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経過報告。

6月8日には、来週中に入稿できたらいいなと書いていたマガジンですが、更に遅くなり、明日サンプルが届くので、土日で軽く手直しして再入稿して、7月11日くらいには出来上がると思います!

遅れに遅れましたが、ここ1ヶ月、毎日仕事の合間や深夜に7~8時間、歯磨き粉のチューブ残り1mgを絞り出すみたいにIllustratorに向かっていたので、もう悔いはないです。

ほんとうはもっと早くできたのですが、上の日記を書いた6/8頃の時点で、最終段階を3人の方に見てもらって、もうすこし手を加えたいと思いました。

3人中2人はかぶってた意見。

・表紙が表紙っぽくない(私が取材した人と会話してる写真)
・(背景に9色くらい使ったカラフルなマガジンだったのですが)色がついてるページが見にくい(全部白か、ごく薄い色にしたほうが...)
・写真の上にある文字が見にくい
・「どうやって作ったか」より「なぜ作ったか」をわかりやすくしたほうがいいのでは

特に、『私がこのマガジンをどうやって作ったか』という書き下ろしのページに全員微妙な反応で笑えました!(ボツにしました。すんごい時間かけたけど。)

でも3人中2人は「まあここまでできてるんだし、次回への課題ってことでも」と。

いやわたしも、まだ頑張れないことはないけど、ど素人がここまでやったからもういいんじゃないかという思いがあったのですが、Bさんから「やりすぎろ!!」というお言葉をいただき、やりすぎました。(飽くまで当社比ですが。)

毎日22時を過ぎると完全に眠くなり「今日はもう寝てしまおう・・・」と思うのですが、この瞬間からヘッドフォンで音楽を15分聴くと、脳が覚醒して何時間でも起きていられます。(あまりやらないほうがいいと思いました。期間限定!)

一番はデザインの微調整に時間を割いていたのですが、テキストにも、もちろんたくさん誤りがあって(自分ではもう30回くらい読んでるんだけど!)、友人のみっちょんに校正をお願いしてほんとうによかったです。

いやーすごいんですよね。例えば、目次の肩書きでは「宝石」になってるけど、本文の肩書きでは「ジュエリー」になってるとか。何十回も読んでて気づかない自分もどうかと思うけど。佐藤"boone"学は、”なのか"なのか"なのかとか。他にもごく細かいところをいろいろ教えてくれてありがたいー。

そして自分もずっと変だなあと思っていたんだけど、漢字がところどころ不思議だったんですよね。マガジン全体で十数文字くらいなんだけど。旧字体でもないし、なんなんだろうと思っていたんだけど、調べたら自分が使っていたフォントが中国語のフォントだったんですねー。そうかー。なんかオシャレな雰囲気だからこの字体でいっかと思っていたけれど、そういうことだったのか!

といっても違和感があるのは全体で10文字くらいだし、やり直したらデザインもまた崩れちゃうし、まあ読めるのでいいかとも思ったんだけれど、1時間くらい悩んで、やっぱり全部、Illustratorで一番ポピュラーな小塚ゴシックでやり直しました。(こういうところがほんとうにど素人。)

まあそんな感じで、今は出来上がりを待っているので、普通の生活に戻り、温泉に行ったりしました。

入稿もちゃんとできるか心配だったのですが、サンプルがちゃんと出来上がったみたいなので、とりあえずデータに不備はなかったようです。家庭用プリンタでは確認のために400枚くらい印刷しましたが、家庭用プリンタもディスプレイも、色見本とはやっぱり色が結構違うんですよね。実物を見たらけっこう印象が違うと思うのですが、まあ精一杯やったのでいいでしょう。

何かをこんなに頑張ったのはとても久しぶりでした。それも、お金にならないどころか、ここからもどんどんお金が出て行く。その上ただ「楽しい」だけでもなく、辛いわけでもなく、ただ坦々と「もうすこしよくならないかな~」と低くも高くもない温度で目の前の「微妙」という感情をひとつひとつ潰していくような作業をしながら、

私が憧れる方々が何かを生み出す時の気持ちってこんな感じなのかもと、すこーーーーーーーーーしだけ、すこしだけ分かったような気がしました。

完成したらまたご報告します!

関係ないnoteもまた書いていこうと思います。

いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。