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Vtuberライブの新時代 GEMS COMPANYのMagic Boxとは

先日、6/30日のお昼、ジェムカンのライブに参加してきた。

そこで、私は後悔をした。

推してこなかったこと、追ってこなかったことを後悔した。

私は、色々なものが好きだ。
実際、この世の中にはステキなコンテンツがありふれている。
叶うことなら、時間と金を無限に手に入れて全部を楽しみたい。
そんなことは無理なのは知っているから
どこかで取捨選択を行って、楽しむものを絞っている。

取捨選択の手段には色々な手段がある。
レビュー・評価などに頼るのもいいが
自分の目で見るのが一番だと思う。
他人の情報操作で食わず嫌いして損するような
そんなつまらない人生は毛頭送るつもりはない

ジェムカンに関しては、MVもいくつか観てすごいとは思っていた。
響木アオちゃんとコラボ放送を行ったこともあって、トークも良いと思っていた。
何人かのジェムカンおじさんの記事も読んでいた。

しかし、毎回の放送に遊びにいくほどかといえば
そうではなかった(いくつか動画をみてはいたけれども)。

そんな自分のセンサーの殴りたくなるくらい良いライブであった。

ただ、あれだ
例えるなら
いつも見ていた「かわいいなぁ」程度に思っていたクラスメイトが
文化祭で演奏していて、それを見て惚れてしまうかのように

知ってる子をさらにすごいと思うなんて、いつ起こるかわからない。

そういう意味では、ライブというものには軽率に足を運ぶべきだ。
一番新鮮な状態での活躍を生で感じることができるのだから

ライブの詳細を知りたい人は
ずっとジェムカンを追い続けているジェムカンおじさんたちの記事を

私はVtuberライブを色々見てきたオタクの一人としてのレポを書こうと思う

これまで以上の「そこにいる」

Vtuberを現実に召喚するには、様々な試みが行われてきた。

響木アオなどがやってきたモニターでのライブ

しゃべフェスや屍鬼のライブ(写真)で行われたようなパソコンモニター越し

ばあちゃるやぼっちぼろまる、あくまのゴート、キツネDJなどのように現実用のカラダを用意する

超バーチャルBERで話題にあがった透明スクリーンの活用
(写真はミライアカリの一周年記念ライブで出会ったもちひよこちゃん)

秋葉原のエンタスというイベント会場での出力

原宿で行われたバーチャルリアルTでのイベントではプロジェクターで

Alt!!の2ndライブでは秋葉原P.A.R.M.S.で

かしこまりのMARismでは渋谷WOMBの大きなモニターで

池袋のHUMAXシネマズという映画館で行われるライブもすごいです。
この記事を読んでいただければと思います。

・・・・・・・と

多くのVtuberライブの現場を訪れてきた私ですが
リアル感でいったら現状トップレベルに食い込んできたな
って思いました。

こちらをご覧ください。

カメラ越しだとわかりにくいのですが
ほんとにそこに人が立っているような錯覚に陥りました。

暗転して、暗がりでスモークの出ている中ステージを歩いている様子は
あれ、もしかしてスタッフさんがそこ歩いてる?
と本気で勘違いしてしまうほどに

仕組みについてはこちらを

会場の技術力は、正直一番Vtuberと相性いいなと思いました。
こればっかりは、生で見ないと伝わらないので
どうしようもないのですが・・・・
もっというのなら「えのぐ」が先にここでライブしていましたね。

ただ
モニターの中にいる存在」だったり
一緒に写メを撮れる距離感」というものにも
それはそれで需要があるのです。
だから、全部をここで行ってほしいというわけではないです。

ライブの流れのよさ

いくつもライブにいくようになると
ライブの流れを気にしてしまうんですけど

その上でもかなり満足できるつくりでした。
限界迎えてセトリはあいまいなのですが・・

開始までは何度か事前注意
(すべて生での読み上げでネタ仕込みあり)

会場暗くなりオープニング映像
(カウントダウンが流れみんなで叫んだの良かった)

2曲ほど歌う

MC(好きな歌詞紹介)

3曲ほど歌う

MC(物真似大会⇒罰ゲームでみんなで漫才)

2曲ほど歌う

アンコール

ジャムジェムジャンプ!

椅子ありの会場ということで
適度にMCで座らせて、大爆笑させて
歌パートでは最高に盛り上がらせるという流れ
ベタかもしれないけれど、各MCも中身の濃いものであり
そして一曲あたりの迫力がすごいので

時間あたりの満足度はかなり高かったです。
コールやミックスもかなり充実しているので
一緒に楽しむという意味でも満足できました。

ただこのセトリをなぞればいい」わけではないんです
実力が伴ってるからこそできる業だと思いました。

たぶん、ガチファンからしたら
そこから見えてくるさらに見えてくるセトリの良さもあるのかと思います

また、ニワカの私からしても
アンコールでもう一度全員曲をやる
っていう流れは泣きましたね。

ダンスの迫力について

ニワカの私はライブに向かう前に、ジェムカンおじさんたちに
「何に注目しておけばいい?」
と聞いたところ

「ダンスをものすごく練習してるんだよ。頑張ってる。」

と返ってきました。

この方も言及されているんですが
Vtuberのライブって演出モリモリが基本なんですよね。
(MZMライブでのLive your life!!は(たぶん)あえて演出なしだったので
そういうパターンもありますが)

ただ、ジェムカンのライブは、あんまりそういう演出はなかったような気がします。
それでもすごく迫力があって
なんども「ドキッ」となって生唾を飲み込んだ気がします。

比較とか格付けみたいなものは嫌いなんですけれど
たぶんこの界隈でのダンスによる表現のトップは銀河アリス
グループでのダンスでいえばまりなす(仮)だと思ってます。

そして、ダンスの技術面で批評するならこっちの2つに軍配が上がると思うのですが
迫力の話をするのであれば、この2つと並ぶか、上回るかくらいの
それだけものがありました。
(上記2つのダンスをライブで見てるし、普段から推しています。その上で、こういう言葉が出てくるぐらいものを持っているなと確信しました)

なぜそれだけ過大評価ってくらいの書き方をするかといえば
それだけの動きのキレ、息の合い方を目の当たりにしたからです。
3日もある公演の3日目の昼の部
慣れと疲れと不安が入り混じるだろう頃合いにも関わらず
腕の振り、指先、腰の曲げ方、ステップ、歌い方
その一挙一動のすべてに「本気」を感じたのです。

ファンの付き方と熱いオタク

くっそ生意気なこといいますね。

V界隈のライブって
「初めてライブ参加しました!」
って人が多いんですよね。

かくいう私も響木アオちゃんのライブから現場勢となったので、現場オタクといえば全然新参なんですけれどもねww

んで、コールとかの盛り上がりって
少数のガチ勢が「うおぉおお!!」ってなって
そこに乗っかっていって盛り上がることが多い
私が見てきたVのイベントってそういう空気が多いなぁって思ってたんです

んで
ジェムカンのライブなんですが
「誰かが盛り上げる」とかではなく
「全体がうおぉおおお!!!!!」と盛り上がっているような気がしました

ジェムカン公式のチャンネル登録者は現在約8600人
うたちゃんとみずしーだけ数万いっていますが、他は4000人前後
界隈の、リアイベに踏み切る数としては正直心もとない数字です。

ですが、これを見てほしいのですが
たとえば、マヤたその打ち上げ放送
私は行きそびれてしまったので同時接続数は分からないのですが
登録者に対して半分の人がすでに視聴しているんですよ

会場も満席だったし、そのあたりを考えると
本当に応援したいと思ってる人が集まって支えてきているんだなって感じました。

私個人的には、ファンを2種類に大別していて
アクティブファンと普通のファンです。(差別とかではないです!)
要は
登録していて、生放送があれば積極的に遊びに行くし、ツイッターもみるし、ライブなんて開催するなら絶対いきたい!」というのがアクティブファン
とりあえず気になるので登録しておく。新着や生放送は気になったら見に行こうかなー。ツイッターはたまにみる。ライブは行けたらいきたいなぁ」というのが普通のファン

ジェムカンについているファンは、アクティブファンが多くて
それってすごくいいファンの付き方だなぁと思いました。

また、ライブの時、席で待っていると
周りの人が話しているのが聞こえてきて
ジェムカンってみんな魅力的だから、誰推しであってもジェムカンファンと話盛り上がれるし、最終的に全員いいよねって話になっちゃうよね~
と言っていて

それぞれメンバー推ししつつ、でもみんな好きだし箱推しでもある
こういうのが共通認識しているって
すごくいい界隈だなぁって感じました。

ジェムカンはいいぞ

もしかしたら、気になるなぁと思いつつ
「どれから推せばいいかわからないから詳しくみていない」
という人も多いと思う。

とりあえず、MVから見ていけばいいと思う

それで気になった曲があればリピートしてきき
気になった子がいればその子のチャンネルに遊びにいけばいい

そういう軽率さでいいんですよ。

個人的には

この曲がかっこよすぎて惚れました。

MVみていいなぁー程度に思ってた人が
ライブをみてこんなこと書いてるんですからwwww
とりあえずチェックしておいて
何かハマる瞬間があるから
そういう時を待っていてもいいんです。

次書くときには
もっとジェムカンに詳しくなってから書こうと思います。
乱筆失礼いたしました!