山荘やまの彩（大分筋湯温泉）

九重ICから車で40分。

筋湯温泉へ向かうのは初めてです。

途中でコンビニに寄ろうかと話していたけど、九重夢吊り大橋方面〜筋湯温泉に向かう道では1件も見かけなかった。旅館内でもお酒やお菓子等を購入できますが何か必要なものがあれば街中で購入してた方が良いかも。

筋湯温泉街に入り、脇道を奥へ。
他の旅館から少し離れた場所にあります。

客室数は少なく館内も落ち着いていて静か。
他の宿泊客の方とすれ違うこともほぼなかったです。

「おおやまれんげ」というお部屋に泊まりました。

少し変わった造りになっていて2階が客室、1階の階段脇の先にお部屋専用の半露天風呂があります。

ここの旅館ではほとんどのお部屋に露天風呂が付いていて
それぞれ岩風呂、檜のお風呂など特色の違うお風呂が楽しめるみたい。

おおやまれんげは唯一の洋室タイプだそう。檜の半露天のお風呂でした。

源泉掛け流し。ここから水を加水して温度を調整します。
横は川に面した崖。
眺めがすごい〜。

こちらのお部屋、1階部分は別の客室だったみたいで音には気を遣いました。
（ドアの開け閉めの音が聞こえていたから多分こちらの音も聞こえてたかな...）

やまの彩さんには他にも源泉掛け流しの貸切湯が3つありいつでも入れました
利用時は入り口の札を裏返し、鍵をかけて入ります。

〈さえずりの湯〉

額縁みたいな大きな窓。
薄暗いお部屋ですが風がさらさら〜と入ってきて癒されます。

〈やまそわの湯〉

目の前に九重の山が。壮大な景色。

〈ほぐれ湯〉
こちらは小さめの岩風呂。

お部屋にもお風呂があるのに良いんだろうか...贅沢。


客室のある長屋と、お食事処やロビーのある棟は屋根付きの渡り廊下で繋がっています。

中庭の緑も綺麗に手入れされていました。

ロビー横に談話室がありコーヒーメーカーで美味しいコーヒーを頂くことができます。ちなみにドリンクやお菓子もロビーで購入できました。
この談話室もあたたかな雰囲気でとても素敵だったのですが写真がなくて残念...。

夕食はお食事処で。

山女魚、馬刺し、季節のお野菜と地元の旬のものが並びます。
山里のお料理。全部美味しい！
特に山芋の養老蒸しが好きでした。

テーブルの真ん中には囲炉裏があり
ここで山女魚を焼きます。

（まだ生きている状態で持ってきて頂くので苦手な方は予め言っておくと良いのかも...。ピチピチ動いていました。）
新鮮そのもの。ちょっとハプニングがあったんだけど美味しかった。

夜は貸切のお風呂に入ったり、部屋でゆっくり過ごしました。

朝風呂

まだ暑い時期でしたが、さすがに山の上。
朝は肌寒い。お風呂の湯気が見えます。

朝食は昨日と同じお食事処へ。
お米はかまどで炊いているそう！

お野菜の煮付け、お味噌汁やお新香等素朴でシンプルなお料理。
朝食もとても美味しくて大満足でした。

筋湯温泉街内の打たせ湯を利用できるコインを頂けるので少し歩いてそちらに行くこともできるみたいです。
でも時間が勿体なくて結局チェックアウトの時間まで籠っていました。

立地的に周りには何もありませんが、緑の中でリフレッシュしつつゆっくりすごせる旅館でした。コスパも良いと思います。
冬はチェーン必須かな〜雪の時期はまた違った良さがありそうです。