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酒粕

今回も本題に入る前に

カビを生やさぬために
仕込み樽に押し込みながら入れます。
空気に触れないようにして、蓋を締め、重しを置きます。

麹菌は酸素があるところで生育する好気性生物です。
麹菌は酸素を利用して有機物を水と二酸化炭素に分解する際に、エネルギーを獲得し、そのエネルギーで生命を維持したり、増殖を行っています。

ですが、他の雑菌である諸々のカビ達に生存競争で負けてしまいます。
そこで乳酸菌によって作られる「乳酸」がヒーローとなるのですね。

乳酸菌は酸素が無くても生きて行けます。
そして、酸素が無いと多くの乳酸を作り出すのですね。

つまり、樽の中の酸素を麹菌が使い切ると、乳酸菌による発酵が優位に立つということです。
何度も言いますが、味噌や醤油が腐りにくいのは、塩分によるのでは無く、乳酸成分の影響です。
味噌を仕込んで3カ月後くらいで「天地返し」をしますが、そうしなければ麹菌による発酵は行われないのです。
これなくば、たんぱく質をアミノ酸に分解する「プロテアーゼ」や、でんぷんを糖に分解する「アミラーゼ」、脂質を分解する「リパーゼ」等の酵素は生成されないのです。

さて本題に入りましょうか。
随分前に麹菌による甘酒のブームがありました。
メディアが随分と推していましたよ。
"甘酒は飲む点滴"だなんて、もてはやされてました。

私はその頃から、麹菌による甘酒では無く、酒粕から作る甘酒の方がカラダに良いですよ的投稿を何度かしたものです。

理由はもうかきません。
だってもう何度も書いてきてますから。

酒粕がヒーローのように表に現れてきたのは、この俺の投稿によるものでは無く😂、新コロナワクチンによる健康被害がその原因となったのでした。
つまり、その後遺症改善(シェディング被害改善も含む)に効果があるという理由です。
まあ私もとても早くから、酒粕の効果を投稿し、被害者に食してもらおうとしたものです。
このnoteで酒粕成分に触れた投稿は私の投稿の中でダントツ一位の閲覧回数を持ちます。

https://tanoshiiosake.jp/10929

https://www.gekkeikan.co.jp/RD/health/amazake05/

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbrewsocjapan1988/101/11/101_11_893/_pdf

一部抜粋 『L-システインはタンパク質を構成するアミノ酸の一つで、特に肝臓の解毒作用や皮膚の代謝に関係しています。皮膚の色素沈着をもたらすメラニン色素の生成を抑えるだけでなく、体外への排出をうながす作用があり、しみ、そばかす、日焼け、かぶれなどの対策としてビタミンC、ビタミンB類などとともに用いられます。また、L-システインは体内でお酒(アルコール)を処理する酵素であるアルコール脱水素酵素、アセトアルデヒド脱水素酵素を活性化する作用があります。これにより、二日酔いの改善にも用いられます。』

https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00066031.pdf

『効能又は効果』
アセトアミノフェン過量摂取時の解毒

酒粕の中で注目されてきたのが、グルタチオン(システイン)と5-ALAです。

ただ、つぎのような効果が期待される 「SAM 」も注目されるべきでしょう。

https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9710/9710_tokushu_1.pdf

一部抜粋  『SAM は,ドイツやロシアなどで処方箋薬,カナダや米国などでは補助食品として,40 年以上の流通実績があり,一定の効果と安全性が確保されている成分である.SAM には,気分改善効果や抗 肝 障 害 効 果, 抗 関 節 炎 効 果 な ど が 知 ら れ て い る.・・酒粕中の SAM 含量調査の結果,酒粕は,現実的な摂取量で,SAM の機能性を示してもおかしくない含量のSAM を含んでいることがあきらかとなった.』

SAMとは、S-アデノシルメチオニンのこと。

DNAメチル化と呼ばれる反応に関係する。

『DNAメチル化は時間と共に宿主のゲノムに取り込まれたウイルスやその他の有害な要素の遺伝子の発現を抑制する。』(寄生虫的ウイルスは存在しませんが)

いずれにせよ、酒粕ってかなり凄いでしょ。
この私の今回の投稿でスーパーの酒粕が売れまくる、なんてことは起こるだろうか?
否、ありえませんな。😂

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