グロービスのデザイナとしての私

#私の仕事 が流行ってる、と同僚から聞きました。
グロービスの田山と申します。UX や UI 領域を担当しています。

グロービス』というと、ご存知の方は MBA (経営大学院)が真っ先に思い浮かぶと思いますが、それ以外にも法人向けの研修やビジネスコンサルティングを主なビジネスにしている会社です。


え、 デザイナがいるの?

そうなんです、デザイナとして所属してます。
古くからの付き合いがある方には「講師になったの?」とか聞かれますが、自社サービスのデザインをしています。
ロジカルシンキングに長けたビジネスサイドと優秀なエンジニアに助けられながらプロダクトを開発、改善してます。


具体的に何をやっているのか?

・Web サービスのデザイン
・採用活動
・UX ツール、メソッドの啓蒙
・デザイナが働きやすい?仕組みづくり

Web サービスのデザイン

現在会社が注力しているデジタルプロダクトは主に 2 つです。
1 つ目は グロービス学び放題 です。
ビジネスナレッジを動画で学べるプロダクトで、MBA や研修を受けるほどの時間的または費用的コストが割けない方でも、手軽に学べるサービスです。こっちはアプリもあります。

2 つ目は グロービス・ラーニング・プラットフォーム という社会人の学習といえばココ!みたいなものを目指しているプロダクトです。

そして私が所属しているチームは後者で、まだまだ発展途中かつ、プラットフォームビジネスなので、エンドユーザだけでなく様々なステークホルダー(人事やコンテンツプロバイダ)やバックステージなど、それぞれに最適なサービスってなんだっけ?といった見た目だけのデザインではない点に大変やりがいがあります。


採用活動

Wantedly が主たる活動ですが、文章書いたりや写真を撮ったり加工したり、ポートフォリオを拝見したりスカウトしてます。あと面談も。

会社が実現したいものと比較して、デザイナの数が足りてない(≒競合に負ける!)危機感があり、UI Crunch に役員と一緒に行ったりして、自他ともにやる気を高めています。

今後は採用戦略を詰めながら(最近やっとスタートできた!!!)ペルソナに従って、弊社と共に成長、共創できる方を探していく予定です。


UX ツール、メソッドの啓蒙

ミクロなところをこだわってきたからこそ、思うのですが ビジネスサイドがデザインを理解し、UX ツールを正しく使いこなせれば もっと世界は良くなると信じています。(Figma 最高!)
全員でユーザ調査を行って、正しくサービスを開発していきたいです。

具体的には以下を参照してください。
・ https://qiita.com/hikaru_tayama/items/79b12df47a7a95138bfc
・ https://qiita.com/hikaru_tayama/items/c8d9310d5a4e4cca7a68


デザイナが働きやすい?仕組みづくり

デザイナが奇跡的に来てくれても、(ある一定期間)会社に貢献したい、所属したいと思えなければ意味がありません。
また、とてもいい方でも会社として受け入れられないみたいな悲しい現象(結構ある泣)をなくしていきたいので、デザイン戦略会議というタイトルで、組織横断案件やデザインシステム、採用とオンボーディング、対外ブランディングなど、広義のデザインにチャレンジしています。

グロービスには起業家精神あふれるビジネスサイドやスーパーエンジニアが多く在籍しているので、ハッカソン的なイベントみたいなものも将来的にはやってみたいと勝手に妄想しています。(VC 機能もあるんでデザインコンサル部隊とかつくりたいな・・・)


そして、これからやっていくこと

デザイナが入ってまだ2年経っていない会社です。苦戦もすると思いますが以下を実行していきたいです。

・20% ルールをデザイン組織化へ傾ける
・グロービスにもデザイナいるよ、っていう対外活動
・デザインシステムの構築
・デザイン版 Teal 組織。

20% ルール をデザイン組織化へ傾ける

(公式にやってると言ってるかは謎ですが)私の場合 Web サービスのデザイン以外はこれに当たります。その他にも他のエンジニア、データサイエンティストと新しいサービスを作ろうとしたりしてます。

会社のモットー?である自由と自己責任が表すように、好き勝手やらせてもらっていますが、ちょっと時間が足りない感じがするので増やしていこうと。


グロービスにもデザイナいるよ、っていう対外活動

今は片手に収まるくらいしかデザイナがいません。そもそもグロービスにデザイナがいることは知られていないだろうし、当然ですが社内のデザインへの理解は高くありません。
しかしイノベーションのためにはマーケティング、ブランディング、そしてインナーブランディングが大切なので、味方を増やしていこうと思います。


デザインシステムの構築

小手先のビジュアルを揃えるだけでよいのなら、制作会社のほうがスキルも実績もスピードもあります。

であればインハウスデザイナなら、ビジョンやミッションから一貫したブランディングとしてのデザインシステムを作るべきだろうなと。
といっても最初から出来るものではないので、捨てられる範囲で小さく繰り返しやっていきます。


デザイン版 Teal 組織

多くのデザイン組織は未だトップダウン型であり、組織的には未成熟だと思っています。これは前職の頃から実現したかった事だったのですが、なぜかデザインに関しては強いリーダーシップがないと途端に崩壊してしまう性質があるようです。

CXO や CDO が必要!とかではなく、全員で課題解決、問題提起をしていきたいと願っています。今はそういった意味で本当によいデザイナに囲まれていて、みんなのためにも結果を出さないといけないなと思います。


・・・という感じがグロービスのデザイナとしての私です。
偉そうにいろいろ書きましたが、どの点も確固たる実績がない私ですら、「やりたい」と言えば「やれる」環境が整っています。

少しでも共感いただけた方、興味を持っていただいた方はぜひ遊びに来てください。個人的にも飯でも行きましょ。

Wantedly もぜひご覧ください。

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