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孤独についてのメモ

今日「孤独を何かで紛らすのではなくそのまま受け入れたらいい」という趣旨(私の解釈)の記事を、たまたま2つ読んだ。全然別の人が書いていたのだけれど、なんだかすごくしっくりきた。

そう、「孤独さ」はあるとき突然襲ってきたりするのだけれど、そのまま放置しておくと、だいたい3日くらいですっといなくなるのだ。

それを私は、雨のように襲ってくる外的なもののような気もしていたのだけれど、実際孤独はいつも心の中にあって、ふとした瞬間に何かのきっかけで認識して、またそこにあることを忘れたりするのだ。

たとえば私は今、白髪ってたぶん数本生えていると思うのだけど、ある日ふと、「あ、白髪ある」って気づいたら他にも無いか探してみたりする。でも次の日は完全にわすれてる。多分また2ヶ月後くらいに同じ行動をすると思う。孤独もそんな感じじゃないかと思った。

放っておくと存在を忘れるのだけれど、たまに「今すぐ忘れたい」と思って何かしらの行動に出たりする時もある。あった?かな。たぶんあったと思う。寝るとか。突然どこかに出かけてみるとか。でもそういうことはしなくていいらしい。そう、放っておいたら存在を忘れるから、何かで埋め合わせる必要はないのだ。

こんど孤独を感じたら「きたーーー孤独ーーーー」と、ちょっと噛み締めてみようかと思う。どうせまたすぐいなくなるんでしょうと思いながら。(575字/13分)

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