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多くの共感が生まれた日

12月10日に茨城大学で開催されたHitachifrogs主催LEAPDAY内Action Lab.にヒカリノイロドリがイベント出展しました。前半はHirachifrogs4期生に応募した話を書いているので、イベント出展について読みたい方は「イベント出展決定!」からどうぞ。

Hitachifrogsとの出会い

ヒカリノイロドリ オーガナイザーである筆者が常陸frogsというプログラムを知ったのは、昨年末にゼミの教授から紹介されたことがきっかけだった。偶然にもLEAPDAY2021開催の数週間前だった。筆者はよく分からないままLEAPDAY2021一般観覧者として参加した。当時の事はあまり覚えていないのだが、同い年くらいの学生たちが本気で何かに取り組んでいる姿に強い憧れを感じたことだけを鮮明に記憶している。

Hitachifrogsへの挑戦と今の始まり

前項でHitachifrogsに強い憧れを抱いたと紹介したが、憧れを実現したいという思いに変化するまでに時間は掛からなかった。LEAPDAYに参加した帰りには「frogs4期生になりたい。」そう思っていた。そして、特に何も進まないまま2022年度に。今思うとすごくもったいない期間である。だが、今の筆者が当時の自分に「行動を起こせ」と促しても「frogsに選抜されたら何かをする。」そう答えていたに違いない。空白の期間を経て、筆者は大学4年生になっていた。「今年は挑戦する年にする。」そう思いながらHitachifrogs4期生の募集を待っていた。4期生の情報が出たのは4月初旬だっただろうか。5,6月に説明会が開催されるとの情報をいち早くキャッチし、すぐに参加を申し込んだ。後で知ったことだったが説明会に一番早く申し込んでいたそうだ。
まずは、全国説明会。frogsは琉球を起源とし〇〇frogsを5エリアに展開している。全国frogs合同の説明会がHitachifrogsの単独説明会の前に行われた。
次にHitachi単独オンライン・リアル開催の順で行われた。最後に行われたリアル開催でSTAND事務局でもある菅原さんと初めてお会いした。

6月末に4期生の選考会が実施された。筆者はもちろん熱意を持ち絶対に選抜させてやる。そんな思いで参加していた。
2日間の日程で行われ、最後に選抜生が決まった。発表の瞬間いつ名前を呼ばれるのかドキドキしていた。筆者の名前が呼ばれず4人の名前が呼ばれた。「5人目に呼ばれるのか。」と思っていたとき、「以上がHitachifrogs4期生です。」と菅原さんの言葉。選抜されなかったのだ。(選抜されなかった理由は後ほど菅原さんから直接聞きました。)
色々な方に応援されながら挑んだ選考会。応援してくれた方々に選抜されなかった事を伝えたところ、「次どうするの?」と多くの人に言われた。筆者はfrogsに選抜されなかったことを”終わり”と捉えていたが周りは”経過”として捉えていた。周りの言葉から筆者が「選抜されるかされないか」で考えていて選抜されることが目的になっていたことに気がついた。「やるかやらないか」で考えていなかっのである。frogsに選抜されなかったからこそ見えるようになった景色がある。それが「今」の始まりである。

終わったように見えてつながる縁

frogsに選抜されなかったからHitachifrogsとの縁が終わったように思えていた。さて、次はどこに向かうべきか。何をするか。路頭に迷っていた。その中で茨城大学ビジネスプランコンテストの案内が来た。迷っていたなかで何かを掴めるかもと思い事前説明会に参加した。菅原さんが講師としてお話されていた。ここで再開することになるとは思ってもいなかった。ビジコンに参加するか。と考えるようになった。その中で自分のやりたい事って何だろうと日々考えるも思い浮かばない。そんなときにふと「やりたい事がないという課題がある」と気が付いた。周りの友人も就活のときに特にやりたい事がないと言っていた。「あ、やりたい事がないって社会課題なのかな。やりたい事を見つけるなにかを始めよう」と思いついた。それが「ヒカリノイロドリ」の始まりである。ようやくやりたい事が見つかり、さあスタートだ。と思っていたらタイミングよくゼミ教授からSTAND IBARAKIの紹介があった。迷わずに参加を決めてエントリーシートの作成を始めた。壁打ちとして地元のコワーキングオーナーや地域おこし協力隊の方にブラッシュアップしてもらった。今回の選考は書類のみだったが無事に通過した。またしても事務局として菅原さんがいた。frogsから始まった縁がここまで続くとは思ってもいなかった。
そしてSTAND IBARAKIで活動をし始めてしばらく経ちLEAPDAY2022の募集が来た。あのとき選抜された人たちの活動に興味があり参加申込みをした。申込み完了メールが届いてない事をfrogsの事務局に問い合わせたところいおりさんが覚えてくれていて今年のOne Actionを展示してみないか?との案内を投げてくれた。今の活動の根源となったfrogs。新たな出会いがあると信じ今回の出展を決めました。選考会が終わったように見えて実はご縁の始まりだった。

イベント出展決定!

さぁ、やっと今回の出展までの経緯の話が終わって本題に。前まで読んでない方のために軽く決定までの流れを。frogsメンターのいおりさんからメールでAction Lab.のお話をもらい何回かキャッチボールをして出展が決定した。
11月にアイデアの語り場でイベント主催のノウハウは学んだ。その時の様子はこちらの記事から。準備にとりかかる上で今回のテーマを決めた。「多くの共感を生む」にした。前回のイベントは一人で企画・運営をしたが、手が足りないという反省が出た事と、周りのプロジェクトがコアメンバーを集めている中で一人で進めている焦りがあった。そ況のなかで、多くの共感を生んでメンバーを増やしたいという思いが強かった。いつもピッチをするときに応援はされるけどそれ以上のご縁を生むことはできなかった。プロジェクトがひとつの形になる前にはやく同じ船に乗せたいという思いとプロジェクトが形にしたいという乖離があった。そういった思いから「多くの共感を生む」ことでメンバーを探すことをテーマとした。

準備期間

テーマが決まり準備を始めた。前回のイベント主催で学んだノウハウがあまり活かせない事に気がついた。前回イベントは興味を持ってくれた人に対してコンテンツを提供していたが、今回はプロジェクトの名前すら知らない人に対してコンテンツを提供するのだ。他にも前回は自分で尺とかを決められたが、今回はスペースが決まっている。電源がない・来場者の桁が違うなどの大きな違いがあった。
前回と大きく環境が異なる中でどうやって共感を生んでいくかを考えた。
まずプロジェクトを知ってもらう必要がある。でも、プロジェクトうぇお伝えただけではピッチするのと変わらない共感しか生むことができない。様々な葛藤があるなかで体験というキーワードが浮かんだ。筆者自身思い出に残っているものには体験が伴っていることに気がついた。テーマパークに行ったときや、動物園での触れ合い、観光地に行ったときの食など思い出には体験が必要であると考えた。
じゃあ、どういった体験を提供するか。様々な年代の方が来るイベントでみんなが体験できるものを考える必要があった。本プロジェクトは学生をターゲットの中心にしていることから学生×〇〇の体験を考えていた。しかし、どうしても体験の対象から外れてしまう人がでてきてしまった。視点を変えてプロジェクト名のイロドリから着想を得た。イロドリ=やりたい事、つまりは好きなもの・得意ないことである。ここからみんなの好きなこと・得意なことを付箋に書いて集めて白紙を彩るイロドリ広場を作ることを決めた。
主軸をイロドリ広場にして他のスペースに何を展示するかを考えていった。プロジェクトを知ってほしいという思いからプレゼンピッチ資料を展示することにした。これが最大の間違いだったと当日に気付く。
他に少しスペースが空いたことから仲間である。STAND IBARAKIメンバーの活動を紹介するSTANDコーナーを用意した。

迎えた当日

当日10:00のイベント開始に間に合うよう8:30から搬入・設営を行なった。

設営完了時の様子

設営を行なっている時にHitachifrogsのメンターが声を掛けてくれた。覚えていてくれたことがすごく嬉しかった。イロドリ広場にも参加してくれてありがとうございます。
さて、準備が整っていざ開場。続々とお客さんが入ってきてイロドリブースにも足を運んでくれた。その時にエレベーターピッチをし、イロドリ広場の案内をした。前項で間違いと気付いたと記したがエレベーターピッチという点だ。LEAPDAYに来た人はイロドリブースのために来たのではないということ。それなのに普段5分程度で説明している資料をちゃんと読んでくれるはずがなかった。ピッチ資料を全部載せるなら伝えたいことを大きくできるだけ多く知って帰ってもらうべきだった。イロドリ広場は最初ほぼ白紙だったこともあり来場者の目を引くものがなかった。写真右半分に詰め込みすぎたことにより何を伝えたいのか分からなくなってしまったことが最大の間違いだった。STANDコーナーを除いた右側部分はテーマが多くの共感であるにもかかわらず”共感”より”理解”を優先してしまっていたことがわかる。
LEAPDAYも順調に進んでいきイロドリブースも順調に来場者が足を運んでくれて多くの交流が生まれた。交流した多くの人から「それ、大事だね!」「応援してます!」と共感の声を頂いた。中には、貴重なアドバイスなどのご意見をくださる方もいた。
イロドリ広場では体験した人が「好きなもの・得意なこと何を書こう」と悩んでいる姿があった。これは自分が好きなもの・得意なものを付箋に言語化することにより小さな自己理解を生む狙いがあったことから狙い通りだったと認められる。

余談:お昼ご飯は888という中華料理屋さんで回鍋肉の弁当を買ってはちとごで食べました。888のお弁当は550円ですごく美味しいのでおすすめ!

さてLEAPDAYも後半。LEAPDAYではボランティアで茨大生をはじめとした学生が多く参加していた。ボランティアさんたちもイロドリブースに遊びに来てくれた。その中で筆者のゼミ教授と共同研究している教授のゼミ生がいたりHitachifrogsの説明会で同じグループだった人がいたりボランティアさんとも交流した。
ボランティアさんのうちの1人がヒカリノイロドリに共感してくれて、今後イロドリメンバーとして一緒に活動していくことになった。この事から、今回の目標は達成したと言えるだろう。この件については後ほどホームページ等でお知らせなど流す予定だ。

まとめ

・Hitachifrogsとは不思議なご縁がある。
・HitachifrogsメンターいおりさんからAction Labの案内があった。
・イベント出展と主催は全然違う。
・当日にも反省と成果があった。

後書き

いやー、早いもので今年も20日を切ってしまいました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。今回は、LEAPDAYのイベント出展の背景を書きました。この日の前日小美玉巡検に行ってまして、帰りのバスの中ではしゃいだあと打ち上げでカラオケに行き、帰ってきてAction Labの準備をしてました。疲れ果ててLEAPDAYから帰ったらすぐ寝ました。22:30に寝たのは年内最速だったと思います。
さて、今回のLEAPDAYでコアメンバーが増えたヒカリノイロドリは今後パワーアップしていきます。

みんなで彩ったイロドリ広場



次回のヒカリノイロドリは、
・コアメンバー増えました。
・12/26イベントやります。
を多分お届けします。ホームページ,SNSなどで


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