弱々な人が漫画家を目指す理由

最初は迷っていた。


何を迷っていたか。
私には、何かをかくというものしか、生まれてこの方向いていないのである。

それらを奪われると、一気に生きている価値がわからなくなる。

最初は、イラストレーターを目指していた。物心つく前から絵を描いていた。
飽きずに毎日、鉛筆でコピー用紙に好きなように描いていた。
小さい頃から、色を塗る事はあまりしなかった。それは何故か――――

面倒臭いから。

え?と思ったそこの貴方。
私も正直驚いている。
色に興味が無かった。
その一枚に描いたものに、色鮮やかにしたいという欲なんて無かった。

そう考えるとどうだろうか。
イラストレーターは向いていないのである。
モノクロならば、漫画で十分だ。
モノクロ絵なんてものもある。
勿論、それで貫いているイラストレーターさんはいる。
だが、私のプライドがそれを許していない。

一枚で語れる実力が無い。

絵は、語らなければならない。
小説のように文字では無いから。
その一枚で、どういう絵なのかを表現しなければならない。
そう、ひと目でわかるものにしなければ、伝わらないのだ。

漫画なら、小説のように物語れる。
いや、小説は漫画に出来るのである。
私はそう思っている。
プロットを作って、ネームして、下書きして、線画して、色という名のグレースケールをする。
この工程が、私は堪らなく好きだ。

面倒臭いけど、小説だと無い絵が浮かぶように、シチュエーション、またはその場面の一部、盛り上がってきた部分などを描けるだけで幸せだ。
ぬいぐるみなどを作っている人のように、絵も魂を吹き込む。
二次創作で例えると、好きなキャラを描いている時の快感である。

同人誌を描くようになってから


東京ビッグサイトなどで、色々なジャンルの同人誌即売会が開かれる。
私はコミケに参加した事は無いが、数個のジャンルが集まる少し大きめのイベントには参加している。

初めて参加したのは、2021年11月28日(日曜日)。
一般参加(本を買う側)した事が無いのに、直接サークル参加(売る側)したのである。
何故こうなったか。
当時のフォロワーさんの表紙絵を担当したのがきっかけである。
担当したままでいいと最初は思っていたが、DMでのやり取りで、「もし良ければ、参加してみませんか?」と。

断れる訳無か(なまり)。

その後、その方との合同誌と、私の初めての新刊が誕生したのである。
まさか、私が、あの東京ビッグサイトに行くとは思わずに。

腐女子なもので。


私は別名、「闇属性限界夢腐女子オタク」なのですが、これは挨拶でも使います。

腐女子になったのは、現在19歳である私が小学3年生の時。
違法サイトがまだ生きていた時代です。
私、悪い子なので、当時はR-18の成人指定本を、ネットで平気で見ていたんですよ。
しかも、多分とらのあな様からの無断転載でしょうが、そのサイトは同人誌が見れるものでした。嗚呼、当時はなんて規制が緩かったのだろう。私も私で、わかっていながら見るなんて、罪が重い。

この時から見ているせいで、性癖の扉が幾多も開いている訳です。
YouTubeも、当時は規制が緩かったので、BLCDが今よりも長く聞けたり聞けなかったりしたんですよね。
今ではもう、当時聞いていた動画は消えています。当たり前ですが。

闇属性がつくのは、私が病んでいるのもあれですが、体調不良とか、ヤンデレとか、所謂、可哀想系が大好きだという意味です。

現在では、グロも平気で見る上級者です。

では、また次回。

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