雅子様_記念切手

雅子様 記念切手

「 皇太子殿下御成婚記念切手 」これは、平成5年に母が購入し、私にくれたものである。

私は、こういう記念のものは、使わずに とっておくタイプである。

右上の切手は 歌舞伎の切手で、会社に郵送されてきたものである。

右下の切手は 美空ひばりさん。やはり 会社に郵送されてきた封筒に貼ってあった。

どちらも 綺麗だから 捨てられずに、封筒から切り取って とっておいた。

当然 消印がついている。ひばりさんのなんて、ちょうど小鼻の上に数字が押されてしまって、残念な事 この上ない。

私は、これらの切手を普通に貼って出した人を「勇気があるな~」とさえ、思ってしまう。

そんな私が、皇太子様と雅子様が 御成婚なさった年の記念切手を使えるはずがない。

この記念切手は、いずれ 娘にあげるつもりだ。(息子は だらしなくて、何でもすぐに失くしてしまうから... )


話は かわるが、私は 小3の時から毎日 日記をつけている。

当然 その数は、数十冊に及ぶ。

ある日、娘に「 ねこ(←娘は私を " ねこ " と呼ぶ)さ~、ねこがつけてる日記、どうすんの? あんなに沢山 」と 問われた。

はて?どうしよう?

娘に「 ねこが死んだら、お棺に入れてよ。」と頼んでみると

「 えーーっ! マジで~ ?! 無理、無理! 」と驚かれたけど、他に思いつかない。

ずっと お棺作戦でいこう!と思っていたのだけれど、ふと 私の脳裏に問題が浮かび上がった。

うちの方の習慣で、亡くなった人を火葬する前に、家族や親族が棺をかついで、村中を周るのだ。

どうしよう... 



「せっかく この世に生まれてきたのだから、1冊でもいいから自分の本を残したい」子供の頃から本好きだった自分の夢をかなえるべく、エッセイ漫画を描いています。よろしくお願い致します。