【1】超ホワイト企業を辞めて、青年海外協力隊になる話。
①挨拶、はじめまして。
こんにちは、ひぐちです。
日本で生まれ育ち、日本で学生生活を過ごし、
日本の企業に就職した、生粋の日本人です。
学生時代は野球とラクロスに明け暮れ、
社会人では仕事と趣味(音楽/旅行/読書)を謳歌し、
素敵な人に囲まれ、幸せな日々を送ってきました。
そんな私ですが、会社を退職して青年海外協力隊になります。
なぜ、その決断に至ったのか。
この先、私に何が起きて何を感じるのか。
それを書き留めたく、このブログを始めました。
私の経験が、誰かにとっての何かになれば、幸せです。
②本当、超ホワイト企業だった。
まず退職する会社について。
SaaS業界のIT企業、ソフトウェア開発会社です。
大学の専攻は観光学だったので、なぜIT企業?て感じですが
「IT企業がいい」ではなく「この会社がいい」が志望理由でした。
就活真っ只中、私の最大の悩み。それは、
「ここで働きたい、と思える会社がない」
そんな中、そこら辺に落ちてた就活雑誌を拾い、
なんとなく開いたページに載っていたのが当社でした。
そこには会社の歴史や企業文化が書かれていて、
今までの自分の経験から得た教訓とフルリンクして、
まさに「直感」が降りてきたことを鮮明に覚えています。
秒でESを書き、面接をし、無事内定。トントン拍子でした。
こうして入社した訳ですが、ホワイト企業すぎて驚きの日々でした。
何を持ってホワイトと称すかは人それぞれかと思いますが、
ドラマで見るような闇を感じたことが一度もなかったです。
尊敬できる社員。情報をみんなで共有し合う文化。
年次や役職関係なく誰でも挑戦できる風土。
ホワイトよりか、むしろ「透明」て感じでした。
私は営業として働いていたのですが、
仕事を純粋に「楽しい」と思えるって、とても幸せでした。
大学卒業時、「人生の幸せピーク終わってしもた」と思うくらい
十分すぎる程にクレイジーハッピーライフを送っていましたが、
社会人になってでもこんな幸せでむしろ大丈夫そ?
という感じで日々を過ごすことができました。
(もちろん楽しいことだけではなかったですが・・
いつでも相談できる心理的安全性が半端なかったです)
③薄々、思うようになったこと。
そんな超ホワイト環境で充実した毎日を送っていた一方で、
自分の中で考えるようになってきたこともありました。
現状にストレスも不満も何ひとつなかったのですが、
そんなことをモヤモヤ考えるようになったのです。
また、大学で留学に行けなかったこと(気付いたら毎日ラクロスやってた)
も心残りで「英語」「海外」というワードがずっと心を漂っていました。
思い立ったら吉日。ということで、
社内外、様々なキャリアを持つ方々と会って話を聞くことから始めました。
海外拠点へのキャリア、留学、ワーキングホリデー、転職、YouTuberなど
「人生いろいろな人がいるもんだなあ」と、
話を聞いてるだけでも楽しかったのですが、その中で
就活期に感じたあの「直感」が降りてきたのが青年海外協力隊の話でした。
日本のように不自由なく、全てが手に入る訳ではない発展途上国で、
目の前で困っている人のために、2年間、どっぷり現地で活動する。
まさに、私が考えていた上記のモヤモヤに合致していると直感しました。
ここからは就活と一緒です。
応募書類を出し、面接をし、無事合格。トントン拍子でした。
④結局、人生一度きり。
「青年海外協力隊に参加するため、退職します」
と周りの人に公表すると、色々なことを聞かれます。
・あんなホワイト企業で毎日楽しそうなのに勿体無くない!?
・発展途上国でサバイバル生活って危なくない!?
・あなた虫めっちゃ苦手だけど大丈夫なの!?
etc…
もちろん、何も心配事がない訳ではありません。(特に虫)
でも逆に、むしろ面白そうすぎんか?と思います。
こんな超ホワイト企業で大好きな人たちに囲まれて
趣味も充実した超安定&幸せな生活を送っているのに、
停電・断水・見たことない虫もいる(たぶん)発展途上国で、
外国語で現地人と2年間共同生活しながら地域貢献活動。
うん。やっぱり、面白そうすぎます。
絶対しんどいことだらけ(特に虫)だという覚悟もありますが、
一度きりの人生。やっぱりそういうしんどさあってこそ
過去を振り返ったときに「最高におもろかった」と言えるのだと思います。
私のこの選択が合っているかどうかなんて、誰にもわかりません。
でも、そもそも選択に正解不正解なんてなくて、
自分がそれをどう捉えて、どうしていくか次第だと思うので、
私はこの選択を、素敵だと思えるものにしていきたいです。
私が青年海外協力隊で具体的にどんなことをするのか、
などについてはまた後日書ければと思います。
まずは、今まで私と関わって下さった全ての人へ
感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました。
そしてこれからも、見守って頂けると泣いて喜びます。
そしてこれからも、ひぐちは皆さんの幸せを祈ります。
ではまた。
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