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HIJIKIが2023年に見た映画⑥


やるぞ!

ゲーム開発もあって年の後半は映画の数、全然だったね……。

と思ったけど、11月は新作3本+2本見れました。自分基準だとめっちゃ多いぞ!



※ネタバレあり



ゴジラ -1.0 (マイナスワン)

ゴジラが熱戦を初披露するところ、美しすぎんか?

ゴジラの大暴れが期待を超える大暴れでたいへん満足でした。このくらいの大きさの方が生々しい怖さがあって好みかもしれない。ヒューマンドラマに関しては、最後の作戦前に全部の物語のパーツを開示してきた上、実際その通りになったのでビビりました。山崎貴監督の作品のストーリーとかテーマの表現の仕方は勝手に「もっとアタシ(観客)を信じてよっ!!」という気持ちになりますね。まぁでかい置き土産を置いていくラストだったんだが……。

ゴジラはヘドラとこれだけしか見てないから、初代ゴジラを見てヴァーナード嬢曰く。の神林さんと同じ視聴歴になりたい。


グランドブダペスト・ホテル

韓国に行く途中に見た。

「ウェス・アンダーソンすぎる景色展」というイベントの告知を見て「ウェス・アンダーソン見たことねぇなあ……」と思ったのでチョイス。
ホテルの中で殺人が起こるのかと思ったら、遺産相続騒動+脱獄話だったでござる。
コンシェルジュ(?)がどうせ実権も握った上で悪いことしてるに違いないぜ〜!!→違いました……。彼なりの美学がしっかりしていて株が上がりっぱなしだったね。
あの辺りの歴史に全く明るくないのでそういう知識を得ないとな……と思う。
あとアマプラ、イラストの構図の参考のために映画見てるところもあるから10枚くらいはスクショOKにしてほしい。


キャッチミー・イフユーキャン

韓国から帰ってくる途中で見た。

実話を元にした(そこそこ盛られてそうな)、若い詐欺師とそれを追う警察の物語。主人公が17歳かそこらなのに、堂々と嘘をつきまくるので、実際対峙したら騙されちゃうんだろうなぁと思わせる力がある。でもその行動の根っこが仲が良かった家族を取り戻したいからで……クリスマスに刑事に電話かけてしまうような子供であることが、行動の端々からありありと伝わってきてつれぇよ……。ディカプリオの不安定なところがある少年っぽさが上手すぎる……お父さんの演技もすごくグッときたけど……。父子関係の描き方、思うところありありでいいよね……。

スピルバーグで「ジョーズ」、「E.T」、「ジュラシックパーク」未視聴なのマジ?
流石にジョーズは見たい……でも今ジョーズ見るタイミングってなくない? まあ、見るタイミングがない名作を意識的に視聴するのが目的でこのnoteを続けてるのでいつか。いつか!!


北野武監督の最新作。北野作品はソナチネしか見たこと無かったが、ドライに画面の中で暴力が振るわれる雰囲気はかなり好きだ。

殺伐BLというかシンプルに血みどろの日本人の倫理観ガバガバだった時代!戦国!だ。(殺伐百合は定着したのに逆はあんま言われないね)
それ以上に恐ろしいのは暴力描写ではなく、これだけ殺人描写や腹の探り合いを描いた上で、全部どうでも良さそうな点だ。武士道を側から見たときの滑稽さはもちろんだが、コミカルなやり取りもこの映画だと何故か薄寒さを覚える。こんなに「どーでもいいんだよ」と突き放されるような体験はあまりないだろう。噛み砕けてるのかな……武映画……。
「その男、凶暴につき」をどっかのタイミングで見たいですね。


鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

感想はこっち

「第二次世界大戦で生き残った男」と「日露帰りの男」が見られるのは今だけ! このキャラクター性がかぶることある?



年末なにか観ないと今年最後に書くであろう⑦がスッカスカになりそうなので、なんか観ます。

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