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ひきこもごも

ひきこもごも【悲喜交交】悲しみと喜びが入り交じっているさま。 悲しみと喜びを同時に、また代わる代わる味わうこと。 「交交」は、「こもごも」と読み、入りまじるさま。 また、次々とやってくるさま。

ひきこもり支援にあたって、メンバー全員で団体名を考える際にでてきた言葉です。ただ語呂がよかったから候補に残りました。
しかし、意味合いをよく考えていくとひきこもり支援と通ずるところがあると感じるのではないでしょうか。

ひきこもりのただ中にある方にとって、あるいは困難さを抱えて生きる人にとって、あたかも人生はとても苦しく閉塞感に満ちていて進むことも戻ることもかなわないと感じるかもしれません。

しかし支援者から見ると、若かったり、健康だったり、おもいやりがあったり、やさしさがあったり、その人の持つ魅力(ストレングス・強み)がたくさんあるように感じるのではないでしょうか。

時系列でみても、実は当人の状態も一定ではないことに気づきます。
良い時と悪い時がおよそ交互に、波のように状態は揺蕩っているのですが、当人は気づいていなかったり翻弄されたりしています。

支援者はその波を見守りながら、当人がうまく波乗りができるように、あるいはできたらいいなと思いながら伴走をしていくことになるのではないでしょうか。

当人が、その山や谷を感じることができるようになることも支援の一部かもしれません。その様子は波乗りであり、ひきこもごも、いいこともつらいことも、交互にあるいは混じり合ってかわるがわる味わうものでしょう。

ただの語呂で候補に残ったひきこもごもですが、案外と意味合いの面でも通じていると感じています。


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