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『コミュニティ』→『仲間』へ

はじめに

エンジニアの登壇を応援する会』のコアスタッフの合宿で私が改めて大切にしたいと思ったことを振り返りながらまとめたいと思います。

合宿の目的や概要については、ariakiさんがまとめてくださっておりますので、まずはこちらをお読みください。(宣伝)


コアスタッフ同士のことを知る

合宿の一番始めに行ったことは、コアスタッフがどんな気持ちでこのコミュニティの運営に関わって行きたいのか?ということです。

コアスタッフ一人一人がLTという形で自分の気持ちをぶつけ合っていたと感じました。(みなさん気持ちの入ったLTでした。エモい!)

ちなみに、私はこのような話をしました。

みなさんの話を聞いていて、私はこんなことを思い浮かべていました。

みんな、誰かと一緒に歩んでいきたいって思ってる…

そんな動機を持っている人たちが、この場に集まっているということがわかりました。

より深く知る

ワークショップはチームに分かれて行いました。

チームメンバーは
KANE
ゆくぴず
ながしー
の3名です。

はじめのワークショップは自己紹介をしてお互いを知ろう!というものでした。

今回作られたチームの中で我々のチームは比較的良く話をしたり、一緒に遊んだりする仲だったので、お互いのことはある程度、わかっているつもりでした…

実際に、お互いの自己紹介をして、気がついたことがあります。

それは、普段から本音をさらけだしているわけではないということでした。(当たり前の話ですが、それを見失っていた気がします)

・相手に気を使って意見を言えていないのかもしれません
・色々と考えていて話をしたいと思っているけれども、他の人の話を聞くことに集中しているのかもしれません
・積極的に話をしているけれども、本当は相手のことを聞きたいと思っているのかもしれません

そういう、ハードルを外してお互いのことを知れば知るほど

みんな熱い想いを持って生きている!

そう感じました。

なぜ、今まではそれを感じることができなかったのでしょうか?
普段からコミュニケーションを取っていたはずなのに…

一緒に飲み会をしたじゃないか?
一緒に遊んだじゃないか?

もしかしたら…私自身が、他の人達と真剣に話しをしようと行動をしていなかったのかもしれません。

いつもの会話は、
「こうなったら良いなぁ」
「こういうことをしてみたいなぁ」
そんな世間話をしていただけだったのかもしれません。

腹を割って話そう

まさにそんな台詞が聞こえてきそうなくらい、お互い本気で話をすることができました。

そのとき、私はコミュニティのメンバーという枠を超えて、ゆくぴずさんとながしーさんを仲間だと思うことができました。

ペルソナを設計する

次のワークではペルソナを設計しました。

※具体的なワークの議事録はこちらに公開されていますのでご一読ください

※ペルソナ設計を知らない方はこちらが参考になります。

一部抜粋してみました。

・26歳 / 男性/ 自社サービス開発 / メンバー層 / エンジニア経験 4年
・会社に新卒で入って4年が経ち、仕事に慣れてきていて働く環境や業務内容対しては大きなネガティブイメージはない
・余裕が出てきて社外に目を向けたとき、今後のエンジニアとしてのキャリアパスに対して不安を感じてしまっている
・危機感から、自分で目標を立てたりスキルアップを目指している
・トレンド技術をキャッチアップしなくては、という思いが強くなりすぎて「あれもこれも」となってしまっていて、結局浅いインプットしかできていない
・カンファレンスや勉強会に参加したとき、自分もいつかああいう風に登壇してみたいと思っている
・自分のモデルケースが身近にいない(遠い場所にいるのは観測できる)
・このような状態だが、相談に乗ってくれたりフィードバックをしてくれる人はいない

このペルソナを作り上げているときに、次のようなことを私は感じていました。

これは…少し前の自分だ…

私たちが支援したい対象は、過去の自分のような人たちなのだと考えるとすごく親近感を抱くことができました。

明確にどんな人に支援をしたいのかがわかると行動が選択しやすくなります。

チームメンバーが同年代で同じような悩みを抱えている3人でもあったので、このペルソナには大きく共感していました。

成長支援方法の検討

私達が設計したペルソナは、過去の自分と同じ悩みを持っているのではないか?それであれば、解決策は

自分たちが必要としていたもの

という観点で色々とアイデアを出していきました。さまざまなアイデアが出ましたが、一番印象に残っているのは

・少人数制ギルド

という施策です。

過去の私に必要だったものが、この支援方法だったからです。

私は、Growthfactionという5人で結成されたコミュニティに参加しています。このコミュニティが、私が未来に向かって走り出すきっかけとなりました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。いつもありがとうございます。

そんな小さなギルドを作る支援っていうのをやってみたいと強く思いました。

おわりに

私がこの合宿を通してとても響いた言葉は「仲間作り」という言葉です。

私自身が仲間のおかげで救われたという経験があるのでものすごく心に刺さりました。

みんな、仲間を求めているんだというのを実感しました。

今の自分が未来に向かって進んでいく原動力になったのは確実に仲間のおかげです。

成長支援方法で出てきた少人数制ギルドは、オープンなコミュニティである必要もないと思います。

信頼できる仲間たちと一緒に色々と切磋琢磨をしていき、その成果をたまには世界に向けて発信する。そんな取り組みが増えると人間の成長は加速していくのかもしれません

私は、信頼できる仲間と腹を割って話したことで、腹の底から本当に必要な物が飛び出してきました。

今回の合宿の経験が、ギルドの成功する秘訣なのかもしれません

ふと、こんな言葉を思い出しました。

「The best way to find out if you can trust somebody is to trust them.」
- Ernest Hemingway (ヘミングウェイ) -

これからは、これまでの自分の経験を活かして、エンジニアはもちろん様々な分野の人たちの、信頼できる仲間作りのお手伝いをしていきたいと思いました。

非常に実りのある合宿をすることができました。

本合宿を支えていただいた様々な方に感謝を申し上げます。

ありがとうございました。

そして、これからもよろしくおねがいします。

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