ひらりフワリ

響木アオちゃんのいう「ひびきあいたい」に関する考察

アイドル「響木アオ」
怒涛の勢いで成長する彼女。多数のリアルイベント。
テレビ・ラジオ・ドラマなど各方面への進出のパイオニア。
そしてavexでのアイドル・作詞作曲家のWデビュー。
「ひびきあいたい」をコンセプトに走り続けてきた彼女。
今回は活動を振り返りつつ、「ひびきあいたい」について考察していく。

AVネタの思わせぶりの多かった初期
見切り発車のように暴走しつつ、コメントに合わせたネタを挟みつつ
毎日毎日、気づけば100日続けて動画を投稿していたあの頃。
安定路線を匂わせてからのまほうの鑑号
唐突なオリジナル曲、電子のシンフォニーのワンマンライブ動画
そしてインストアライブ決定の発表
終始あわあわしているナマ放送から想像できないレベルで
初の試みであるTSUTAYA三軒茶屋店ライブを大盛況におさめた。
アオちゃんも、スタッフも、お客も、みんな初めてで、声も制限させる中と考えるととても盛り上がったものだと思う。現場の熱量は実際すごかった。

ネタを挟み、歌を増やし、ライブを重ね、生放送も継続し
2ヶ月、3ヶ月、・・・・気付けばそろそろ1年。
時間の経過とともに、彼女は確実に成長していた。
無謀と思われた500万のクラウドファンディングでは、目標金額を上回り
無事全国ツアーを開催し、日本各所で響きあった。
言葉のドッジボールも、シャドーボクシングのようなダンスも成長し
今では立派にMCをつとめ、歌声を響かせ、可愛いダンスを披露している。

「ひびきあう」とは何か

アオちゃんのコンセプトは「 みんなと響きあいたい!」
響木アオという名前。自己紹介での「アオと一緒に響きアオう!」。
口上の「みんなと響きあいたい!響木アオです!」。

常に響きあうことをテーマに活動してきた。
ライブでは必ず写メ会を行い、ひとりひとりとお話をした。
歌では、コールアンドレスポンスなどで一緒に盛り上がってきた。
生放送でも、必ず口上を入れて楽しんだ。

常に、みんなとのやりとりを楽しみにして活動してきた。
だから、ファンも、そのやりとりが楽しくて応援してきた。

ライブで初めてコールアンドレスポンスをしたとき
生放送で初めて口上をしたとき
あの時のうれしそうな、心から喜んでいるアオちゃんの姿が今も忘れられない。

歌詞から深読みする”びひきあいたい”

"聞こえるかな 私の声"
"心に住まわせて 電源を落としても"
"あたまの中がいっぱい 君が住んでいるみたい"
"いつも1人と嘆くけど 大事な人って 本当は近くにいるよ"
"あなたがいれば それだけでいい 世界が終わっても"
"誰もが待ってるの 響きあえる その時を"
"1人じゃない 私がいるよ"

彼女はとても孤独だった。
否、人はみな孤独である。

では、なぜ彼女が孤独だと嘆いていたのか。
それは、"響きあいたい"と思っていたからである。
"響きあいたい"と思ったとき、そこに誰もいなければ、孤独を痛感する。
つまり
逆をいえば、彼女は本質的に"響きあいたい"のだ。当初からずっと宣言しているように。

その孤独からくる、優しくも切実な想い
「私の声は、想いは届いていますか?
あなたは、私がいるから1人じゃないよ
大丈夫、私は裏切らない。大好きだよ。」
アオちゃんの歌には、どの歌声にも、この想いが込められている気がする。

アオちゃんは強くない。
普通の女の子だ。当然、不安に怯える夜もあるだろう。
僕らもあまり強くない。凹むし、つらいと嘆く日もある。
だからこそ、"響きあいたい"なのだと思う。
「私が応援するね!」ではなく
「私のことを応援してね!」でもなく
「私も応援するから、あなたも応援してね!」という、双方向的な感情のやり取りを感じる。

パイオニアのように、様々な企画に業界先取りで挑む彼女
その一歩一歩は震えていたかもしれないが
全部乗り越えてきた

"君となら 響きあえるよね"
"ひびきあいたい 画面を超えてすぐに"

バーチャルとリアル
二次元と三次元
虚構と現実
画面と向こう

そんな壁を超えて、僕らは響きあっている
アオちゃんの笑顔に笑い
アオちゃんの想いに涙し
アオちゃんの願いを叶えたいと動く

あなたが好きだ
壊れるくらい好きだ
ちぎれるくらい好きだ
一緒にいてくれる君が好きだ
この地球上の誰よりも好きだ
心の中に住まわせたいほど好きだ

その魂に、これからも響きあいたいと強く思う。
だから、北海道?京都?仙台?
どこへだって、響木、会いにいくよ。

この記事を読んで、アオちゃんを気になったのであれば、ぜひこの動画を開いてください。どうぞ、よろしくお願いします。