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イメージと実際

先日、SNS等の依存について書きましたが、ここ数年はネットにおける人の印象についてもよく考えるようになりました。

3年前に音楽イベントを主宰したときに、私のブログだけを通じて私を知ってくれた人がイベントに来てくれたんですよね。そして、その人と始めて直接メッセンジャーでやりとりしたときに、「もっと厳しい人かと思ってました!こんなかわいいスタンプとか使うんですね^^」と言われて、ええ!そうかなあ...とびっくりしたんですよね。日常生活で「厳しい」とか言われたことなかったので。「ゆるい」「ぬるい」「甘い」とかはよく言われていたんですけど。

当時使っていた、アイコンの着物を着ている写真もなんか強そうなイメージと言われたこともありました。実物より縦にも横にも大きく見えて、初めて会ったときに「あれ?小さい!!」と言われたことも。

着物ってちゃんとしてる感ありますけど、私人生でたしか2回しか着たことないし、そのうちの1回、イベントで簡易的に着付けてもらって写真をとってもらったものを使っていたんですよね。全然普段のイメージじゃないものを使うのも考えものですね。

でも自分も、「実際に会ったらイメージ違うな」って思ったことはたくさんありました。著名な人もそうでない人も。

人は誰でも多面性を持っているのだけれど、つい最近までは日常でそんなに人の多面性に触れる機会がなかっただけなんですよね。昔なら、ごく親しい間柄になって初めて知る部分なんかも、今はネットを通じてよく知っていたりしますもんね。友人であろうが著名人であろうが。

そして自分も含め、どっちが本当とかじゃなく、すべてがその人を形成する一要素なんだよなと思います。

自分が「もっと厳しい人かと思ってた」と言われたときは、書き言葉に気を付けようとか思ったけれど、そういうことでもないなと。

そう見られる要素が自分にあることも事実だし、「どう見られているのか」を気にするよりも、なりたい自分を目指して、結果、外から見られる自分も知って、生き方の参考にしていけばいいんだなと思います。まだまだ模索中ですけれど。

人から自分のことを聞くのは面白いなあと思います。自分が気づいていなかった自分の一面を知ることは、嬉しいことでも恥ずかしいことでもあるけれど、嘘も本当もなく、ただフラットにぜんぶ自分の一要素なんだなあと、とりあえず振り返っています。

いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。