yusuke_higuma

二十歳から自転車競技を始め、23歳で渡仏、25歳の時にカメルーンで開催のUCI(世界自…

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二十歳から自転車競技を始め、23歳で渡仏、25歳の時にカメルーンで開催のUCI(世界自転車競技連合)公認レースでステージ優勝、その後、東南アジアやアメリカのプロチームに所属し、現在は(株)raise 代表取締役(一社)糸島半島エコツーリズム協会代表理事。

最近の記事

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自己紹介

自己紹介を書いてみようと思います。 二十歳ちょっと前ぐらいにサイクルスポーツに出会う。高校、大学時代にカートのレースをしてたこともあって、乗り物系のスポーツは好きだった。 1年ぐらい経って、某雑誌の企画でプロチームと一緒に合宿できるチャンスが到来し、さらにそのチームが取り組んでる科学的なトレーニングも体験でき、運動強度別のトレーニングを学ぶ。同時に、そのチームがフランスで活動してること、さらにそのチームに所属する選手が冬場にタイで合宿し、その年の全日本選手権で優勝したこと

    • インバウンドサイクリング

       近年、外国からの旅行者は年々増えているらしい。VISAの緩和や、為替のおかげがあるらしいけど、専門外なので詳しくはわからない。  ただ全くの専門外というわけではなく、外国から来て日本をサイクリングしたいというお客様のガイドを仕事にしてたりします。 自分が住む山口県美祢市もインバウンドのサイクリングにはチカラを入れていて、昨年は一気に40人以上の団体をお招きしたこともありますし、今年はもう少し少ない10名前後のツアーを多く開催していく予定です。  自転車で外国を走る楽しみ

      • CX-8、機動力

         マツダCX−8の前回の記事で、大型SUVならではの積載力を書いたが、積載力だけなら、ミニバンなどに軍配があがるケースが多い。近年は軽自動車でもシートアレンジに工夫を凝らし、自転車がそのまま車内に積めるようなモデルもある。ただ、プライベートな車で日常的にそのような荷物を運搬してるかといえば、そうでないと思う。自分の場合も、自転車を上に5台載せる状況は年に5、60日程度だろう。残りの300日はほぼ一人での乗車となる。特に山口県美祢市に移住してからは、車は一人一台以上が必須で、一

        • サプリメント

           選手を長く続けていて、それなりの知識があり、それなりに様々なものを試しても、よくわからないものの一つにサプリメントがある。 チームからもらうものや、自分で購入するもの、おそらく一般的な方よりは多くのサプリメントを摂取してきたと思う。 それなりに体調が大きく悪化することなく、丈夫な体を維持できてきたということは、長期的に見ても効果があったのだろう。短期的には、すごく良かったものは無いが、なんとなく厳しい練習を毎日続けれるようになったものもあった、疲労が蓄積せず、体が楽になる感

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          ユーチューバー

           世代なのか、興味がないのか、ユーチューバーというものをよく知らない。しかし、友人や仕事関係での話題には登場してて、そういう人がいる、ぐらいの知識はある。自転車パーツの問屋から、エナジードリンクメーカーに転職した友人との会話で、「僕ら世代ってあまりユーチューバーのこと知らないじゃないですか?自分も半信半疑だったんですが、仕事でタイアップすると数字が伸びるんです!」という話題があった。そんなこと聞いちゃったら、まずは観てみますよね。自転車関係でもたくさんの動画上がっていて、選手

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          CX-8、積載力

           2018年から乗ってるマツダCX-8、このノートを書いてる時点で走行距離は25,000kmを超えた。昨年の7月から乗り始めて、9ヶ月なのでまぁまぁの数字だと思う。年間3万キロが目標だったので、もう少し。  この車を選んだ理由は、前にも少し書いたが、その車内空間と積載力は大きな魅力だった。自分の仕事の一つに自転車関係ブランドのアドバイザーという仕事がある。製品に対しての意見や、開発に関する仕事をすることもあるし、展示会などお客様の前に立つ事もある。自転車関係、大半の企業は東

          CX-8、積載力

          タイ北部を巡る

           タイ北部を巡るサイクリングツアー、今回はゴールデントライアングル近くのタイの話です。  タイ北部の山岳地帯では、昔からケシの栽培が盛んに行われてきました。ケシの実から出る汁を乾燥させるとアヘンという麻薬が出来上がり、様々な事件の火種になったものです。 換金作物として、長きにわたって栽培されてましたが、決してそれは良いことではなく、近代化が進むタイ北部でも問題になったようです。 そこでタイ王室のサポートのもと、ケシに変わる換金作物としてコーヒー豆の栽培が始まりました。また、

          タイ北部を巡る

          国境の町チェンセーン、ボケオ

           ゴールデントライアングルからチェンセーンに向かうと、そこには出国のためのチェックポイントがある。ここから船で対岸のラオスへ渡ることができる。船は、屋形船を小さく細長くしたような形状で、エンジンは車用の4気筒1600ccのものが搭載されていた。二十歳前後の頃、AE86やEG6の改造本を読み漁って、自宅にAW11があった自分にとっては懐かしく、ちょっとした知識があるエンジンで、なんか親近感を覚える。  5分ほどの時間でラオスに到着、到着してすぐに違和感を感じた。数年前から度々

          国境の町チェンセーン、ボケオ

          国境の町メーサイ、タチレク

           「国境」を日本人はあまりイメージできないかもしれない。離島に住んでる方は、国境離島新法などで国境を意識する機会があるかもしれないが、大半の日本人にとって、日本にいれば日本だし、外に出ればそこは外国。関門トンネル(人道)内で、福岡県と山口県の境界線をまたいだりなんてことは日本の国境の場合、できなかったりする。  しかし、世界の大半の国は隣国に陸路で行ける。今回、higumax adventures のモニターツアーを開催したタイ北部も、ミャンマーとラオスと繋がっている。そし

          国境の町メーサイ、タチレク

          挫折と思ってたことが

          とにかく2年でプロになることを目標として、23歳で渡仏したわけだが、そんなに甘い世界ではない。そもそもエリート1年目でアマチュアの一番下のカテゴリーからスタートする時点で、ヨーロッパのプロチームの監督の目線には入らない。失礼な例えになるかもしれないが、東南アジアから日本にやってきた22歳の青年が、プロ野球のドラフト目指して草野球から始めたところで、なかなか難しいものがある。当時の自分はそんな感じ。 3年目は、日本に帰るしかなく、仕事は時々バイトしてたママチャリ屋さんのスポー

          挫折と思ってたことが

          自転車と車

          自転車を仕事にすると、日常から自転車に乗ってることを期待される。というかむしろ自転車しか乗ってないことを期待される。会議や打ち合わせの時も、「今日は自転車で来たの?」と聞かれることは珍しくない。 さすがに、日常の移動には車を使ってるし、レースやイベントへの移動も車を使う。2014年からは活動を国内のみにしたので、日本各地を車で巡ることになる。福岡を拠点としていた自分にとっては、石川県の輪島や福島県の石川などはかなりの移動時間を使う。 せっかくなんで、移動も何かの仕事にならな

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          お仕事その2、ヨネックス株式会社

          2つ目のお仕事、ヨネックス株式会社です。 きっかけは2013年の年末に発表された一枚のプレスリリース。 スポーツ用品メーカーの「ヨネックス」が、ロードバイクに参入。年明けから販売を開始します。というもの。2013年前半はアメリカで活動しており、後半は国内コンチネンタルチームでUCIや国内レースに参加していたが、翌年は不透明だった自分に何かが響いた。 プレスリリースに書いてあるお客様相談室に早速連絡して、担当者を紹介してもらう。そこから契約の話になり、2014年から現在まで

          お仕事その2、ヨネックス株式会社

          講演など

           「自転車選手」としてのキャリアが一番目立ち、選手イコール競技能力だけを追求してきた愚直な人のイメージを持たれるが、自分の場合は少し違うのかもしれない。確かに、中学、高校、大学、プロと自転車競技人生を一直線に送ってきた素晴らしい選手は、それこそ競技と真正面に向き合い、指導者の導きによって、その競技を代表する選手になっていくのかもしれない。 しかし、自分の場合、競技を始めたのは二十歳、人と同じやり方では、選手として生きていけないし、そもそもスタートラインにも立てないと感じた。

          グローバルレーシングプロジェクトとは

          自分が取り組んでる活動に「グローバルレーシングプロジェクト」というものがあります、今日はその活動がどのような活動かを説明させていただきます。 柱となる活動の一つに若い選手の海外での活動支援があり、これは海外でプロになりたいという夢を持ってる若い選手に、海外で活動するきっかけを提供するというものです。 日本には、幾つかのアマチュアで海外遠征を行っているチームがあります。チームそれぞれにスタイルがあり、一軒の大きな家に選手やスタッフ数人で住み、現地のレースを転戦するというもの

          グローバルレーシングプロジェクトとは

          地域のためにできること

          2018年の4月から、山口県美祢市というところに住んでいます。日本最大のカルスト台地である秋吉台の麓に家があり、一番近くのコンビニまでは10kmある。最寄りのランドマークといえば、大正洞という鍾乳洞と秋吉台サファリランドがある。自転車に乗れば壮大なスケールで乗れるし、サファリの年パスは5千円ぐらいなので、自宅のペットのようにライオンや象と触れ合える。 様々なご縁でここに住もうと思い、住むからには少しでも貢献できればと、今までの活動で広げてきたネットワークを最大限に活用し、自

          地域のためにできること

          自分の仕事その1

          「自転車」をテーマに様々な仕事をさせていただいてます。そんなお仕事をちょっと紹介していきたいと思います。 まずは、自転車に関わるメーカーでの仕事。宝商株式会社が販売する「エバーズ」の製品アドバイザーをしています。 友人の紹介で、2013年のサイクルモードでお仕事をさせていただいたのがきっかけで2014年から正式契約となり、現在に至ります。 仕事の内容としては、製品の開発、プロモーションなど。 https://youtu.be/CPoqSde9wD0 上記のような動画

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