中の老廃物がどんどん抜け出ているのだろうか。
体がどんどん軽くなり、以前よりかなりジャンプ力が増している。

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1/6 19日目 晴れ

昨日の天候とは打って変わって今日は快晴である。
雨の後の晴れは何とも清々しいし、風も強かったので森の中の空気も入れ替わり更に気持ちが良い。
雨と太陽の力で植物たちも生き生きしている。

そんな今日は愛犬るちを観察する事にした。
彼女は朝起きるとストレッチをする。
ヨガでやる様なポーズ。
それを自分も真似る。
体が伸び気持ちが良い!

次に全身をブルブルしだした。
それを真似る。
髭ロン毛の渾身のブルブルだ、それを見たるちは暫く固まっていた。

次に散歩をする。
すると何やら良く判らない草を食べている。
腸内環境を整えているのだろうか。
どんな草か判らないし人間にとってはヤバいかもしれないがとりあえず食べてみた。
…あれ、美味い。抹茶だ。完全に抹茶味だ。
口の中に京都が広がる。
そして食べてからミゾオチ辺りが暖かい。
よく判らないが健康に良さそうだ。
これからは彼女が食べている草を真似て食べてみよう。
もしそれで吐いたりしてもそれはそれでデトックスだ、健康に良いのだろう。

夜…
瞑想中また不思議な事が起きた。
もっと自分の意識の力、脳のキャパシティを広げたいと思い世界中に点在する賢者達と意識の中でコンタクトを取る事にした。

「我が名は髭ロン毛。賢者達よ聞こえるか。応答せよ。」
そんなテレパシーを送った。
すると意識の中に数名の賢者のエネルギーが入って来た。
「聞こえるぞ」
「聞こえるぞ」
「聞こえるぞ」…
と5名程だろうか。

「我は日本に縄文並みのエネルギーを復活させる者なり。
閉ざされた意識の力を解放し賢者の叡智エネルギーを入れて欲しい」

「それは可能だ。だが、強いエネルギーだ。耐えられるか?」

「耐える。何事にも屈しない。」

「よかろう。ではエネルギーを入れるぞ」

そんなやり取りをすると突然!
頭頂、第七チャクラ辺りを細い石でグリグリさせるように痛みだした。
更にグワ〜っと意識も広がってゆく。
しかし、痛い。かなり痛い。
だが耐えられない痛さでない。
いける!

その痛みは5分程続いた。
耐えた。乗り越えた。
賢者の叡智が入って来た。
それにより自分の意識が強固された。
太い芯がどっしり生まれた。
何事にも屈しない意識力を手に入れた。

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1/7 20日目 晴れ

翌朝、目覚めると脳がボーッとしていた。
恐らく昨夜のやり取りでかなりのエネルギー量が
入ったのだろう。
昨夜のエネルギーを体に馴染ませる為にも今日はボーっとする事にした。

ミカンの木のエリアが日が良く入り暖かい。
そこで日向ぼっこをず〜っとしている。
いつもは日が出ていても寒いが今日は寒さを気にせず居られる程暖かい。

そこで一つの花に目が止まる。
この花にはいつもハエが群がる。
何の花かよく判らない。
葉がとても大きく、白く点々とした花だ。
何故ハエが群がるのだろうと気になったので匂いを嗅いでみた。
「ゴム臭い!」
花の蜜のような香りは一切ない。
ひたすらゴム臭い花だ。
ハエはゴム臭が好きなのか?
蜜を吸っては尿だか便だかを出しまくっている。
ここはハエ達にとっての居酒屋みたいな所なのだろうか。

そんなハエを良く観察する。
まず色が綺麗だ。
"メタリックコバルトブルーグリーン"
そんな色。
毛繕いも良くしている。
ハエは綺麗好きなのだろうか。
そうやって観察してるとどんどん愛おしくなってくる。笑

そうやって良い気温の中微笑んでいたら周りに小鳥が集まってきた。
4種類ほどだろうか。
鮮やかな音色、純粋なエネルギー達のハーモニー。
その場が素敵な野外コンサート場になり更に微笑む。

足元を見渡すとアリが何かを運んでいる。
新芽が太陽に向かって伸びている。
穏やかな雲が空をゆっくり散歩している。

今までは気温が低く寒かったのでその場でじっと気軽に居る事はできていなかったが、今日の気温での贈り物達により随分とリラックスできた一日だった。
ありがとう地球。

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1/8 21日目 晴れ

何故だか朝4時頃に目が覚めた。
いつもならそのまま二度寝するのだが今日はバッチリ
目覚めてしまった。
それからふと、未来のことをイメージしようと思った。
最近度々起こる謎の能力活性化現象のおかげでイメージ能力が格段に上がっているはずだ、はっきりとリアルにイメージできるであろう。
そう思った。
思考が現実化するにはまずイメージする事が必要不可欠で、匂い、温度、食感、味覚、感情などなど、より詳細にイメージすればする程、現実化しやすくなるし
そうやって思考を現実化させることは今まで何度もやってきた。

チャクラを活性化させエネルギーを全身などに行き渡らせ呼吸法でゾーンに入り…
すると勝手に鮮明なビジョンが見えてきた。
恐らく20年後あたりの自分と家族と美しい土地…そこでどんなビジョンを見たのかは書かないでおくが
見た景色、人々、動植物、食べ物、匂い、温度、食感、味覚、感情…
最近の謎現象のおかげでか驚くほど詳細にイメージしたビジョンを見れた。

しかもだ!
そこで見た全ての事があまりにも美しすぎて…
号泣した。3度ほど号泣した。
今までイメージだけでこんなに感動した事があっただろうか。
というか普通、自分の未来をイメージしただけで人はこれほどまで泣けるのだろうか。
これは日々のレーニンング、森での多種多様な生活、スマホ等デジタルデトックス、人に合わないことで取り戻せた自我力…
そう言ったことがなければこの境地には辿り着けたかったと思う。
何が良いって、美しい未来を超詳細にイメージできた事でそんな美しい未来が現実化しやすくなった事は勿論
これ程のイメージ力があればどんな映画やドラマを見るよりも感動できて楽しいし未来も明るい。
なんて素晴らしい能力を得られたのだのだ!
人生何て素晴らしいのだ!

と、まだ日も出てない時間に1人大興奮した。
そんな今日は一日中超ハッピーで。
いつものように日向でぼーっとしてたら今日は小鳥が群れで6羽。
半径2mのすぐ側まで来た。
こちらをガン見しながら
「ピヨピヨ!」
と言ってきた。
何言ってるか判らないけど何か言ってくれたんだろう。
ありがとう小鳥たち。

色はシルバー。
尻尾が閉じた扇子みたいな形でクルクルキラキラお目目なその九州エナガたちはとっても可愛らしかった。

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1/9 22日目 曇り

恐らくこの森で一番巨大だと思われるどんぐりの木下に水タンクを置いている。
そこに置く理由は特に無かったが水タンクを置きやすい形をしているから置いていた。
流れている水なら良いのだが、タンクに入れてある水だから日毎に悪くなっていくから最終日まで鮮度を保てるか心配であった。

しかし、3日目を過ぎたあたりだろうか。
日を増すごとに水が美味しく感じる様になった。
自分の味覚が良くなったからだろうと最初は思っていたが…
それにしても日々水が美味しくなっている様に感じる。
どんどん甘くまろやかに成っていくのだ。

そこでふと閃いた。
「この巨大どんぐりの木の下に置いているからでは?」
巨大な木には精霊が宿ると良く言われている。
良い言霊を聞かせるとその水を氷にした時の結晶の形が良くなるのも知っている。
精霊たちが良い言霊で会話しているのだろうか。
そう考えるとこの巨大な木の下に置いた水が美味しくなるのは納得だ。
だからか、水を飲むのが毎日かなり楽しい!

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1/10 23日目 晴れ

森には色々なフンがある。
フンを見てどんな動物なのかと想像するのが最近の日課の1つである。
そして今日は新種のフンを二種類見つけた。
一つはとても太いフン。
親指と中指でOを作った時のサイズな太さだ。
一体どんな肛門なのだろう。
人間の2倍はある大きさだから体重は100kgを超えた動物か?
つまり猪だろうか?

もう1つは面白い。
サイズは人間よりは大きい程だが何故か3〜4日分はあろう量が一箇所にまとまっている。
同じ場所にフンする生物は人間だけかと思っていたから、これは一体どんな動物なんだろう?
もしかして宇宙人か?エイリアン類か!?
そんな想像をして楽しんでいる。

因みに最近の自分の便事情だが
一日2回では物足りなくなってきた。
一日3回出なければスッキリしないのだ、物凄い便力である。
玄米で宿便が剥がれ出したのか、色も浅黒い。
だからか物凄く心地が良い。

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1/11 24日目 大風で大雨

昨日から物凄い雨風が続いている。
台風なのだろうか。
気温もグッと下がった。
まぁ森の中なので木々に囲まれている為、強風の影響が少ないのが幸いだ。

しかし、寝ているテントすれすれの所に木が倒れてきて驚いた。
中々の大きさな木だったので危うく潰れる所であった。
更にしかし、木が倒れてきた時に自分の命を守ろうとはせず咄嗟にテントを守ろうとしたのが何とも自分らしかった。笑

そんな天気なもので
今日は一日中テントの中でじっとしていた。
食事とトイレ以外の時間はずっとだ。
以前だったら暇で暇で辛かっただろう。
しかし今はずっと頭の中でビジョンを描き遊んでいられるから全く苦にならない。
逆に忙しい。笑
イメージする事に、エネルギーで体を活性化する事に、見た夢を分析する事に、過去を未来に生かす事に…
忙しい!!!笑

忙しいとは心を亡くすと書くが自分の場合は心が見つかるタイプの、新しい自分を発見できるタイプの忙しいである。笑

そうやってずっと脳内で遊んでいるから思考のエネルギーも日々増していて…
水へ素敵なイメージをして美味しくしたりと味変して遊ぶのも楽しい。
昔は良くイメージで水をレモン水に変えたりミント水に変えたりして遊んでたなあ。

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1/12 25日目 晴れ

いつもの日向エリアでぼーっとしていると今日はエナガの群れが10羽以上だ。
真上の低い木に止まった。
更にメジロが4羽、同時に飛んできたもんだから流石にビックリした。
しかもその内の1羽が超目の前。手の届く距離まで来た。
太陽を背にしてるものだから、まるで御光が刺した様な影姿であって何とも神秘的だった。
神的な何かの使いだろうか?笑

それにしても数が多い。
日に日に増している。
「あそこに変わった人間がいるぜ!みんなで観に行こうぜ!」
的な感じで日々口コミが広がっているのだろうか。

話変わってそしてそして!
ノコギリ、斧、サバイバルナイフだけを使い
倒木、枯れ木、木の皮、ツタなどの森の素材だけで日々コツコツと小屋作りをしていたが今日ようやく完成した!
45日程かかった、長かった。
電動ノコギリやネジやドライバーなどの電動工具を使えば楽だがそれら一切を使わず、材料は全て森で手に入れる。
つまり材料費0円。
大小合わせて100本以上の丸太を全て人力で、ノコギリで切り
屋根は木の皮で作りヒノキの丸太でベッドを作り…
本当によくやった、ありがとう自分。
ありがとう森の材。

詳細はYouTubeで
「髭ロン毛サバイバルマルチーズ」
もしくは
「サバイバルマルチーズ」
で検索を!

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1/13 26日目 曇りと雨

巨大なキノコを見つけた。
プルプルしていて肉厚で。
しかも色が…
金色のキノコである。
しかもメタリックな方の金色。
金色のスプレー缶で塗ったような金色。
食べてみたい気もするがそそられない色だ。
真冬のこの時期まで動物たちに食べられず残っているキノコだ、きっと毒か何かあるに違いない。

そう思い食べなかった。
インスタやFacebookで
「#黄金キノコとマルチーズ」
で検索頂くとその時の写真が出ます。
フォローもお気軽にお待ちしてます!

夜…
いつものように瞑想をしていた。
毎日チャクラの強化トレーニングを行っているので日に日にチャクラが大きくなっているのだが今日はバスケットボールサイズまで膨れ上がった。
最初はせいぜい拳程の大きさだったのに…

そんなこんなで身体中に膨大なエネルギーが充満したのでそれを両手に集め何となく太ももに手を当てた。
すると手から出るエネルギーが太ももを貫通しそして一気に足全体までもが熱くなり更に全身も熱くなる。
そして驚いたのがそのエネルギーの温度だ。
50℃くらいだろうか。
これは火傷すると思いすかさず中断した程熱かった。
エネルギーが高まり過ぎると火傷する場合もある事を初めて知った。
というか、人間のエネルギーがこんなにも高まるなんて思ってもいなかった、凄すぎた。
しかしまだまだ限界を感じない。
人のエネルギーがもっと高くなったらどうなるのだろう、何に使えるのだろうかと想像するとワクワクして更に眠れなかった。

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1/14 27日目 晴れ

いつもの様に日向エリアに行き小鳥たちの群れに会いに行こうと思い森を歩いていた。
しかし、何だかいつもと違う雰囲気を感じる。
何だろう…やけに静かというか、「無」というか…
そう思いながら日向エリアに到着すると突然
「ピーン」と何かのテレパシーが入ってきた。

「今日は行かないよ」
送り主はすぐに解った。
いつも自分の近くまで来てピーと鳴くエナガだ。
おお!小鳥のテレパシーをも感じ取れる様になったのか!
と自分の成長に驚き興奮していたが
しかしそのテレパシーは勘違いかもしれないとも思ったので一応いつもの様に日向エリアで小鳥たちを待ってみた。
全く来る気がしなかったけども。

いつも大体、12時を知らせる町内放送が流れる約5分前。
決まってこの時間に来るのだがいくら待ってもやっぱり来なかった。
テレパシーぱ正しかった。

しかし一体何故来なかったのだろう?
最近更に寒さが増したから冬眠でもしだしたのか、それとも何か別の理由か?

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1/15 28日目 曇り

最近何となくだが気圧の変化で天候がわかる様になってきた。
雨が降る前は気圧がフワッと膨れる感じ。
雨が止む時は気圧がシュッと縮まる感じ。

昨日から終日晴れだったが夜になると急に気圧が変化した。
「雨が降りそうな気圧ではないけど晴れでもなさそうな気圧だから明日は曇りだろう」
と思いながら寝て、やはり起きたら曇りだった。

空全体が雲に覆われ、雨が降りそうな感じだが気圧的にはどっちつかずだったので
このまま曇りが続くだろうと思った。
結果、的中した。
自分の脳内に天気予報士が生まれていた事に気付いた。
昔の人々は外で生活してたから天気の良し悪しくらいは皆感覚で判ってたのだろうか。 


今日は雪が降りそうな気温なのでいつもの日向エリアへはいかず
手作りの小屋で焚き火をして暖をとっていた。
「あぁ、今日は日向エリアに行けば小鳥たちに会えるだろうなぁ。しかし寒いから行くのやめておこう」
と思いながら過ごしていた。

いつもの様に12時を告げる町内放送が流れ
「あぁ、小鳥たちよ。今日はいかないよ」
とテレパシーを送ってみた。
すると12:05程だろうか、焚き火をしている小屋にいつもの小鳥たちの群れがやってきたのだ!
しかも今日は15羽程だろうか、更に数が増している。
そしていつも近寄って「ピー」と鳴くエナガは相変わらず今日も近かった。
今日もこちらをジーッと見つめながらピーと何かを言っている。
それは「やあ、こんにちは!」的なエネルギーなのだが詳しく何言ってるかは判らない。
もっと自然の中で暮らして感覚が研ぎ澄まされればきっと小鳥たちの言葉を理解できる様になるのだろうか。
そうなったら色々な野生動物たちとコンタクトが取れ、自然の中で暮らすことが今より一層楽しくなるに違いない!

小鳥たちよ、俺はあと2日で帰るよ。

ーーーーーーー

1/16 29日目 晴→曇→雨→晴

今日はこの森で過ごす最後の夜を迎える日だ。
朝から、この森で過ごせた事への感謝の気持ちが溢れ出していた事でか
いつもよりぅうんと早く目覚めた。
なので早朝から森を散歩し木や小鳥たちや土に…目に入ったものに対して
「素敵な日々をありがとう。今日最終夜を迎えるよ」
と挨拶して回った。

12時前にいつも現れる小鳥たちの群れにも挨拶したくて日向エリアで待機していたら11時頃から雨が降り出してしまったので仕方なくテントで待機していたが、しかし13時過ぎまで雨が続いた。
なので小鳥たちには会えず、残念。
少し心残りである。

雨が止みテントの外へ出ると、森の水分が日光で蒸気化されてか濃い霧が発生し更にその霧は日光に照らされ、その様は何とも言えないほど幻想的だった。
自分が出した感謝のエネルギーに森が答えてくれた様にも感じ素敵な気分になった。

その後夕方まで焚き火をし、今回の生活を振り返りながら更に深く森たちに感謝し床に就く。

そして夜だ。
最後の夜だ。
いつもの様に瞑想していたら何と…!!!

それを書く前に、
あれは3ヶ月前の出来事だった。
初めてこの森に泊まった時の事をまず話したい。
10月の半ばでまだ気温的にも過ごしやすく、そして初の泊まりでワクワクが溢れ出しながらの夜だった。
テントで寝ている所、何とも獣々しいうねり声を上げながら猪が近づいてきた。
その声や足音からして明らかに大きいので、この森の主かもしれない。

近くまで来てくれたのは嬉しかったが流石にビビった。
それほどの圧倒的存在感を纏っていた。
るちも吠えまくった。
普段人間なんて来ない森の奥に人間が来たもんだから
パトロールでもしに来たのだろうか。
しばらくテントの周りを獣々しいうねり声を上げながら嗅ぎ回った後、どこかへ行った。
野生動物が近寄ってくれた喜びと迫力感あふれる獣声とで何とも言えない初夜だった。
その猪は次の日も現れたが、しかしそれ以降は今まで一度たりとも現れなかった。

その猪がだ!
何とテントに近づいてきたのだ。
てっきり冬眠したのかと思っていたが…
もしかすると今日が最夜なので挨拶しにきてくれたのか!?

この3ヶ月間一度も現れなかった猪が今日に限って何故だ?
もし本当に挨拶しに来てくれたのだったら何とも嬉しいし、自分のエネルギーが、自分のテレパシーが小鳥たちだけではなく猪にも通じたと言う事だとしたら何とも嬉しい事なのだろうか!

日頃の小鳥たち
昼の幻想的な濃霧
夜の猪と…
自分が出すエネルギーがまるで鏡のように帰ってくるこの森が大好きだ!

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1/17 30日目 晴れ

朝だ。
今日の朝日はこのチャレンジを達成した褒美のような心地よいエネルギーに感じた。

さあ、一旦文明に帰ろう。
この体験記を本にしよう。
小屋作りの映像をYouTubeにアップしよう。
30日やり切ったとSNSで伝えよう。

やる事満載。
大量なワクワクと膨大なエネルギーを携えながら
今後の素敵な未来へと出発しよう。

何もかもありがとう。

またすぐ来るよ。

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著者:髭ロン毛マルチーズ


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以前notoに書いた自分の体験記と森での体験記と、更に自分が描く理想の社会などについてを本として出版しようと思ってましたが
まずはnotoにて無料で公開する事てより沢山の方々に読んで頂きたい!
そんな思いで書き綴りました。

「良かった!」と思って頂いたらコメント、メッセージ等お待ちしております!

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ここまでお読みくださり誠にありがとうございます!
素敵な時を過ごせた森の全てと
森をご紹介して頂いた所有者様
このチャレンジを応援して頂いた全ての方々
ずっとついて来てくれたるち。
最後まで読んでいただき森での体験を共有してくださった方々。

携わって頂いた全てに感謝申します。

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🐩🧔🌲

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