hikaruの分析語り②分析で大事なことは水曜日のダウンタウンに学べ

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こんにちはHikaru Kashidaです。
この記事を書いているのは9月の末、秋が訪れようとしている季節です。
夜の肌寒さがちょうど心地良いシーズンですね。

秋は一年の中で僕が最も好きなシーズンです。居酒屋のもつ煮込みが美味しい。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、前回は下記のような記事を書いて、『分析とは一体何なのか』というテーマでお話をしました。
これまでの記事はmagazineとしてまとめてあります ⇢ https://note.mu/hik0107/m/m0ab2041e55db

またその中で分析を行う上での典型的な流れを、やや抽象的に記述しました。簡単に復習すると、

分析とは、『A or B』という問いに対して解を出すこと

であり、分析という仕事の全体像をステップに分けて表現すると次のようになるという内容でした。

step① 解くべき問い(知りたいこと)を見つける
step② AoB問の形に落とす
step③ そのAoB問にどうすれば解を出せるかを定義する
step④ 必要な数字を揃えAoB問の解を導出する
step⑤ 解となる情報を説明可能な形に落とす

本記事のテーマ

さて上記で復習がてらに紹介したこの『分析の流れ』、実は私が大好きなあるものに非常に似ているのです。

何だと思いますか?

それはTBSで水曜日の夜に放映している愛すべきバラエティ番組、『水曜日のダウンタウン』です。

今回は "水曜日のダウンタウンと分析” についてお話したいと思います。

ネタ切れなのか?

いまみなさんの頭の中には次のような疑問が浮かんだかもしれません。

まだ 第②回 なのになぜ突然、某松本氏と浜田氏がMCを勤めるバラエティ番組について話しだしたのだろう?

もしや、わずか二作目にしてこいつは早くも分析についてのネタが切れたのではないか?Hikaru Kashida とは空虚な存在なのではないか?

言わせてください。それは違います。

決してネタが尽きたので適当なことを話そうとしているわけではなく、僕はわりと本気でこのテーマについて語りたいと思っています。

実はこの『水曜日のダウンタウンは理想的な分析の流れ体現してんじゃねーのか仮説』について、4ヶ月ほど前に自分のTwitterにてなんとなしに呟いたことがありました。

特に誰の共感を得ることもないのではないかと思っていた適当なツイートだったのですが、意外にも多くの方からリアクションをいただき、ひとり驚いておりました。

これは本当に意外だったのですが、もしかして同じようなことを考えていた人は世の中に多かったのでしょうか?

TwitterのAnalyticsによると、この駄ツイートが20万人もの方の目に触れてしまったようです。

うーむ、これは、このツイートで言いたかったことをもう少しちゃんと書く必要があるのではないか...そのような強い(無駄な)使命感からこの記事を書くべく、筆を取っています。

水曜日のダウンタウンとは

さて、本記事の読者全員がこの番組について十分な知識を持っているわけではないと考えるのが妥当と思いますので、『水曜日のダウンタウン』という番組について簡単に解説しておきましょう。

ざっくりシンプルに言ってしまうと『芸人が思いついたある考え(=説)が正しいかどうかを、番組が検証する』という企画です。

例えば、次のような説があります。

・東京で八ツ橋買う人アリバイ工作以外考えられない説
・飲食店の看板に一番多く描かれている生き物 うなぎ説
・日本一多い曲のタイトルは「さくら」説
・ZARD曲のタイトル絶対サビに持ってくる説
・街でバンドT着てる人そのバンドのイントロクイズに答えられなかったらTシャツ没収されても文句言えない説

こういった正直どうでも良いといえばそれまでだが、もし知っておけるなら実は面白いかもくらいの仮説の検証を行うのが、この番組の秀逸かつ非常に面白いところです。

水曜日のダウンタウンに関する見解

この機に『水曜日のダウンタウン』について少し調べてみます。
番組の公式HPには次のように書かれています。

人は誰しも自分だけが信じる“説”をもっているはず。そこに確かな裏付けや科学的根拠がなかろうと、個人が妄信的に信じ込む“説”を芸能人・有名人たちが独自の目線と切り口でプレゼン。その“説”についてスタジオメンバーと激論を交わしながら展開していく。アカデミックでありながら、くだらないトーク&情報エンタテインメント番組だ。
 
その説は定説になりうるのか──
はたまた、人々を混乱させる前にこの世から処分すべきデマなのか──
実験ロケなども混じえて徹底検証していく!!

(番組公式HPより引用)

番組のテイストの割には、なんだか勢いのある正統派っぽい感じの解説でちょっと驚きました。どバラエティな番組ながら、『アカデミックな要素がある』ということを謳っているのが面白いですね。

また、個人的にはこの冒頭の一節は非常に含蓄が深いように感じます。

人は誰しも自分だけが信じる“説”をもっているはず。そこに確かな裏付けや科学的根拠がなかろうと

僕自身は普段はビジネスのシーンにデータアナリストとして身を置いているのですが、この一文の『ほんそれ感』はただごとではありません。

そう、企画担当者も事業責任者もマーケティング部もそれぞれみんなが自分が信じる説(=仮説)に基づいており、明確に周囲とコンセンサスが取れる状態となるほどの論拠が無いということかと思います。そしてデータアナリストの役割はカオスをこの『独自のセンス』という(時として正しく、時として怪しい)ものに基づいており、明確に周囲とコンセンサスが取れる状態となるほどの論拠が無いということかと思います。そしてデータアナリストの役割はカオスをこのを持っている....問題は大抵の場合その根拠がいわゆる『独自のセンス』という(時として正しく、時として怪しい)ものに基づいており、明確に周囲とコンセンサスが取れる状態となるほどの論拠が無いということかと思います。そしてデータアナリストの役割は少なからずカオスを含むこの状況において関係各所と、

....長くなりそうなので一旦止めておきましょう。この話はまたいつか改めてしてみたいです。

さて情報源を変えて、wikipedia には次のようにあります。

お笑い芸人及び芸能人が自らの提唱する様々な「説」をプレゼン、その「説」を検証した模様をVTRで紹介し、スタジオでパネラーと観覧やトークを展開する番組。番組後半では、世の中にある「説」や視聴者から投稿された「説」を紹介、検証するコーナー「みんなの説」が行われる。

- 中略 - 
番組視聴率は、初回は7.0%であった。が、その後は上昇傾向にあり、2014年9月3日に歴代最高視聴率となる12.7%を記録。その後概ね平均8%台を推移している

( wikipedia 執筆時点2018/9/24 より引用 ) 

テレビはさほど詳しくないのですが、おそらくこの視聴率は決して悪くない数字なのでしょう。面白い番組なので、末永く続いてくれると嬉しいです。

具体的な例で解説する

さて、番組についての理解を深めたところで、『水曜日のダウンタウンは理想的な分析の流れ体現してんじゃねーのか仮説』についてひとつ具体的な例で説明してみましょう。

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メルカリのデータアナリストチームのヘッドHikaru Kashida https://twitter.com/hik0107 が、分析を中心に思ったこと徒然について書いていきます。長文・図表多め。

コメント1件

めちゃめちゃ面白かったです!この記事自体も「分析のフローはみんなの説と同じ」というAoBで、判断基準は番組が5つの要素を100%内包しているかどうか、という第一回の分析のケーススタディになってて二重におもしろいなと思ったのですが、認識間違ってないでしょうか…?勉強させていただきたいです…!
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