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学歴コンプレックスを克服する考え方

私は大学を卒業し、社会人経験をした後に理学療法士の養成校を卒業しました。

昨年度末で現場は離れましたが、理学療法士としてのキャリアは今年で13年目になります。

国家資格である理学療法士を取得し、働いていれば充実していると思われがちですが、私の人生は学歴コンプレックスとの戦いでした。

高校、大学、専門学校。

全ての学歴にコンプレックスを持っていました......。

この記事では、そんな私がどうやってそのコンプレックスを克服したのかを記していきます。

資格を持ってしまえば皆同じ

何か資格を目指している場合、取ってしまえば同じと割り切ることです。

私の場合、理学療法士の養成校に入学してすぐに、

「この学校ではダメだ。教育の質があまりにも低すぎる。」

そう感じ、退学も含めて色々と考え、たくさんの方に相談しました。

しかし、当時26歳、年齢的に考えるとこれ以上の回り道はできない。

ならば、学校に依存するのではなく足りない部分は自分の力で補おうと割り切りました。

在学中から理学療法士の勉強会に参加したり、教科書以外の書籍を購入したり、他の学生がしないことをプラスアルファでやる。

臨床実習で苦労はしましたが、何とか国家試験をパスしました。

しかし、理学療法士の資格を無事取得して終わりではありませんでした。

やはり、難関大学や教育の質が高い養成校を卒業している理学療法士とは、資格取得時点で差がついているのは明らか。

そのため、理学療法士となってからもセミナー、勉強会には積極的に参加しました。

そんな中でも、他の理学療法士との理解度の違いを痛感しながら、何とか溝を埋めるよう努力を重ねることでコンプレックスは少しずつ薄らいでいきます。

はじめにも記した通り、資格であれば取得してしまえば皆同じ肩書きとなります

もちろん、そこからの努力は必要になりますが、スタートラインには立つことができるわけですから、割り切ることが大切です。

学歴が評価の全てではない

現在は、学歴社会ではなくなったと言われます。

しかし、大企業、病院で言えば大学病院をはじめとした総合病院は依然として学歴が重要視されている部分は否定できません。

事実、理学療法士として就職活動をした際、専門学校卒ということで相手にもされない病院がありました。

30歳という年齢もあったと思いますが、まだまだ日本は学歴社会なんだと痛感した記憶があります。

しかし、学歴ではなく人間性を重要視してくれる就職先は必ずあります。

私の場合、過去(うつ病)を知る方などからの反対を押し切ってまで採用してくださった恩師がいます。

私と話をして、

「こいつなら大丈夫だ。」

そう感じてくださったそうです。

理学療法士としてはじめての就職先、学歴や過去ではなく目の前の人間をありのままに評価してくださる方は必ずいます。

学歴を上書きしていけばよい

高校がコンプレックスなら、大学受験を頑張る。

大学がコンプレックスなら、大学院に進学する。

そうやって、学歴を上書きしていけばよいのです。

私の場合、大学が最もコンプレックスでした。

志望していた体育大学はことごとく不合格となり、たまたま合格した地元の新設校に渋々進学しました。

いわゆる三流大学です。

幸い、私は学びたいことがあり、その意欲もありましたので、大学院に進学しました。

結局、途中で退学してしまいましたが、修了することができれば卒業した大学を書くことは少なくなります。

失敗すれば、上書きする。

努力はいつしても遅いことはありません。

自分の学歴に耐えられないのであれば、上の学校を目指しましょう。

他人の目を気にしない

これが最も大切なこと。

他人の目を気にしない!

これに尽きます。

自分の人生は自分のものなんです。

他人の目なんて気にしていてはキリがありません。

自分らしく生きなければ窮屈ですし、いつか限界がきます。

私のように、うつ病になってしまう場合もあります。

もちろん空気を読みつつですが、他人の目を気にしないで生きていく方が楽であることは間違いありません。

まとめ

今回は学歴コンプレックスの克服法について記しました。

学歴コンプレックス、その裏には必ず、

「あの時、頑張っていればよかった。」

という後悔があるはずです。

その後悔を取り返すのはいつでもできますし、いつでも遅いなんてことはありません。

私自身も、中学・高校・大学の時、もっと勉強しておけばよかった、そう後悔しました。

後ろ向きの考えでは前進できません。

そう気付いた時、それなら今から勉強すればいいんだ、そう思い直しました。

実際に私は働きながら通信制の大学で単位取得し、認定心理士の資格取得もしています。

読書により独学することもできます。

前向きに努力することで学歴コンプレックスは克服できるはずです。

学歴なんて小さなこと、そう考えられるようになれば大丈夫!

この記事がそのヒントになれば幸いです。

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