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居場所について

先日フリーライターの鶴見済(つるみわたる)さんにインタビューをさせていただき、昨日記事をアップしました!

「居場所」っていう概念については、自分ももしかしたら30年くらい考えていたんじゃないかと思う。(その時々によって言い方とかは違ったと思うけれど。)居場所ジプシーだったなあと思う。(この話は長くなるけどまた別に書きたい。)

今も考え続けているのだけれど、このインタビューの中で触れていた、鶴見さんが主催する『不適応者の居場所』に参加したときはほんとうに楽しかった。

鶴見さん以外誰も知らない初対面の人と、特に共通の趣味もなく、こんなに話せるとは思わなかったけれど、唯一の共通点、

「『不適応者の居場所』っていう名前の場所に行ってみたい」

この気持ちがある人が集まったらもう何もいらないのだ。初対面の人とただ話すだけの会がこんなに楽しいとは。

インタビューの中で鶴見さんが言っていたけれど、たとえばこんなふうに、自分が居心地がいいなと思う人間関係をちょこちょこ利用したらいいのだ。私も東京に住んでいたら『不適応者の居場所』には毎月行きたい。

なかなか離れづらい人間関係(職場ってことが多いと思うけれど、家族もあると思うし、まあ友人関係でもそうだ。)があるとしたら、それをすぐに変えるのは難しいけれど、そことは別に気分転換できる居心地のいい場所があるのは救いだ。

その場所が今の自分の悩みを解決してくれるわけではないけれど、自分を変えるきっかけになるかもしれないし、ならなくても、その時間だけでも違うことを考えたり安心できることって大事だ。

今自分は会社も辞めて、会いたい人にしか会わなくていい生活をしているので、悩みがほとんどなくなってしまった。でももっと前に『不適応者の居場所』があったら、もっと楽に生きられたような気がする。すくなくとももっと早く会社を辞めていたと思う。(会社員がだめとかじゃなく。それは人による。)

自分の中では、居場所=心の余裕だと思っている。今この瞬間は。私は今「ここが私の居場所だ!」と言える(言いたい)場所ってないけれど、嫌なことをしていないから心に余裕がすごくあって、もしかしたら人生で初めて、居場所を探していない時期なのかも。

そしてそんな環境もまた、長く続くとも思っていない。これから先どんなことにつまづくかは分からない。でも、自分の生活と居場所を、以前よりは上手に使えそうだなあと思う。自分で主催してみてもいいしね。

インタビューを通して思ったこと、次回に続きます。

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林伸次さん(『bar bossa』経営/バーテンダー/作家/東京在住)
佐々木典士さん(作家/編集者/ミニマリスト/フィリピン留学中)
三樹菜緒子さん(リラクゼーションサロン『月と樹』経営/セラピスト/静岡在住)
前島剛さん(洋菓子店『ふらんす屋』経営/パティシエ/ドラマー/山梨在住)
佐藤"boone"学さん(ライブハウス『四谷OUTBREAK!』店長/バンドマン/東京在住)
沼崎真白さん(『Jewels & Things』経営/ジュエリーバイヤー・デザイナー/山梨在住)
權田菜美さん(ダンサー/ダンス教室・ストレッチ教室講師/東京在住)
山下陽光さん(ハンドメイドファッションブランド『途中でやめる』主催/福岡在住)


いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。