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真っ先に取り組むべきは「環境整備」です!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

訪問先の会社で、まず気にするのはトイレです。
トイレがキレイな会社は、社員の皆様の挨拶も元気で、
イキイキと働いている姿が見受けられます。
逆にトイレがキレイではない会社では、挨拶もなく、
嫌々仕事をしているという雰囲気が感じられます。

会社もそうですが、高校・大学時代を振り返ってみても、
部室がキレイで練習道具をきちんと整理整頓している
体育会系の部活は強く、よい成績を収めていました。
環境整備とは、規律・清潔・整理・整頓・安全・衛生・挨拶・躾などを
整備することを言います。
成果主義が主流であったこれまでの時代は、
環境整備などを軽視していたというのが、私の持論です。

倒産した会社のトイレは、衛生的ではなく、異臭がしていました。
離職者が多い会社の入り口や玄関には、ゴミが落ちていました。
業績の悪い会社の社員は、挨拶も適当で表情も暗い方が多かったです。
いくら成果や売り上げが維持できていても、経費が上がり、
改善が進まず、業績は落ち込んでいきます。
なぜでしょうか?社長が会社の為の次の一手に、
環境改善を考えていないからです。
「割れ窓理論」にもあるように、環境を整えることは本当に大切なんです。

神聖な神社や、にぎわうお寺のトイレが臭い、
汚いなんてことがあるでしょうか?
私が訪れたことのある場所ではありませんでした。
参拝する人が多ければ、お賽銭も増え、
利益が上がり、運気も上がっていきます。

ビジネスとは、人が集まって建設的な意見が交わされ、
たくさんのアイデアの元でこそ、画期的な商品や製品、
サービスが提供できるんです。
人が集まるところにビジネスが拡大し、社会秩序が保たれます。
環境を整備することでも、若者は集まります。

私は毎日、朝60分ほど事務所を掃除します。
仕事は毎日と言っていいほど、新しく入ってきます。
「鳴かぬなら鳴かせてみよう時鳥」の精神です。
環境整備を導入し、実践、辛抱して継続していきます。
掃除の力により環境が改善され、
環境の改善が社員のやる気につながります。
ひいては事業の改善につながっていくんです。
成果よりも成長していく企業が、これからの社会では必要とされるんです。

会社というのは、社長、リーダー次第でどうにでも変わっていけるんです。
社長が正しい姿勢で経営を実践すると、
社員・メンバーは自然に成長してい来ます。
社長が正しい決定をすると、業績は向上していくんです。

反対に、社長が正しい姿勢を取らないのではれば、
社内の組織は乱れ、士気は下がります。業績は悪化し、
離職率が高まり、倒産する会社も少なくないでしょう。
社長が正しい決定・決断をしない限り、
何をどのようにしても、会社の業績は良くはならないのです。

社長の正しい姿勢とは、常に環境を整備しておくことです。
環境が整備されれば、業績は上を向くでしょう。
私は、サラリーマン時代にまさにそれを経験しました。
どのような経験かは、また次回お伝えいたします。


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