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5教科合計で何点やった?

おはようございます。今日の記事はいつもと違う内容でいきます。何故か日本サッカーはボールの扱いが上手い=サッカーが上手な選手になってしまっているということについて。

ボールコントロールはあくまでサッカーの一部

それなのに何故かそれが優れていることがサッカーが上手いということになってしまっている。なんでだろう。学校でいうところの5教科のうち1つの教科が優れている生徒をあの子は勉強が出来るとは言いませんよね。例えば数学だけ100点で他の科目の平均点が30点だったらどうでしょう、その子は勉強が出来る方でしょうか?数学は得意だけど他はイマイチという評価になるはずですがことサッカーになるとボールの扱いが上手いだけでサッカーが上手ということになるのが謎です。

平均点が高い選手が試合に出れる

5教科で例えると平均点が高いやつが試合に出れます。簡単にいうとボールの扱いが上手くて身体的に強くてコミュニケーションも取れてメンタルも強くて個人戦術もある選手。こんな選手が試合に出れる。平均点が低くても一科目だけ100点の選手が悪いわけではなくそんな選手はどうしても交代要因になってしまうということ。スタメンで出れるのは平均点が高い人。
もしプロサッカー選手を目指している中高生が読んでくれていたらそれを意識してください。あなたが先生でクラス対抗学力テストのようなものがあってクラスから5人選んでくださいと言われたら平均点が高い人を選びますよね。それと同じです。

なぜそうなってしまったのか

多分だけど島国だから。EUみたいに国同士が繋がっておらず情報が入ってこないから日本独自の変化を遂げてしまった。サッカーはEUを中心に回っている(多分)からEUの人たちからしたら日本人の評価が「ボールの扱いは上手いけどサッカーは下手」となってしまうのも全然理解できる。それは地理的にしゃーないやん。多分やけどサッカーが下手というかEUの人たちのスタイルと全然違う、CLはアジア人少ない、いろんな事をひっくるめて日本人=サッカー下手という認識になっているんでしょう。

それを解消するためにはどうすればいいか

どうすればいいか正直わからない。距離的にEUからしたら日本は極東と言われているほど距離遠いしそれを体感する機会は普通にサッカーしていても多分ないやん。強豪校でもEUの同世代と試合するのは3年間通して1試合あるかないか位の頻度じゃないかと思う。EUで経験積んだ指導者が日本に来ても環境というものは怖いものでどうしても今いる環境に染まってしまいがち、サッカーはプレーする期間が短いからEU生まれEU育ちの方が圧倒的に有利、考えれば考えるほどどうしようもないんじゃないか。ベスト8の壁は育成の問題ではなく地理の問題ではないのかと思ってしまうほどであります。地方にいる人がオシャレになりたいと思ったらやっぱり都会に出てくるのが手っ取り早いやん。SNSでいつでもオシャレな人たちを見れるけど実際に体感するのとは違うやん。それと一緒かなと思う。

終わりに

本田選手が若い人にアドバイスとして「明日荷物まとめて海外行け」ということを言っていたけどその通りだと思う。その環境に飛び込めばもうあとはやるしかないしやれなかったらまた別の道を探したらいいと思う。サッカーを一生懸命頑張って平均点が低くてもそれさえ頭に入っていれば自分が平均点を高く取れる分野を探せばいいだけ。そしたらサッカーやってきてよかったってなるやん。多分。

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