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看護師です。今日は夜勤。

わたしは三次救急の病院の一般床に勤めている3年目の看護師です。

夜勤。
行きたくな〜〜〜〜〜い!!!!!!!


夜勤は、20:30〜9:00まで。

今は夏なので、あたたかい風が吹く薄暗い道を歩いて病院へ。
どんなに行きたくなくても、駅のエレベーターに乗るときには背中がシャキッとしてきます。

20:30から夜勤といっても、しっかりと情報収集しないと不安で不安で、19:15頃には病棟につきます。

病棟に着いた時のナースコールの多さ、看護師のバタバタ加減で最初に患者さんのところを周るときの大変さがわかる、気がします。

夜勤って何が嫌かというと、日勤と違って、部屋ごとに持つことです。
部屋で重症度がほとんど決まっているので、重い部屋を受け持ったら、全員重い。

わたしは、他の人が受け持つくらいなら自分が受け持った方がいい看護ができると思ってしまうので、重いところを引き受けてしまう。
確実に自分の寿命を縮めていると思う。

本当に、患者が死ぬか、わたしが死ぬか、どっちが先かと思いながら働くときがあります。

うちの病棟は、3時からは怒涛の時間です。(3時まですべてのことを終わらせないといけないのもつらいのだけれど。)

オムツ交換、口腔ケア、経管栄養、採血、食事介助と、ただただ目の前のやることをこなす。
気づいたら8時になっている。そんな感じ。

(その間に認知症、せん妄患者の対応とか、1時間おきにトイレに行くおじいちゃんの対応もあり〼)

ただただ身体が重い。これがわたしにとっての夜勤。


でも、そんな夜勤にもただ一つ好きなところがあります。
それは朝の景色。

朝早い時間の、ちょっと明るくなってきた頃。
ぼーっとする身体でふと外をみると、静かな街がみえるのです。
ちょっと白くて、青くて。空気が澄んでいる感じ。
その時ばかりは、ほっとする。
大好きな景色。


さー、今日もがんばるぞー!

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