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浪漫と算盤について

こんにちは、ANNWNマネージャーのひかるです。

少し前の楽曲ですが、
この宇多田ヒカルさんと椎名林檎さんの「浪漫と算盤」
という楽曲について話します。


この楽曲は是非、演者の皆さん、そして経営者にも聴いてほしい楽曲なんですよ。


早速ですが、歌詞を張りましょうか。


主義を以って利益を成した場合は
商いが食い扶持以上の意味を宿す

義務と権利双方重んじつつ飽く迄
両者割合は有耶無耶にしていたい

玄人衆素人衆皆の衆賛否両論頂戴
置きに行こうなんぞ野暮新しい技
毎度練り出したいです苦しくとも

僕には判っている貴方も同じ様に
ひとり生きている

宇宙を因数分解したとこで自由と
孤独だけが待っているんでしょう

玄人で素人で労働者で生活者の侭
面白可笑しく居させて煩わしい役
毎度請け負いたいです

虚しくとも
貴方を思うたび僕は赦されていく
夢と現を結わえて
屹度そう浪漫抱えたら算盤弾いて
両極のど真ん中狙い撃ってお願い
勇気をおくれ・・


疑わしい相手ならいつだって自分
ずっと進化したいよね答え合わせ
貴方を知るほど僕は正されていく
捨てた物じゃないただ生きようと



いや~、とても大事なマインドであると思いますね。


浪漫と算盤。


浪漫は言い換えれば、主義や理想の事。
算盤と言うのは、現実的にお金や立場などの事を指していると思います。
この考えって経営者、あるいは演者にめっちゃ刺さるんですよね。


経営者も演者も浪漫(主義や理想)が先行しがちです。


「あれ、やりたい!」
「こんな楽曲で私は活躍したい!」
「こんな事で稼いでみたい!」



言いたい事はわかります。
勿論、浪漫、つまり理想を追いかけてご飯を食べるのはいい事です。
でもそう簡単にはいかないのがこの現代です。
やはり需要が無い物は当たり前ですが売れるはずありません。


そんな簡単なものでは無い事を宇多田ヒカルさんは存分に理解しているから、
「主義を以って利益を成した場合は商いが食い扶持以上の意味を宿す」
と歌ってるのでしょうね。


よく言うじゃないですか。
「社会の一歩先に行くな。半歩先だ。」と。それと近いです。
社会の一歩後でもダメ。社会の一歩先でもダメ。


常に半歩先が必要とされている範囲なんです。


一歩先なんて誰も理解してくれないし、わかろうとすらしてくれないんです。
つまり、その範囲から出ると商売にならないんです。


大事なのは社会にマッチさせながらも、オリジナリティを打ち出す事。
社会に迎合しすぎても面白くないし、迎合しない物は無視される。
すごいむずかしい事ですよね。


経営者にもこの傾向は多く出ます。
得意な事、好きな事は勿論やった方がいいです。
でも、そういう場合(プロダクトアウトと言います。)



大事な姿勢は「突き詰める」ではなく「わからせる」事。
誰もがあなたと同じ脳みそをもってると勘違いするなよ。という事。
頑固で変な意地を持ち続けてしまうと大変な事になります。



経営者でそれをやると「会社が潰れます。」
演者がそれをやると 「あいつ薬でもやってんのか?」みたいになります。


本当に経営でご飯をたべたいなら。
本当に芸能の道でご飯をたべたいなら。


大事な姿勢と言うのは「浪漫と算盤」の割合を考える事です。


そこを考えれる人と、考えない人で大きく差は出てくる…筈です。


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