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WEB出張編集部に参加してみた

今年の振り返りの1つということで。
12/9、先日土曜日にモチコミonlineという出張編集部のWEB版に参加しました。


古のオタク、WEB出張編集部にログインする

私はあくまで趣味として、二次創作を描いているオタクです。
しかも今年に入って急に、ある漫画にはまって創作を10年以上ぶりに再開した、所謂古のオタクです。
10年以上ということは、10年どころじゃないってことです。お察しください。

創作から離れて幾星霜、漫画の描き方等基本を結構忘れていましたので、GWにコミティアへ初めて一般で行ったついでに、出張編集部に参加しました。
それがなかなか良い刺激になりまして、その後の原稿作成が少し変わりました。

そして今度はオンラインで行う出張編集部があると知り、参加してみました。

WEB出張編集部とは

プロ以外にも門戸が開かれる「出張編集部」がありますが、そちらの詳細は色々な方が既に多く書いていますから省略します。
しかし、地方者や諸事情でイベント会場には行けない人はいます。私もそうです。
私の場合は趣味とはいえ、漫画は上手くなりたいなーと思うので、聞けるものならプロの編集さんの指摘を聞いてみたい。というタイプです。
地方なのでイベントは普段はそうそう気軽に行けるとこに住んでいませんし、冬は特に持病があり無理ですが、オンラインならいける。

ということで、参加してみました。
詳しくは、下記のレポート漫画を描いてみましたのでこちらでどうぞ。

事前準備

エントリの仕方について、あまり詳しく描(書)いている人が少なかったため、レポ漫画は主にエントリ方法について描いています。
それ以外は通常の出張編集部と変わりません

事前に準備しておくべきものはレポ漫画の通りですが、

・提出用サンプル原稿データのUP→CLIP STUDIO SHAREがお勧め。クリスタを持ってなくても無料でアカウントが取れます(→https://share.clip-studio.com/ja-jp
・オンライン上のポートフォリオがあれば更に良い(pixiv・ジャンプルーキー・その他イラスト漫画投稿SNS等)

上記2つは必要でした。
二人のうち、一人はPDF提出でもマッチングして見て貰えましたが、たまたまPDF&zipでサンプル提出推奨の編集さんだっただけでした。
クリスタのサービスの方が断然軽いですね…。
表示設定はもちろん「見開き」です。
土壇場申し込みなせいで、入稿用総集編本のデータをそのまま送ったので、2本程度をピックアップして送った方が良かったなと思うところです。

面談

二人ともGoogleミーティングで面談でした。
編集さんは二人ともカメラONでしたが、私は特に点けなかったです。
モチコミ主催アカで行われたアンケート結果でも、特にしなくてもよいという編集さんの方が多かったし。
何よりすっぴん&でんちこ(綿入れ半纏)着てましたよね…。

基本は事前に提出したデータを読んだ上で面談ですが、沢山の人数を相手にしているため、申請時のプロフや事前アンケートは編集さんが覚えている、とは思わない方がいいと思います。
レポの通りに、最初の挨拶代わりに簡潔にプロorアドバイス希望か、聞きたいことを直球で投げた方がいいです。
多数対1、ということを忘れずに。

ポートフォリオが役に立つ

また私の場合、WEB再録だったので9割が鉛筆ツール(ネーム同等)利用で、ちゃんとペン・ベタ入れした完成原稿が2つめに提出したデータの後半にあるというものでした。
今考えるとこれも良くない。
そのため、面談中にペン入れ原稿について言及された時は、プロフに記載していたポートフォリオ代わりのSNS画面から、実際は見てもらいました。
そういう意味でも、提出枚数とネームを見てもらうにしても、ペン入れ原稿はペン入れ原稿で別途用意がいるなと思った次第です。

マッチング率

土壇場エントリ且つ、提出データが鉛筆書きばかりの二次創作BLのため、正直マッチングは難しいだろうと思い、「数打ちゃ当たる」でいきました。
結果としては12件内2件がマッチングです。
また、レポに「全体申し込み」ついて描きましたが、同時刻で4人までは同人申請が出来ます。やれるならやった方がいいです。
私は「全体申し込み申請中」に切り替わった時点で、同時刻に2人目を出したらその2人目の編集さんにマッチングしました。
全体申し込みは少年誌狙い以外は、複数同時申請の「個別申し込み」の方が良いんじゃないかなあと、個人的所感です。

尚本来は、3日前には決定するものだそうです。
ただ、TLを見てると結構ギリギリまで受け付けている編集さんが多かったですね。返信も前日ギリギリに回答してる人も多い。
理由としてはシステムに編集さんも慣れてないor提出データに全部目を通してから回答するから返信に時間がかかる。といった様子でした。

イベント会場と違って、必ずしも見て貰えるものではないので、最初から同時刻複数でもいいかなと。
ある程度見切りをつけて、どんどん申請する方がいいと思います。

楽しかったです。

事前に原稿を見てもらうことと、開始時間が予約で決まるので、その間に別のことが出来ますから、その辺は便利ですね。
ひとりは元大手出版社の編集さん、もう一人も電子ならここ、という編集さんと、どちらもベテランの編集さんで大変勉強になりました。
片方はしかもBLじゃないってのに。青年誌もやってるとやっぱ視点が違うなあ。
昔自分がいたジャンルからプロになった人の担当さんだった、という話も聞いてびっくりしたり(おかげで何故、説明が多い漫画になりがちか、理解が早かった)

絵柄等については前回のリアル会場での出張編集部で色々聞いたので、別途レポ漫画がありますから後日UPします。

自宅なのでイベント会場より落ち着いて話せたと思います。
また機会があれば、違う作品が出来た時に参加したいですね。
今度はちゃんと完成原稿だけで。



GWの時のイベント会場での出張編集部レポはこちらで。


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