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半年ちょっと、振り返り

もう7月も半ばで、今年も半分切ってしまった。
昨日、記録は残したほうがいいという話が出て、久しぶりに書こうかな。

年明けから春までは、「さんごじゅ」の原稿を書くのに、河出書房新社の同時代の女性歌人シリーズをひたすら追いかけていた。何冊か札幌で手に入らない本があって、古書で買えたもの、他の市町村から借りたもの、どうにかこうにか入手。
原稿を書く楽しさと苦しさと、そこに祖母の終末期が重なって、てんやわんやだった。4月くらいが一番しんどかったなあ。体調も悪くなったし。

そう、その間には、西勝洋一さんが亡くなって。私のように道外に本拠地のある結社に所属しているものにとっては、同じように地方に居ながらその結社の主要歌人として在る西勝さんのような存在はお守りのようだった。実際に頼ることはなくても、北海道には西勝先生がいる!ということが、どれだけ心強かったか。
もっともっと、お話したかったな。旭川に行ったら、文学館を案内してくれると仰ってくださっていた。夏に行きたいと思っていると伝えていたので、そんな未来があったはずなのだよな。
先日、旭川の吟行があって、動物園や三浦綾子ゆかりの喫茶店にラーメン店と、とっても楽しかったんだけど、帰りに駅までの道を旭川在住の人と西勝先生の話をしながら歩いた。誰に対しても公平に接してくれたなあと。本当に偉い人というのは、そういう人だよねと。

そしてまた遡るが、ロシアのウクライナへの侵攻。Twitterもテレビも次々に新しい情報が入る。
こういうとき、どう詠むか、詠まないのか、色々な選択肢があるけれど、私は詠まずにはいられなかった。ロシアと北海道の近さは物理的なことだけじゃないから。

しかし、半年の出来事をまとめて書くのはちょっとボリュームがあるな。反省。
北辻さんの批評会のことは、次回にしよ。



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