ホグワーツ漫才コント学校についての考察

中野なかるてぃんがこわい。

※お笑い芸人が演じているあくまでもキャラクターという体で言及したいのであえて敬称はつけないで呼ばせていただく。

ツギクル芸人GPでのナイチンゲールダンスがあまりにも面白くて、強くて、出会えたことに感謝した。漫才の形も面白いし、フレーズもスタイリッシュだし、シンプルにキャラも楽しい。M-1で爆笑とれるじゃん!?ってコンビだなと思った。

ただ、吉本養成所・NSC東京校で主席だという現実の情報を加味して中野なかるてぃんを見ると、めちゃくちゃ怖いのだ。強い<こわい>ということでもある。一挙一動が愉快であの華のあるキャラクターが緻密に計算されて作られていることが凄すぎてゾッとするというか、なんというか、偏見だけど、ナイチンゲールダンスって絶対にスリザリン寮だよね。

例えば、錦鯉ってグリフィンドールの問題児っぽいが、ミルクボーイはパッフルパフの静かな優等生っぽくないか?霜降り明星はきっとグリフィンドールとスリザリンのコンビだろう。せいやは座学はからっきし、ドジも多いために寮生のいじめの的。しかしスリザリンで一目置かれている粗品だけは彼の秘められた力を認めており、二人は周りの揶揄を意に介さずにお互いだけを信じて駆け上がっていく─
違う寮出身のコンビというのはドラマがあって良い。ベストバランスを誇るひつじねいりの温度感はグリフィンドールとレイブンクロー、決闘クラブで対戦してから讃えあった仲だろう。春とヒコーキなら、レイブンクローでぼっちになっている優等生・土岡をスリザリンのぐんぴぃが「君はこっち側だ」とスリザリン生の秘密クラブに誘うシーンがありそうじゃないか。ママタルト檜原は分け隔てなく友達付き合いをしているグリフィンドール生で、クィデッチで対戦相手のスリザリンが優勝した時に、すごいや〜〜ん!やったな〜〜〜!と緑のユニフォームに紛れて駆け寄ってきて金のスニッチを吐き出した大鶴肥満に「なんでいるねん」なんて言われそうだ。

偏見の話を長々と書いてしまった。
養成所の話からホグワーツに話題が飛ぶのはあまりにナンセンスだが、的確な例えが他に浮かばなかったので許してほしい。とにかく、ナイチンゲールダンスの漫才があまりにも緻密に面白を詰め込まれていて、凄いよねって、それだけの話です。

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