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「礼儀正しさ」こそ最高の人材採用基準!

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

企業人事として、ラグビーチームの監督、山梨県代表の成年監督として、
学生から社会人まで、「いい人材」を見抜くことに携わり続けてきました。
常に自らのチーム文化に影響を与えそうな人物とはどんな人物か、
そこを見分けることを意識して挑みました。

ラグビーには、ONE FOR ALL,ALL FOR ONEという言葉があります。
「ひとりはみんなの為に、みんなはひとりの為に」ですね。
自分だけが得するような行動を選ぶような人物では、
チームワークに影響が出ます。チームプレーが崩れていきます。
特に、膠着状態や接戦での試合に影響が出てしまいます。
そこから状況が変化したときに、組織は機能しなくなってしまうんです。

採用がうまくいっている会社は、地頭と論理的な思考力よりも、
人格・人柄・人間性など、礼儀正しい人材を
採用することを最優先に考えて面接をします。

転職者の面接でするべき質問とは、次にあげる質問です。

1.前職の雇用主は、あなたの事をどのように評価していると思いますか?
 良い評価でしょうか、悪い評価でしょうか?

2.前職であなたの部下だった人は、あなたの事をどう評価していると思いますか?
 良い評価でしょうか、悪い評価でしょうか?

3.自分自身でいちばん改めるべきことはどういうところですか?
 2番目、3番目についても教えてください

4.前職で積極的に参加したプロジェクトはありますか?

5.あなたがカッとなるのはどういうときですか?最近カッとしたのはどういうときでしたか?

6.仕事のストレスを抱えたとき、葛藤があるときはどのように対処しますか?

7.自分がストレスを自覚するためにどのような手段をとりますか?
 また、何にストレスを感じますか?

8.過去にした失敗について教えてください。状況、どのように対処したか、また失敗から何を学んだのか教えてください

9.あなたに管理者としての能力があることを示し、実例をいくつか教えてください

10.あなたが一緒に仕事をしにくいと感じるのはどういう人ですか?また、他人と仕事をするのが難しいと感じるのはどういう時ですか?そういう場合にどのような対処をしますか?

11.一緒に仕事をしたいと感じるのはどういう人ですか?これまでのチームで最高の経験を教えてください

面接時には、志望者の言動から礼節の高さを測ることに集中します。
時間通りに到着したか、前職の雇用主や同僚などを悪く言うことはないか、
自分の行動や結果について責任を持とうとする姿勢があるか、
良くない結果を人のせいにしようとしていないか、等です。

また、志望者が何を言うかも大事ですが、
何を言わないかにも注目するべきです。
誰かや何かを主語とする具体的な話が出た場合に、
その人の礼節に関係が深そうな部分をよく聞きます。
話をしているとき、聞いているときの態度も、
言語にはならない情報を伝えてくれるので、よく見ましょう。

仕草や表情はどうか、落着きがなくなっていないか、
あなたの会社の価値観に合うと感じられるでしょうか?
もし、その人が会社の価値観に合わないのだとしたら、
できるだけ早く決断する方が良いでしょう。

志望者が面接に訪れた際には、面接官以外の社員とも
接触する機会があるでしょう。
その態度も、注意してみていてください。
かつて私は、守衛さんにも評価を伺ったことがあります。

「今日の面接に来た方は、挨拶がしっかりしていましたよ」とか、
「今日の学生は守衛室を無視して許可申請をするよう指導したら、
   直に記入しすいませんと謝っていました」なんて、
面接時以外の評価ポイントを知ることができました。

礼節を重んじることは、採用基準に一番大切な要素なんです。

スクラムヒューマンパワーは、ビジネスマナーも
人材マッチング・コンサルティングサービス内の
キャリア形成に仕組み化されています!
今の若者は未学習なだけなんです。
しっかり教育し育成すれば、期待以上の成果を見せてくれます!



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