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嘘の情報に惑わされない能力開発(メディアリテラシー)

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世の中に蔓延る嘘の情報に惑わされない能力開発に関する情報、教育現場の情報モラル教育・ネット人権侵害問題等に関する講演や研修情報を提供するマガジンです。情報モラル教育・メディアリテ… もっと読む
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記事一覧

創造性に限界はない

創造性に限界はない

"創造性に限界はない"
そんな替え歌を歌った米国の学校の校長が話題になっていましたがその通りですね。
限界があったら創造できません。

「ウィズコロナの新学期」に向け校長が替え歌ビデオ 米アラバマ州
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35157692.html

"今は"できないという事実を理解することは大切ですが、だから"未来も"できないということではないという事実も理

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ディスカッションタイム

ディスカッションタイム

常識の檻の中にいると、仕事は勤務時間内にやると考えがちですが、実は時間という枠を超えたところに機会が転がっています。

早朝から午前のディスカッションと夜のディスカッションの違いと日中の不毛なディスカッションについて少し考えてみましょう。

まずは誰もが思っているであろう日中の会議という名の不毛な時間について。

午後の時間帯は脳もまったり、ランチ後などは最高の寛ぎタイムですが、この時間は散歩した

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日本の教育がイケてない背景(2)

日本の教育がイケてない背景(2)

家庭教育の崩壊も一つの要素です。

教育がイケてないという話になると、どうしても教育機関や教育委員会の問題に注目されますが、実はそういう教育機関にしてしまったのは、子供を学校に通わせている家庭に問題があったりします。

情報モラルやネット人権の講演で学校に訪れた際、学校側からはまず口にはしないのでこちらから水を向けると出るわ出るわ。家庭の問題が学校現場を疲弊させているのであろうということがヒシヒシ

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不安を煽る報道の問題

不安を煽る報道の問題

現在、新型コロナウイルスの再燃状態と言われており、緊急事態宣言で在宅勤務体制へ、その後、戻した会社で再び在宅勤務体制に切り替えているようです。これ自体は賢明な判断です。在宅で仕事ができる環境があるのに、今の状況で在宅から出社に戻すこと自体がそもそもの判断の誤りでしょう。

たとえ、軽症でも感染したら一定数厄介な症状が発症し、新型コロナかどうかも明確には判定できない状況であるのであれば、広く感染症予

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病は気から、怖いのは人の心

病は気から、怖いのは人の心

気を病むと身体を怖します。経験した人は分かると思いますが、気持ちからくる体調不良は、薬などの化学療法で治してもぶり返します。根本にある心の問題を治す必要があります。

2020年は新型コロナウイルスにより社会が一変しました。特にこれまで常識と思われていたことが、尽く否定もしくは覆されたりしました。新たな手法が実は有効だったり、これまでの手法のより良い面に気が付いたりと、構造転換の機会、新たなことに

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動く人と動くと動き出す法則

動く人と動くと動き出す法則

あれこれ言っていても最後に腰が重く動けない人がいるかと思えば、気がついたら既に動いてしまっている人がいたりします。あれ、もうそこまでやってるのですか?と。

今の世の中に多いのは前者です。世の中で物事を成立させている人は後者です。但し、前者でも考えることが得意な人の場合、前者と後者が組んで両輪になっているとより効果的かつ社会的意義のある取り組みになっています。

多くのプロジェクトがあり、どれに注

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教職員・行政職員向けオンライン講座

教職員・行政職員向けオンライン講座

教職員・行政職員向けの情報モラル・情報リテラシー・ネット人権対策オンライン講座企画を始めます。

先日、山梨の公立高校で生徒向けのオンライン併用講座を実施させていただきましたが、生徒よりも教職員、大人に対する情報提供や対応法のレクチャーの方が重要と感じる会話が多く交わされました。

どのような形でやるのが良いかは試行錯誤、走りながら固めていこうと思っています。いきなりオンラインならではのやり方を一

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違和感を大切にする

違和感を大切にする

違和感を感じたら距離を保つことが身を救います。

そのことやその人を拒絶しなくても良いですが、積極的に関わることは控えた方が良いでしょう。最悪、心を病んだり、不正に巻き込まれて命を落とすことになるかもしれません。

大概は予見できる前触れとなるようなことが発生します。後で考えるとあのとき・・・という違和感を感じることが起こります。これを見逃さないようにしておくことです。

もし違和感を感じたら進行

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事実は一つ、真実は人の数

事実は一つ、真実は人の数

客観的事実は一つしかありませんが、真実はその事実を見聞きした人の数だけ存在します。
よく"真実は一つ"と言われますが、正確には"その人にとっての真実は一つ"です。
視点の違い、経験、常識の違い、思い、思惑、思い込みによって見え方が変わりますし、それはその人にとっての真実です。
真実を追求するといつまでも並行線になるのはそういうことが関係しているのでしょう。
追求するのは真実ではなく事実です。
事実

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小中学校へのスマホ持ち込みによる問題と対策

小中学校へのスマホ持ち込みによる問題と対策

既に小中学校でスマホ持ち込み可となっている学校もあります。この流れは促進することはあれ、後戻りすることはないでしょう。
では、全面的に持ち込み可能になる前提で、どのような問題が起こると考えられ、また問題を防ぐ方法として、どのようなことが考えられるかを簡単にまとめてみましょう。

1.発生が想定される問題
・授業中の着信や利用による授業の中断。
・スマホの紛失、盗難、破損によるトラブル。
・学校で一

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思考の覚醒

思考の覚醒

考える生き物 人は考える生き物です。しかし、自ら考えることを放棄し、与えられる情報を鵜呑みにしてしまう人が増えています。日本の記憶教育の弊害なのでしょうか。特に日本人に考えることを放棄している人が多いです。

思考の覚醒 思考の停滞は様々な思惑に付け入る隙を与えます。思惑に左右されないために必要なことは思考の覚醒です。
 思考が覚醒するとあらゆるものに対して疑問の目で向き合うことができるようになり

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講演のテーマと本質

講演のテーマと本質

活動はじまり 2012年の"情報モラル講習会(情報モラル教育)"のサポートから講演活動が始まりました。それまではマーケティングに関する講座や講演は少しやっていましたが、ゼロベースで資料を起こして講演するようになったのはこの頃からです。

テーマと目的 講演テーマは、"情報モラル"は2012年から継続してやっていますが、一歩踏み込んだ"情報リテラシー"やフェイクニュースの問題が深刻化している"メディ

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情報・メディア教育の鍵は「意識」の変容

情報・メディア教育の鍵は「意識」の変容

講師の役割 情報・メディアリテラシー教育における講演や研修の際には、参加者が終了後にいかに行動に移せるかということが重要です。話を聞いて終わり、聞いて満足の講演や研修では参加者の貴重な時間が無駄になります。「勉強になりました」「目から鱗が取れました」というコメントも要りません。具体的に「xxという行動をしてみます(しました)」というコメントが出てくる方向に意識が向けられるようにすることが講師の役割

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スマホがぽっこりお腹の原因!?

スマホがぽっこりお腹の原因!?

意外なところに"ぽっこりお腹"の原因があったりします。
対策法なども紹介されているので、心当たりのある方は下記の記事を参考に対策してみてください。

歩きスマホも姿勢が悪くなるだけでなく、"ぽっこりお腹"の原因にもなるとされていますが、それ以前に歩きスマホは周りの人との接触・衝突事故など大怪我や、最悪死亡事故につながることがあるのでやめましょうね。
歩きスマホは本人が思っている以上に視界が狭くなり

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