1122(いいふうふ)読んだメモ
渡辺ペコさんの『1122(いいふうふ)』5巻を読んだ!
ゆっくり書きたいのだけれど、今日も気づいたら23時だったのでメモを。
これは自分が20代の時に読んでいたら、もっと苦しかった気がするのだけれど、37歳の今は登場人物全員に共感できるところがあって、全員に「だよね」と言いたくなる。
こういう話をリアルな世界でも聞いたり、フィクションであってもこうやって読んだりすると、やっぱり結婚って面倒だなと以前なら思っていた気がするけれど、ごく親しい人とこういう「どうやって解決したらいいのかすぐにはわからない」ことを共有することでしか成長し得ない人間の部分は絶対にあるよなって思う。それがないとだめってことじゃべつにないけれど、他の物では代替できない試練のひとつの形と思う。
人の残念さって、悲しくて辛くて鬱陶しいんだけれど、全部回避してたらおそろしく退屈なんだろうなっていう気が今すごくしてるんだよね。
そしてたまには自分の残念さにもぶつかっておかないと、という気もしている。
今の時代って本当に、対人関係の面倒って、やり方次第で極限まで減らせると思うんだよね。でもそれでずっと、楽だ~って言えるかって考えると、自分はけっこう早く退屈してしまいそうだ。
すんごく大事な人を、自分はめちゃくちゃ理解しているつもりでいて、「ええ?なんでそんなこと言うの?」っていうことが出てきたときの残念さを、今ならもうすこし楽しめそうなくらいに自分も成長した気がしている。
年をとることが楽しいし、今まで考えたこともなかった人間関係のありかたについて考えるのも、すごく楽しいと思ってる。
ちなみにこれを読んでステップファミリーという言葉を今日初めて知った。意味はすぐわかったけど。
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