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朝活に行ってきた話②

こんな引っ張るつもりはなかったんだけど、書いているうちに、色々と「変だったなぁ」と思い出していき、文量が多くなってしまいました(笑) 

その違和感を感じた1つが、謎のグループトーク。会場内で適当に組まされた3人組で、自己紹介が始まった。

1人は、フリーター。仕事をやめて、なにか新しいことにチャレンジしようと、情報収集や仲間を探しているらしい。「金持ち父さん」を読破。ビジネスオーナーや投資家になりたいみたい。なるほど。思いっきりこのイベントのターゲットだと、確信する。

そして、もう1人が、このイベント関係の人。いわゆる「サクラ」の1人。そう、多分、会場内の全グループに、このサクラが紛れているのだと、その時気づく。だから、隣同士で組むことなく、わざわざ会場を歩いて、サクラが行き届くように調整されていたのだと、気づいた。うまいやり方だなぁと、逆に勉強になった。

そのサクラさんは、料理人を目指していたけど、挫折して、えっと、なんだったかな。とにかく、「周りにいる人」を変えることを実践している的な話をしていたと思う。

個人的には、「周囲の人」と「自分」を繋げるような発想は、あんまり好きじゃない。周りのいる人を「ステータス」と思う人と付き合うのが、めちゃくちゃ怖いし、「いや、周りより、そもそも自分自身じゃね?」派なので、あんまり自分とは合わない信念を、確か語っていたような気がする。とにかく、啓発本チックな自己紹介だった。

そして、自分の自己紹介。包み隠さず話すと、やっぱりコピーライターそのものに食いついてくれて、ちょっと嬉しかった(笑) でも、確か途中で、そのサクラが、

「でも、まだ、食えてないですよね?」

的なことを柔らかく確認してきたような気がする。ありがたいごとに、わりと生活はできているし、仮に食えてなかったとしても、だいぶすごい質問だなぁと思った。多分、もし食えていなかったら、「生き方を見直せ」的なところに誘導してくるんだろうなぁと想像する。そう、自分は、このイベントのターゲットではなかった。このイベントは、「何か自分を変えたい」と思っている人が、後で紹介される「本講座」なるものに入信するための、イベントだとのちのち気づく。そう、このイベントは、朝活ではなく、ただの営業だった。朝営業だった。

あと、自己紹介以外にも、「誰からこのイベントを紹介されたか」的な、アンケート調査的なものが行われた。こういった「自己紹介」「アンケート」のグループトークを、「アウトプットの場」として紹介されていた。そっか、だから講座のときに「アウトプットは大切」的な話をしていたのかと、緻密な構成に膝をうった。

そんなこんなでイベントが終わり、このイベントを紹介してきた吉高由里子似の女性に「どうだった?」と聞かれた。「いや、これ、営業ですよね?」とか「このイベント、緻密で勉強になりましたー!」とか言えるわけもなく、「うん、なんだか、やる気になりました」的な曖昧な返ししかできなかった。

ちなみに、その吉高由里子は、このイベントの人を思いっきり信用しているみたいで、接し方に少し悩んだ。このイベント(営業)自体を否定しているわけではないけど、何というか「今の自分には、その商品はいらない」という感じだった。この朝活を通じて感じたこと、それは…。

何にも裏のない人と、普通に交流がしたい…(笑)

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