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AIが仕事をしやすいように、我々人間が働き方を変える日が、近い将来訪れる。

『AIドリブン経営』須藤憲司

スドケンさんの最新刊。めちゃくちゃ勉強になりましたし、めちゃくちゃ「その通りだなぁ」と思って本に向かって何度もウンウンと頷きながら読ませていただきました。のぐりゅうさんがAIはExcelくらい誰もが使うツールになると言ってたように、「もっとAIを活用しなきゃ、って言ってた時代がかつてあったらしいよ」と笑ってる未来はあっという間にくる。

✔︎人的資本の重要性が相対的に下がると同時に、金融資本の価値も相対的に下がるのです。逆に価値が高まるのは、知的資本です。

✔︎AIの民主化後は、プロディジー(天才性)こそが投資すべき価値になる可能性があるのです。

✔︎AIが仕事をしやすいように、我々人間が働き方を変える日が、近い将来訪れるだろうと思ったのです。

✔︎自社独自のユニークなデータ=ドメイン知識×その企業ならではの強み

✔︎AI活用タイミング(When)、AI活用目的(Why)、AI活用プロセス(How)

✔︎AI活用事例
①Salesforce アインシュタイン ビッグデータを活用した分析ツールでデータ駆動型の意思決定をサポート
②EvenUp 人身障害の法的事務を代替し、督促状のワークフローを自動化
③Notta 同一画面内で文字起こし、要約、todo作成まで完結
④ELYZA 同じインプットに対して異なるアプローチを瞬時に提供
⑤Typeface キービジュアル、広告バナー用動画、画像の作り分けを瞬時に
⑥Runway 文字から動画だけでなく「画像から動画」も実現
⑦Synthesia スライドから簡単に動画化し、アバターが多言語対応で自然に読み上げ
⑧Merlin、Ada 対話型やりとりを音声で実施し、顧客に負担をかけずに情報を引き出す

✔︎AI中心の業務プロセスであれば、「どこに人間を導入するか?」という発想になります。

✔︎「AIって使えないですね」と言う人は残酷にも「自分は使えない人である」と言ってしまっている可能性が高いのです。

✔︎チーム型組織→プロジェクト型組織→ギルド型組織

✔︎感情を込めたエモーションプロンプトを使うことで、LLMの性能が向上することがわかりました。

✔︎AIへの置き換えが難しい三つの力
1.意思決定力 2.AIによるUXデザインおよび業務デザイン能力 3.人間関係構築スキル

✔︎織田信長の目線に立って、ルールが変わる瞬間を自ら起こしていく、そんなアニマルスピリッツが求められています。

✔︎「世界は落下している」生成AI登場前には戻りません。むしろ、それがある前提で世界は進んでいくとするのであれば、どうやって落下していく方向を見定めていくかを考え、行動し、一足先にそっちの世界に行ってみる。 

#AIドリブン経営
#須藤憲司

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