勝てずに終わった…年少息子のはじめてのコマ回し大会。
unuです。4歳の息子を育てているのですが、今年3月頭に息子の幼稚園で開催された「コマ回し大会」でちょっと切なかった話を書きますね。
(1)ひたすらコマ回しにいそしむ息子。
コマ回し大会とは!まずクラス全員で一斉にコマを回して、一番長く回し続けられた園児をクラスで上位男女2名ずつ選出し、後日クラスの代表者同士で競って優勝者を決める会でした。
初めのうち、息子はとにかく張り切っていました。
家では暇さえあればコマを回し続け、主人もストップウォッチでコマが回っていた秒数を測ったり回し方をアドバイスしていました。そんな事ばかりしていたので、普段の癖もこんな感じになっていました↓
(ことあるごとにコレしてたなあ…。)
(2)練習してるのに全然勝てない…。
仲の良いママ友は「うちの子、家で全然コマの練習しないのよね」と嘆いていましたが、それでもその子はクラスで一番になったことがあるそうです。
一方、家で自主練しまくってる我が子がクラス一番になったことは一度もありませんでした。
息子がその子に「(息子)君は最後まで残ったことないんだよね〜!」と悪気なく言われて「うん。」と小さくうなずいているのを見て、見ている私の方が切なくなってしまいました。
大会開催が近づくにつれて、息子はコマ回しについてあまり話さなくなり、クラスの代表には別の子が選ばれたようでした。
(3)母に似て不器用な息子。
ある晩息子が寝付いた後「あんなにコマ頑張ってたのに、なんだか切ないよね。」と主人に話すと、
「でも、すぐに上手く行かなくても頑張り続けられるの偉いと思う。俺はそういう時すぐ諦めがちだけど、社会人になったら苦手なことでも積み重ねていかなきゃならないし、(息子は)良い性格なんじゃないかな。」
と返ってきました。
私はどちらかというと物事をコツコツ続けることは出来ても、ここぞという時に結果を出しにくいので、タイプの違う主人の言葉を聞いて自分まで肯定されたような気持ちになりました。
「努力すれば報われる」なんて絵空事だよな〜と頭では思う一方、本当はそうであって欲しい。出来れば息子にも「頑張ってると報われるんだからそのままの姿勢で良いんだよ!!」って言ってあげたい…。
(4)報われるまでやるのが本当の努力。(なのかな?)
「努力すれば必ず報われる。報われない努力があるとすれば、それはまだ努力とは言えない。」
すごいパワーワードですよね!私がめげそうな時に定期的に思い出している心のお助け(?)ワードで、元子役の芦田愛菜ちゃんきっかけに知った名言です。(元は野球の王監督のものらしいけど、愛菜ちゃんが難関中学校に受かった時に座右の名として取り上げられていました。)
今どき「とにかく努力!」なんて流行らないかもしれないけど、この切ない出来事をきっかけに、私の中で息子に努力が報われる世界を見せてあげたいなと思うようになりました。
私は「お仕事でイラストを描く」のが目標なので、日々お絵描きに勤しんでいます。最近はApple Pencilでフルデジタル絵を勉強中。
息子!!年中さんのコマ回し大会は報われるまで頑張れたらいいね、不器用同志頑張ろうね。
(おしまい)
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