MIKUEC2022(12/18)レポート

はじめまして光る山羊と申します。

初音ミクファンメイドライブ『MIKUEC2022』リアルタイム配信 / MIKUEC 5th Anniversary LIVE - YouTube

こちらの感想を書いていきます。ネタバレしかないので未視聴の方はまずは見ることをお勧めします。勝手な解釈も入っているのでそれは承知の上でお読みください。

僕は去年までMIKUECの運営側にいた人間なので思い出やら個人的な感情やら含めて書いていこうと思います!当日は現地で参加しました。

そもそもMIKUECとは?

 電通大のサークル、バーチャルライブ研究会(VLL)が主催する初音ミクをはじめとするバーチャルシンガーのファンが作るライブです。入場無料です。

 今年は12/17,18に開催され、17夜、18昼夜の三公演が行われました。18日の夜公演のみLive配信もされました。

MIKUEC2022 GO
VLLオフィシャルサイト (mikuec.com)
https://twitter.com/uec_miku_LIVE?s=20&t=ZnEcwm0OV4mnv7IdMiJ4uA


本編感想

0.OP
 まずはOP。お馴染みのニキシー管。「Are you ready?」からのベースのリフが最高。声を我慢しなければならないのがもう辛い。歴代のMIKUECのテーマ「wonderland colorful timemachine」と表示されそれだけでその全部に関わってきたので色々思い出してもう泣きそう。

1.Hatsune
 OPから流れるようにスッと入った歌いだし。例年一曲目はどー---ん!!!って感じで始まってたので(ヴァンパイア、ロキ、ヒバナなど)その印象から少し外してきたなと!
 2021公演のトリのタイムマシンから1640mp曲の流れが繋がってて「あぁ、続きだ…MIKUECが続いてる…」って思いました。1曲目だけど1曲目じゃない!でも1曲目として完璧な選曲で震えました。

 イントロではミクさんはまだ現れず上画面に映る「Hatsune」の文字と歌声だけっていうのが上品なかっこよさで痺れた。
 そしてシルエットが現れふわっと登場するミクさん。あとからアーカイブ見て気が付いたんですがこのモデル、2020年に制作したMIKUECの”最初の”オリジナルモデルなんですね。これは泣く。僕にとってはあのモデルがMIKUECのミクさんで、大切なミクさんで、そのミクさんを後輩も大切に思ってくれている感じがして、そのミクさんが「ここにいて良かったと伝えるために歌うの」て。泣いている。

 んで曲終わりにMIKUEC2022 GOのロゴ。ここまでがオープニングともいえる演出。かっこいい。好き。

2.世界の真ん中を歩く
 みんなでコールしたかった………………!!!!!!
しょうがないことだと頭ではわかっているものの、なぜコールができないのか意味が分からなかった。
 2019まではコールできていたのでオタクの歓声のあるMIKUECが良いことは分かっているんですよ。ペンライトだけでは得られない一体感があるんですよ。イントロ0.5秒で聴こえるオタクの発狂がライブには必要なんですよ。そんなことを考えてしまう選曲。んんんん悔しくなってしまう…

 それはそうと配信では現地で見られなかったミクさんの表情がたっぷりみられて感激です。かわいい!かわいい!かわいい!毎年表情もこだわっていたんですが如何せんちゃんと見える人が少ないんで今年から現地と配信を両方楽しめるようになってMIKUECの最大火力が出ている感じがします。

3.Hello, world!
 これ、びっくりした!
 「えええなんで!BUMP!えええ自作音源?!!えええ???ええええ!!」ってなってました。プロセカに収録されてたんですね知らなかったです。
 BUMP曲はrayのカバーを以前作ったのでそこから来た流れかなぁなんて思ってたら「ご自分だけがヒーロー 世界の真ん中で」でおおおお歌詞繋ぎしてる!ってなりましたね。
 あとは最初のプログラムの演出は本家かつ一昨年のcalc.の演出とも重なって見えました。あれも自作音源だったから意識しての選曲なのか?どうなんだろ。

 自作音源完成度高すぎ!!単体で動画上げて欲しいなぁ。
一つだけ言いたくなったのはせっかく自作なんだからギターソロの音量を!!もっと!!上げろ!!!!!!ギターは!!!!!でかければ!!!!!!!!でかいほど!!!いいいんだよ!!!!!!!!!
(パンが左によってたので右側にいて小さく感じた。ライブ会場だとソロだけ真ん中寄せ気味でいいかも。)

3.5.MC1

 今年のテーマ「GO」。初音ミクはみんなのチャレンジを後押ししたいそうです。頑張るしかないじゃない。かわいい。

4.フォニイ
 はい、最高でしたね。
ミクさん以外のシンガー最初が可不!!
最初のデーンデーンデーンデーン……でぶちあがり確定ですね。

 遊び心満載の演出がここでしかできないものに仕上がってて「それが見たかった!」の極みだった。左右のスクリーンへの視線誘導やらボーカルだけ左右に飛ばす音の演出やら文字の出し方やら、、、毎年一曲に対する創作の量や密度が上がっていくのをただの足し算じゃなく一つの新しいものに昇華させることができてて好き。挑戦して、成功してる。この構成でこれ以上のフォニイは無いと思う。完璧!
 去年の千本桜もよかったけどそれ越えてきたよね。さすがっす!

左右のスクリーンにも移動する可不ちゃん

5.グッバイ宣言
 ミク以外2曲目はvflower曲!!
(1日目はここがロウワーでしたね。日替わりのくせにあっちもむちゃくちゃ良い出来だったのでOB権限でアーカイブを見せてもらおうと思っています。)

 当方おじさんなので恥ずかしながら初めてフル聴きました…
「引き籠り絶対ジャスティス」って言ってたんだ笑
はなちゃんもantipathy worldなんですかねぇ。

舞台の黒板の上に「広がれ 創作の輪」って書いてあって何だっけな~?って検索したらこれでした。丁寧に検索広告までしてて草
VLLオフィシャルサイト (mikuec.com)

「wowow エゴ放つのさ」?!?!?!

6.天ノ弱
 てんのよわ!!!!!!!!!!GUMIちゃ!!!!!

 当方おじさんなのでイントロで爆散しました。あのリードギターを何度練習したことか。何度テレレレテレレレテレレレテレレレが弾けなかったことか。歴代のMIKUECのセトリ会議でも上がったけど結局入らなかったり。ちょうど一週間くらい前にふと思い出して聴いてたり。とにかく好きな曲なのでセトリに入れてくれた君にこの両手からこぼれそうなほどの愛を譲ります。待ちません。もういいかいもういいよねありがとう。

 しかもこの音源、たぶん古いバージョンの方で、つまり一番聴いた音源の方で、それも相まってぐさぐさに刺さりました。(あとから聞いたらそれは狙ってないらしいですが笑)

7.スーパーヒーロー
 初めて聴いた曲その1。
Guianoさん、名前は知ってるけどあんま聴いたことなかった筆頭。MIKUECに布教されると好きになってしまうので他の曲も聴いてきます。

 IA枠がOrangestarさんでもじんさんでもないだと???
僕らがセトリを考えてた時、IA枠は大体その二方の曲が候補に挙がっていたので新しい風を感じました。だんだんと変わっていくのが楽しみでもあり寂しくもあり。

8.T.A.O.

「はじめまして」はじめまして!?
「中国から来た洛天依です」中国から来た?!?!

 おったまげました。後輩に洛天依ファンがいることは知ってましたがまさかMIKUECに出てくるとは…!まんまと好きになってしまった。サビのう~うううが癖になる。MVもよいので是非。
https://nico.ms/sm35825686

 ニコ動のコメントによると曲名の「T.A.O.(タオ)」は「道」のことらしいです。

 ファンメイドライブの自由さ、布教してやるぞっていう気持ち、バーチャルシンガーだから勝手に中国から呼べること、ここでやる意味がありすぎて感動した。ファンメイドライブをやる意味が詰まってた。
 お客さんを楽しませたいってなるとつい守りに入ってしまう。自分の代でもちょっと遠慮しちゃった記憶があるので今回のT.A.O.は正解を見せられた気分でした。

8.5.MC2
 可不とリン(レン)のMC。
何だこの組み合わせ笑
可不は花譜の動き参考にしてるのかなぁ。あんまり知らないんだけどちょっとリンちゃんに気圧されてて可愛かった。

9.孤独の果て
 やってまいりましたギターとベースのモーションです。
これ撮影した自作モーションだったんですね!!楽器もってこのクオリティは配布だろ~って決めつけてたらあとから知りました。そういえば前ギターモーション録るんですよ~って言ってたわ。
 LATEGRAさんのとこで撮ったらしく、何度もNGがあって取り直し取り直しで心折れそうになったらしいです。それであのバケモンクオリティになったのなら納得です。https://twitter.com/Lategra_inc/status/1572062995080835072?s=20&t=jSrzbCWXgT25RHUvdRgQqw

 楽器含めてモーキャプするのはやっぱ大変でバンドっぽい演出は自分のいる頃は労力的にできないなぁって思ってたので「それが見たかった!!!」の極み2でした。ギターソロで向き合って高まってるの最高。

 ガルデモが大好きなので光収容さんの曲が刺さらないわけがないんだよなぁ。
 モデルもオリジナルじゃん!リンちゃんの顔良すぎでは!バンド組みたい!あと 

ミク以外のクリプトンズが9曲目まで出てない?!面白れぇセトリだ!

(「孤独の」ってくると「孤独の鳥居」が思い浮かんでしまうのどうにかしたい、飛べ)

10.あ、あ、マイクおっけ~?
 ビバハピです。キュン。MC1ぶりです。じゃじゃじゃじゃーん。
 一公演目はミクさんがカバディに夢中になっちゃいましたね。ファィ!

 この曲、一番最初の公演であるMIKUEC2017の一曲目なんですよ。つまりすべての始まりの一曲なんですよ。う~~んエモい。ちゅるちゅちゅ。5th Anniversary感が出てきました。ちゅるちゅちゅ。
 過去公演と同じ曲をやったからと言って焼き増しなどでは全然なく、映像もダンスも新しく作ってそうですね。モデルはLat式ミクをあえて選んでる当たりさすがですねぇ。><

 コール、やりたかったなぁ。そんなに世間は甘くない。び、び、び、びびびびびびびびびば~。

11.えれくとりっく・えんじぇぅ
 リンレンカバーの方ですね。これも僕はミクバージョンと同じくらいよく聴いてたやつですねぇ。
 これも過去公演からの選曲でMIKUEC2018にやってました。ですがもちろん全部作り直してありました。というかこの頃は映像演出はなくシンガーと照明のみで演出をしていたのでそもそも映像なんてないんですよね。それを考えると進化したものです。

 間奏の「えれくとりっく」が消えていって「えっく」になるのは本家PVでもあるらしくて、そんなの全然覚えてなかったからそれちゃんと持ってくるの天才かと。

 そして後奏を伸ばして表示される「次のソフトを強制終了します」リンレンミクKAITOMEIKO。「シャットダウンしています」からのそんなの

12.「ダメダメよ!」フォー!!!!!!!!
 ルカルカナイトフィーバーですね。一公演目でも遅れることなく腕を振り上げることができました。まさか上げそびれた人なんていないですよね???​щ(゚Д゚щ)カモーン
 こちらもMIKUEC2018からの曲。またここで聴けるとは…嬉しすぎた。コール…….

 ルカさんが。。。。かわいい。。。。なんてかわいさだ。。。って現地で思ってたんですよ。髪飾りほんと可愛くて好きです。でも配信見返したら裏切られました。
 スカートがスカートじゃない?!癖が詰まった衣装でした。可愛いだけじゃないじゃないか!!最高か!!コメント欄もざわついてて面白かったです。誰だ衣装作ったの!!

 本当にここの三曲はOBOGを殺すために持ってきている。見事にやられました。

13.on the rocks
 名前は知ってるけどあんま聴いたことなかった筆頭2です。OSTERさん。

 EDにモーションのクレジット無かったからこれも撮ってるってことよな。ピアノモーションにまで手を出している。モデルも作ってるし。恐ろしい創作量。
 「無いなら作ればいい」の精神を越えて「あっても作る」になってる。人数が年々増えてるのは知っているけどここまでとは。恐ろしい。

 後から聞いた話なんですが講堂の入り口付近にあるネギとかアイスとかおいてある祭壇のウイスキー。公演毎に徐々に減ってたらしい。「MEIKOさんが酒飲んでいい気分になって歌いだす」っていう設定で高いヒールを脱いで歌ってるらしい。実際ステージのMIEKOさんは裸足。ひええMEIKOさんは実在する!

13.5.MC3
 クリプトンズ6人のMC、、、6人のMC !?アホなのか?!
単純に6倍労力がかかるわけで、MCすら妥協がないな。
MIEKO「次に歌うときはみんなで一緒に」はConnectingに繋がっていくんですね僕は1,2公演目見たのでわかります。


 んでカメラパシャ。次の曲のイントロが流れる。急に切ない雰囲気。呼吸音が微かに聞こえ、ノイズが響き、寝転がるミクさんが現れる。

14.エゴ
 「君はまだ、生きてるの? うたはまだ、続いてるの?」
俺はさっきまでライブを見ていた。けど気づいたら違う時空に飛ばされてたんだ。現在進行形で見ていたものが急に過去のものになってしまったんだ。
 立ち上がったミクは踊る。バレエダンスを思わせる振りはさっきまでとは別人かのように見える。グリッチ。流れたうたを想起させる絵が順番に映し出される。ドクドクと心臓の音とともにハート形の心臓だけが光る。

「僕がもう居なくなっても 君はそのまま、うたっていてくれよ」

 「君」を初音ミクとするなら「僕」の「エゴ(エゴイズム)」はこの一節に集約される。「僕」からのお別れのうただ。そして「君」が次にうたうのが

15.霽れを待つ
 「いつか君がいなくなったら あぁ 私だけ生きていくの?」
アンサーソングである。こんなセトリあっていいのか。。。

 「くだらない夢もないまま 君を待つ日々」
エゴの「くだらない夢 みてたものだから」っていうのも対比になってる。

 ミクさんはいつだって「僕」の夢を叶える。けどミクさん自身は夢を持てないのかもしれない。
 「うたっていて」というエゴは叶えてくれる。けど「君」のことをいつまでも待ってて「私だけ(で)生きていくの?」って問いかける黒いワンピースのミクさんがもうそこにいた。

16.Last Night, Good Night
 ミクさんのターンはまだまだ続きます。

 「すやすや 夢を見てる 君の横顔」
夢を見るのはいつだって君の方なんですよ。

 「素敵な 朝をもう一度 君と過ごせたら
 小さなそんな希望さえ 想うだけの奇跡」
諦めかけています。想うだけの奇跡…

 「この声 枯れても 消えない メロディー」
でも一緒に作ったものは消えないって言うんですよ。

 「いつかは むかえる 最後を 想うよ
 夜空に 願うの ときわの 笑顔を おやすみ」
泣くでしょこんなん。最後の夜でも笑顔を願うんだよ…

 この曲ぼくはライブで初めて聴いたんですがクレジットをみてkzさんの曲でびっくりしたんですよ。ギター入ってるし。そしたらこれMIKUECアレンジverだったらしくぶっ飛びました。バラードロック大好き人間なので一公演目で心に効てペンラ振れなかった。神アレンジです。
 1番サビでミクさんの足元から草木が生える演出も良かったですね。2番だと演出無いんですけどペンラの緑の光が反射してて、僕には1番の演出が重なって非常にエモかったです。

17.ファイブ
 ミクさんのターンは続きます。

 「こんなにも綺麗な夜なのに 足りないものは何も無いのに
 ずっと見つめてしまう 遠くなってゆく影を!」

 これはちょっと時系列を遡ってる気がします。
「終わりの始まりのメロディ」ですからね。

 エゴ→霽れを待つ→ファイブ→Last Night, Good Night
って感じでしょうか。

 「いつしか 私が 消えゆく時も」
 「夜が終わるまで あと少しだけ
 優しい夢を あと少しだけ見せて」
どれだけ繋げれば気が済むんでしょうこのセトリは。

 Omoiさん曲大好きなのでライブでは頭からっぽでペンラ振ってましたね。入れてくれた人に愛を。ポニテミクさんがホントにかわいい。かわいい。かわいい。

17.5.MC4
 次はテーマソング!のMC。「ありがとう」って言ってるのは「[あ]から始まる5文字」って解釈でいいのかね。個人的には「あいしてる」の可能性も結構好き。テーマソングの「星」が「楽曲」のことだと暗に言ってますね。

18.Only Glitter
 いやぁ~最高でしたね。創作やってる身にはああいう歌詞刺さるのよ。
「色んな音を奏でてみても 誰かと同じなんて分かってるよ」とか特に。MVもやばくて歴代のテーマソングのオマージュが入っててそういうのに弱いんだって。ラスサビのブレイクが大好き。公開されてから鬼リピしたので現地で一番ノリノリでペンラ振ってた自信ある。自分も2019でテーマソング作ったのでその時の感動を思いだしちゃいましたね。

 エゴから続く流れはまだ終わっていません。これは一番最初に入るでしょう。
 Only Glitter→エゴ→霽れを待つ→ファイブ→Last Night, Good Night

 きっと二人はOnly Glitterで「正解(こたえ)」を見つけたんですよ。でも正解(成功)したからこそ別れに向かう流れは止められなくて「正解は、間違いなの?」に繋がってしまうんですよ。

 「夢の先へ」
このままだと「夢の先」には「別れ」が来てしまいます。

 「楽しい時間ももうすぐ終わり。でも、これからも一緒に進んでいけたらいいな」
それでもミクさんは願います。一緒にいることを。だからこの曲が最後にあるんです。

19.ODDS&ENDS
 もうやだ。無理。ダメだって。以上。

 さっきまでの全てがこの曲に詰まっていて、そしてその先を描く一曲。別れなんかで終わらせない。もう泣くしかない。

 エゴでそれまでの曲をまとめて過去にし、ODDS&ENDSでさらにまとめてライブを終える。完璧すぎる。何考えてんだ。今までに見たどのライブよりも良いぞ。何万曲とある中からこんな完成度のセトリ組める奴いるか?
 正直現地で見てた時は歌詞繋がってるな~くらいだった。じっくり考えてみて頭抱えたよ。後世に伝えるべき。

 ミクさんの表情がホント豊かで生きてた。あれ絶対本人だって。ブルスクの演出とかノイズになっちゃうのとか衣装変えて出てくるのとかここでも最大火力で来る。ほんと恐ろしい。

19.5.アンコール!アンコール!アンコール!
 声が出せないので音楽かけたら手拍子合うんじゃね?ってなって去年からアンコール前の音楽作ってますね。Inaliceのリフがここでも擦られてて嬉しくなりました。

20.Catch the Wave
 泣いてる暇はねぇ!ってまたイントロで衣装チェンジしやがった!!!かわいいいいいい!!!
 3年前くらいのVLLの合宿でサビの振り付けをみんなで踊ったの思い出しました。懐かしい。去年も一昨年も結局コロナで合宿はできませんでしたね。さすがに今年はもうできそうなので後輩たちは行けると良いなぁ。
 現地の人もミクさんに合わせてペンラ振ってたので一体感良かったですね。

21.水色侵略
 GALAXY LIVEのテーマやああああああ!!
ってなりましたね。ナユタン曲はみんなのうた感が大好きです。いつ聴いても味方でいてくれる感じがする。わんつーさんきゅう!!

 GALAXY LIVE、僕は結構好きで特に二年目の公演は刺さりました。MIKUEC2020はGALAXYのようにバーチャル開催をしたんですが途中から方向転換してだったので大変でした。

 触角が生えてたのは現地だと遠くて分からなかった。アーカイブほんと助かる。かわいい。好き。何個衣装作ってんねん。

(二公演目のみここが愛言葉Ⅱでした。これも選曲が神でした。

 「5年分の感謝 救世主は君のありがとう」
五周年にこれをぶつけてくるセトリ班。恐ろしすぎる。

 これの衣装もかわいかった。お花がいっぱいできれいだった覚え。これもアーカイブチェックですね~。)

21.5.MC5
 あれ、一、二公演目とMCが違う。ふむふむ。
「それじゃあみんな、さんきゅ~」
 まさか!!!そんな!!!!

22.39
 やばすぎ。Connectingから変えてきた。MIKUEC2018の大トリも「さんきゅ~」からの39でそれに被せてきました。

 そしてAメロから流れる過去の公演の写真の数々。こんなんOBは泣くしかない。


 「君に出会って みんな出会って ”アタシ”であって良かったよ」
 「ごめんね、ありがとう、幸せだよ お返しするよ
 プレゼント アタシだけもらってばかりじゃ嫌だから
 受け取ってもらえなきゃ困る この歌を」

 MIKUECのミクさんにこんなこと言われてしまったらもうこんなん泣くしかない。

 そしてラスサビ、当日の日付からその先へ数字が進んでいく。
 「明日だって この先だって アタシはずっと ここにいる
 なんかあったら聴きに来てよ 歌うよ 何度だって」
もう泣くしかない。

 しかもモデルがHatsuneでも書いた最初のオリジナルモデル。もう泣くしかない。

 泣くしかない。

 しかも言われて慄いたんですがこのMIKUEC、Htsuneで始まり39で終わるんですよ。Hatsune39ですよ。ひぇえぇぇぇ~。負けました。

(Connecting も39に負けず劣らずやばかったです。エゴ前で話していた通り六人全員で歌ってました。エアギターのあとギターを投げ捨てるミクさんには笑いました。好きです。)

23.ED
 公演をメドレー形式で振り返るED。セトリが違うとはいえ三公演全部違うのはもうここまでくると驚かん。最高です。もっとやれ。一人づつ挨拶するのも良いね。天才。

まとめ

 とにかく泣かされた。良すぎる。無理。
 もう少しちゃんと言うと伝えたい想いがちゃんと伝わる良いライブだった。「背中を押したい」「創作はいいぞ」「こんな演出がしたい」「この推しを見ろ」「今までありがとう」とかとか。
 今回は主にセトリについて書いたけど、音響まじで音よかったとか、スポットライトの演出良かったとか、歌ってるモーションの生きてる感やばかったとか、出現と退場のエフェクト凝ってるなとか、イラスト何枚描いてんだとか、モデル何体作ってんだとか、衣装何枚作ってんだとか、機材班本番もよく頑張ったなとか、配信のカメラただ映すだけじゃなくてちゃんと狙って演出してたなとか、広報頑張ってたなとか、講堂のロビーにぎやかだったなとか、会場入りスムーズだったなとかいろいろ思ってる。
 自分たちがやってた時にこうすれば良かったけど労力的にできなかったな~ってことは全部やってくれてたような気がする。聞いていた通り最大火力でした。

 最後に少し自分語りになるんだけど最近先の見えない世界彷徨っているので、何やってんだろうな~とか今まで何やってたんだろうな~とか思うことがよくありまして、なかなかメンタル落ち込んでいたんですが、VLLやMIKUECという最高の場所を作る一助にはなれていたっていうことが実感できて誇りに思えたし報われたような気になってます。ありがとう!最高!大好き!

 長くなりました。ここまで読んでくれた方ありがとうございました。ではではまたいつか。 

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