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対話したい

このところ、コミュニケーションについてずっと考えている。このところ、というか人生での永遠のテーマだし、ずっと自分のベースにあるのだけれど、選挙やいろいろな事件など、最近は大きなニュースがたくさんあったので、そんな時にやっぱり考えてしまう。

そんな中でよく思うのは、「怒りたい人」って、ほんとうにたくさんいるんだなあということだ。

もうネタはなんでもよくて、多くの人が誰かに石を投げているのを見て「よし!自分も心置きなく投げれるぞ」みたいな怒り。

今思っているのは「そういうの、よくないよね」っていうことじゃなくて、誰しもそんな怒りを抱かずにいられるような世の中にはどうすればいんだろうってことだ。

方法はわからないうえ、すぐには変わらないっていうことだけは確実に分かる。

確実に日本の社会のあり方っていうのは深く関係していると思うのだけれど、それをたとえば政治なんかで変えられるのか。変えられると思ったら自分にできることはあるのか。

そんなふうに外的なものを変えようとするよりも、自分を守るっていうことはすぐにできそうで有効そうだ。

不快なものは視界に入れず、騒音に耳を閉じる。

最近「相手に介入しすぎない」「相手を別の人間と思う」というたぐいの言葉を、コミュニケーションにおけるアドバイスでとてもよく聴く。私たちは、身近な人のことも他人のことも、深く知りすぎてしまっているんだなあということをよく思う。

だから自分で「距離感」というものを測る必要がすごく出てきてしまったのだと思うけれど、結構難しい技なんだよなあと思う。そんなにみんなできる?っていうのと、相手に「介入しない」というスキル(?)みたいなもののなかに、やや冷たさを感じてしまうこともある。

自分でも生活のいろいろな場面で悩むのだけれど、こんな話をいろいろな人としてみたい。

ネット上でのコミュニケーションツールってあふれているのに、こういう話をいざしたいと思ったら、けっこう難しい。

こうやって書いていても一方的だし、メールとかメッセージってそんな要件でまず使わない。

私はボーッとしていると引きこもりがちなってしまうのだけれど(山の中に住んでいるので)、やっぱり家に閉じこもっていてはだめだなあと思う。なのでやっぱり話しに行こう。

いろいろな方にインタビューをして、それをフリーマガジンにまとめて自費で発行しています。サポートをいただけたら、次回の取材とマガジン作成の費用に使わせていただきます。